皆さんこんにちは。今回は、40坪という面積で二世帯住宅を建築する際にどんな事を知っておくべきかというお話をしていこうと思います。

二世帯住宅にはまず色々な建物のタイプというものが存在し、それを決めないとなりません。

また色々な間取り図を基に、それぞれの特徴などを細かく解説していこうと思います。

そして最後にはおおよその建築費用を算出し、それをローンシミュレーター月々の支払額を出してみたいと思います。

建物を間取り設計するうえで、一番大事な要素とは何なのかを解説していきましょう。!

この記事でわかること
  1. 40坪二世帯住宅の間取り例を解説
  2. 40坪二世帯住宅の建築費用
  3. 40坪二世帯住宅のローンシミュレーション

[間取りアフィリ]

間取り設計で重要な二世帯住宅の家のタイプとは?

二世帯住宅

引用元:https://ux.nu/TAV7m

家の間取りを設計していくうえで、とても重要な”二世帯住宅のタイプ”というのをご存知ですか?

今回は家の部屋や機能などをどこまでお互いの世帯で共有するかが大事になってくるタイプについて紹介します。

二世帯住宅では大きく分けて3つのタイプに分類されますが、それぞれのメリット・デメリットについて解説します。

完全共有型

家の中の部屋や機能、環境をお互いの世帯で完全に共有するという文字通りの間取りがこちらになります。

メリットもデメリットもありますが、このタイプの一番のメリットは建築にかかる費用が一番安いという点です。

やはり住宅設計において、色々な機能や環境を取り入れたくなる人は多いと思いますが、結果費用面で妥協しないとならない点はどうしても出てしまいます。

もし完全共有型にすることができれば、費用面をかなりカットすることができるので、お互いの世帯の人たちが取り入れたい要素というのを実装できる可能性はかなり高くなります。

完全分離型のメリットとデメリットを箇条書きにしてみました。

  1. メリット1. 建築費・生活費を安く抑えられる
  2. メリット2. 家の中がにぎやかになる
  3. デメリット1. 知人や友人を招きにくい
  4. デメリット2. 生活音が気になる
  5. デメリット3. 何かと気を遣う
  6. デメリット4. 生活費の負担割合が計算しにくい

部分共有型

二世帯住宅の中で、家の中の一部の機能や環境・部屋などを共有するタイプの住宅です。

完全共有型と違って、自分たちのプライベート空間が用意されているために、先程書いた「奥様が気を遣う」というのが少しでも軽減される環境と言えます。

しかしながら、家の何を部分共有にするかはその家次第であり、例えばキッチンだけ共有とか、リビングだけ共有なんていうパターンにする家庭が多いですね。

これもお互いの世帯でしっかりと話し合わないと建築してからでは遅い事が結構あります。

「本当はわたし、こうしたかったんだけど?」

なんていうセリフが家を建ててから出ないようにしっかりと入念な打ち合わせを素直に行う事が大事です。

それでは以下にメリットとデメリットを紹介していきます。

  1. メリット1. 程よい距離感がストレスを感じにくい
  2. デメリット1. 建築設計の段階から話し合いが必要
  3. デメリット2. 家の環境によっては結果気を遣いやすい

完全分離型

完全分離型は名前の通りですね。

2世帯の居住スペースを各々で隔離し、玄関からキッチンまで同じ屋根の下にいながらも分離している状態の二世帯住宅です。

特徴は色々ありますが、デメリットである予算がかかるというのかかなり致命的になります。

しかしお互いのプライベートが守られ過ごしやすい環境になるのは人気の理由の一つです。

    1. メリット1. お互いのプライバシーを確保しやすい
    2. デメリット2. 片方の家族が在宅しているか把握しにくい
    3. デメリット1. 建築コストが膨大になる
    4. デメリット2. 入念な間取りの打ち合わせが必要
    5. デメリット3. 世帯同士のコミュニケーションが減る

というように上記3つのタイプから色々なメリットやデメリットがあるのがわかると思います。

以下の記事ではそれぞれの形を活かしたさらに詳しい情報を載せているので、二世帯住宅のタイプについて更に知りたい型はぜひチェックしてみてください。

二世帯住宅の部分共有型・完全分離型などを解説!それぞれのメリットは?

二世帯住宅の分け方に違いがある?

これから紹介する間取りにも出てくるのですが、二世帯住宅を設計したときに色々なタイプを選択しないとならないのと同時にあるものを決めないといけません。

それが上下分離型か、左右分離型のどちらかです。

予算にも関係してくる大事な要素だったりするので、間取り設計をする前からお互いの世帯で話し合っていなかった!!

と事がないように、以下の記事で詳しい内容をチェックしていただければと思います。

完全分離型二世帯住宅の分け方上下型・左右型とメリットデメリット

 

間取り設計において40坪の二世帯住宅は狭いのか?

40坪の二世帯と聞くとどれくらいの広さかイメージが湧く人はかなり少ないと思います。

もし上記で紹介した建物のタイプによって、建物の面積がかなりギリギリになってしまうパターンが考えられます。

しかしながら、収納機能を欲張ったり、書斎はサンルームなどの拡張機能的な部屋を作らない限りは基本的にゆったりと過ごせる環境ではあります。

以下の表で簡単に説明を知ています。

部屋数追加機能(WIC・納戸・書斎など)各部屋の広さ
完全共有型の40坪多く確保できるゆとりがある標準から広め
部分共有型の40坪標準的標準的標準
完全分離型の40坪理想に届かない可能性がある取り入れられない可能性がある狭い〜標準

40坪という土地は二世帯住宅ではギリギリの面積ではありますが、完全に二世帯住宅にした場合のみ、少々機能性などを受け入れられない可能性が高くなってきます。

標準的な間取りにすれば、基本的にゆったりとした住まいになりますが、LDKが2つあったりトイレやお風呂なども2つある間取りになってしまうどどうしても部屋数を理想の数キープするのは難しくなる可能性があります。

完全分離型の理想の間取り4LLDDKKくらいが理想といえます。この際の部屋の広さというのは4.5畳から6畳程度でLDKは16〜20畳の広さになると思ってください。

間取り図から40坪二世帯住宅の特徴を解説

ここからは二世帯住宅の間取りを実際に見ながら解説していきます。

今回は40坪の完全分離型ということで解説していきますが、中には坪数が若干違ったり、部分共有型的な二世帯住宅もあるので、そこも解説します。

間取り例1.屋根裏収納がある完全分離42坪二世帯住宅

アクセスポイントがある二世帯住宅

引用元:https://ie-made.com/separationhouses-floorplan/

それぞれの玄関を入ると分離されたホール、そしてLDKへと出ます。

子世帯のエリアのみ、階段が設けられていて、2階は3つの部屋とWICとトイレがあります。

トイレが3つある二世帯住宅も結構珍しいですね。

そして大きな特徴として、子世帯の二階のエリアから行ける屋根裏収納です。

中二階的な役割でシーズンオフの道具(暖房器具や扇風機)などをしまっておくのに重宝する場所で、二世帯住宅の限られた土地をしっかりと活かした間取り設計になっています。

また子世帯側のLDKは天井が吹き抜けになっているという点も良く、開放感があり、広く感じる空間を演出しています。

間取り例2.玄関1つ和室のみ部分共有の二世帯住宅

入り口だけ共有二世帯住宅

引用元:https://iemadori.com/nisetaijyuutaku-layout40tubo/

玄関と一回の和室のみを共有スペースにしたゆるい繋がりの二世帯住宅です。

実は完全分離型よりも本来の理想の家の形というがこのようなタイプで、やはり祖父・祖母たちの要望としては孫との距離を近くしたい。

というのが考えられます。こういう間取りにすることによって、お互いの家族が安心して子供を育てることができ、奥様もワンオペに育児になることは極めて減ります。

もちろん、これまでにあがった「気を遣う」こともあるかと思いますが、やはりコミュニティスペースがあるのはいいことですね。

間取りの特徴としては、玄関が一つで共有されている事です。こちらもメリット・デメリットがありますが、こちらの家庭では一つを採用し予算面もカットしています。

二階部分に広いバルコニーがとってもたくさんあるこの特徴です。

洗濯物が乾かし放題ですね!

間取り例3.L字型平屋の似せたい住宅

L字型平屋二世帯住宅

引用元:https://ie-made.com/separationhouses-floorplan/

こちらもシステマチックな間取り担っていますね。

玄関は一つの共有型で、一階と二階で隔離しているタイプの二世帯住宅です。

L字型住宅の形を生かした間取りになっていて、L字の突起している部分をLDKにして他にはWICや各お部屋を配置。

これはオーソドックスな配置で人気がありますね。

まるで平屋建てのような一階部分のウッドデッキと2階にもあるバルコニーが素敵ですね。

庭には樹木で囲まれているために家族内コミュニケーションをしっかりプライバシーを確保しながら楽しめます。

間取り例4.玄関のみを共有にした40坪二世帯住宅

玄関のみ共有の二世帯住宅

引用元:https://ux.nu/8r3ga

こちらも玄関を共有にした二世帯住宅です。坪数は40坪ですが、広々と部屋を確保しています。

その理由が親世帯の方の間取りです。

LDKを8畳にしたり、部屋す寝室とそれに隣接するクローゼットだけにすることで子世帯の方にゆとりのある間取り設計ができます。

基本的に親世帯は部屋が少なくて済むことが多く、相談しあってどういう割り振りにするかを話し合うのがいいでしょう。

トイレは3つ、それぞれ水回りも完備されています。

また大きな収納がたくさんあることで過ごしやすい二世帯住宅ナノがわかりますね。

間取り例5.I字型中央分離型二世帯住宅

 

I字型二世帯住宅

引用元:https://myhome-1000man.link/40tsubo-nisetai-madori/

非常に変わった似せたい住宅の間取り図です。

中央の中庭をウッドデッキエリアにしてここを共有部分にします。

そしてそれを中央にかまえて両サイドにそれぞれの家を設けた面白い組み合わせの家です。

コストはそれなりにかかりますが、完全分離型としては最高クラスの隔離環境となっていて、お互いに気を遣うことなく、中央のテラスでゆっくりとコミュニケーションが取れる間取りになっています。

片方の家には回遊動線を取り入れ、家事のしやすい環境を取り入れ、もう片方の家は車庫を家の中に設ける事で雪や雨から守れる様になっています。

このように多くの機能を取り入れた非常に面白い間取りのお家ですね。

このお家は、平屋なのでかなりコストは普通の二世帯住宅と比べて高くなりがちですが、その分住みやすい環境になっていますね。

40坪二世帯住宅の外観を解説

次は外観について解説していきます。家の中も家の外もデザインはこだわりたいですよね。

しかしながら、二世帯住宅となると、家のデザインはどちらかの意思をしっかりと受け入れて決めないと残念なデザインになってしまうことも。

本当はこうしたかったのに、という後悔が残らないようにするためにも外観デザインをいくつかチェックしてからデザイン設計をしてみてはいかがでしょうか。

北欧風のデザインのツートーンカラー住宅

北欧風ツートン住宅

引用元:https://www.hng.ne.jp/case_detail193-19.html

北欧風の外観デザインを取り入れたおしゃれなお家ですね。

なによりも上と下で色に強弱をつけたツートーンカラーのデザインがとっても素敵です。

また白とネイビーブルーの組み合わせもなかなか真似できない色合いです。

玄関にはちょっとした庭石と植木があり、さりげなくおしゃれを演出。

家のとこは砂利とコンクリートで作った庭があり、玄関部分のブラックの階段もとてもおしゃれです。

ホワイトを基調としたアメリカンスタイルの家

アメリカンスタイルの家

引用元:https://www.eda-kenchiku.jp/works/928/

こちらも大きくてシンプルな見た目をした素敵なお家ですね!

ホワイトを基調としたアメリカンスタイルのお家です。

まるで牧場のど真ん中に建てられたお家をイメージできますが、日本の住宅においてこういったデザインは結構珍しいですよね。

白い四角い家は広々としていますが、外観的なデザインでいくと、おしゃれなアメリカンスタイルで独特感のある窓やLDKから出られるウッドデッキ。

そしてそこから広がる広い庭がとっても素敵です。

土地に余裕がある人はこういうスタイルの家もいいですね。

高級感のあるおしゃれな二世帯住宅

高級感のある二世帯住宅 引用元:https://suvaco.jp/project/tbk8NZeNMu

とっても高級感の感じるセレブチックなお家です。

この字型の2階建て二世帯住宅というのも珍しく、正面から見るとわかるように、たくさんの光を取り込むことができる快適なお家になります。

玄関んいつながるポーチは地面がアスファルト加工が施工されており、あるきやすく水はけもよくなり、遊び場やリラックススペースとしても快適な場所になります。

また目隠しがされている場所はライトがそれぞれ設置されています。

ここではバーベキューを楽しんだりすることができますね。

かなり高級感の感じるおうちですが、お家どころか家の前からすごい品質を感じることができます。

予算と土地に余裕があればこのようなデザインにするにもいいですね。

40坪二世帯住宅の建築費用について

ここからは二世帯住宅の完全分離型の費用に関するお話をしていきます。

40坪の二世帯住宅というのは、実際にどれくらいの建築費用がかかるのでしょうか?

まずは3タイプの家の費用を比較してみましょう。

完全共有型部分共有型完全分離型
40坪・4LDK2,400万円2,800万円3,200万円
40坪・5LDK2,500万円2,900万円3,300万円
40坪・4LDK・多機能型2,600万円3,000万円3,400万円
40坪・5LDK・多機能型2,700万円3,100万円3,500万円

※多機能型とは、屋外に庭やウッドデッキを設けたり、多くの収納機能や部屋などを搭載した住宅を言います。

今回は完全分離型の二世帯住宅の紹介ということで、こちらの値段のチェックからいってみたいと思います。

まずは4LDKを想定とした価格設定は基本的に3,200万円くらいの価格が望ましいといえます。

この価格帯は二世帯住宅の40坪のお家であれば妥当な価格帯だと思います。

もちろん地域差や工務店さんの見積もりにより大きく変動しますが、あくまで参考程度にしてください。

チェックしてほしい項目のもう一つとしては完全共有型との費用の比較です。

同じ40坪の4LDKだったとしてもタイプが異なるだけで、2,400万円と3,200万円という価格の差が出ました!

その差額は800万円にもなります。同じ坪数でタイプが違うだけで800万円というのはかなり悩んでしまいますね。

お互いのプライバシーを確保するのが優先か、それとも予算か。

入念な打ち合わせが必要になると思います。

二世帯住宅40坪のローンシミュレーション

次は建築費用を基とした、月々の支払いについてのお話です。

やっぱり最終的に気になるのが、総支払額ではなく、月々の費用ですよね。

一ヶ月の支払い金額はとっても重要になってくるので、総費用と照らし合わせて計算してみましょう!

以下の条件をもとに計算していきます。

ローンシミュレーションの条件
  • 頭金・ボーナス払いは0円(無し)
  • 返済期間は35年
  • 金利は変動型で0.95%で計算
建物の種別(完全分離型)建物の建築費用土地の代金(目安)総額月々の支払額
40坪・4LDK2,400万円1,200万円3,600万円100,786円
40坪・4LDK・多機能型2,500万円1,200万円3,700万円103,586円
40坪・5LDK2,600万円1,200万円3,800万円106,385円
40坪・5LDK・多機能型2,700万円1,200万円3,900万円109,185円

結果は上記の通りになりました。

40坪の二世帯住宅で、土地の代金を1,200万円で設定した場合3,600万円〜3,900万円という総額になりました。

結果は10万円から11万円くらいの支払額ですね。

完全分離型はやはりコストが高くなりやすいだけに二世帯住宅とはいえ、この金額になってしまいます。

二世帯でこの金額を割ると大体50,000円前後ですね。

これをもし完全共有型のタイプにした場合のローンシミュレーションもチェックしてみましょう。

建物の種別(完全共有型)建物の建築費用土地の代金(目安)総額月々の支払額
40坪・4LDK2,000万円1,200万円3,200万円89,588円
40坪・5LDK2,100万円1,200万円3,300万円92,387円
40坪・4LDK・多機能型2,200万円1,200万円3,400万円95,187円
40坪・5LDK・多機能型2,300万円1,200万円3,500万円97,987円

完全共有型にした場合の月々の支払いは上記の通りです。

月々の支払額は9万円前後になり、かなり支払額がカットされました。

完全共有型のコストの低さを目の当たりにしてどう思いましたか?

同じ土地でこれくらいの差額の出る間取り設計ですが、今一度完全分離型にするのか、部分共有型にするのかなどをお話してみましょう。

まとめ:40坪の二世帯住宅はゆとりを持って建てられる!

というわけで、40坪という面積のお家について、色々な目線から解説してみました。

40坪という面積は二世帯住宅においてはかなりゆとりのある面積だと言えます。

そんな空間に、何を取り入れるか?どんな収納機能をつけるかなどといった間取り設計がとても大事になってきます。

また庭や駐車場などのデザインや設計も大事になってきます。

とにかく、相手方の世帯の人たちとよく話し合い、建築後にトラブルにならないためにもしっかりと打ち合わせすることが大事です!

今回は40坪の完全分離型の二世帯住宅について解説をしました。

それでは、また次の記事でお会いしましょう。