みなさんこんにちは。今回は結婚や出産を機会にマイホームの建築をと考えている人に関するお話です。

マイホームとは言っても、今回のテーマは二世帯住宅です。

自分と配偶者、そして子供の家族に加え祖父・祖母などの世帯が合わさったお家などを言いますが、二世帯住宅って建築するにあたり実際どうなの?

という疑問を解消していきます。

本記事では二世帯住宅における住宅のタイプの解説やそれぞれのタイプ別のメリット・デメリットなどを紹介していきます。

この記事でわかること

  1. 二世帯住宅のタイプ別の特徴を紹介
  2. 二世帯住宅それぞれの特徴を比較
  3. 結局二世帯住宅はどれにするべきなの?

以下の項目をクリックすると、それぞれの住宅にタイプに応じたメリット・デメリットの解説にジャンプします。

[間取りアフィリ]

二世帯住宅における住宅のタイプと比率

それではまずは二世帯住宅における、建物のタイプを紹介知ていきます。

タイプってそもそもどういう事?と思う方も多いと思います。

二世帯住宅を建築するにあたりとても重要になってくるタイプですが、大きく分けて3つに分類されます。それが

  • 完全共有型
  • 部分共有型
  • 完全分離型

の3つです。意味は言うまでもありませんが、文字通りどこまでを二世帯で共有するかが家の間取りに影響してきます。

二世帯住宅の共有パターンの割合

*このデータは株式会社LIFEULLが2017年に調査した世帯データです。

二世帯住宅には3つのパターンが存在しますが、日本の二世帯住宅においてタイプ別に分類したときにどれくらいの割合なのかを紹介知ています。

上記の図面は簡易的に割合を表現したものですが、一番多いのが完全共有型です。

なぜ完全共有型が多いのかというと、元々大きな家に結婚などを機に引っ越してきたというパターンが多いです。

あえて二世帯住宅を建築せず、既存の家に住むというパターンで、最も多い理由がこれに当たります。

そして他には家をリフォームして、一部分だけ共有型にしている家庭や、建物の基礎だけを残して完全分離型にするなどの家庭も一部ですが見受けられます。

完全共有型

完全共有型住宅

引用元:https://searshome.co.jp/lineup/cocostyle/nisetai-handoukyo01/

それでは建物のタイプについて解説します。

完全共有型。その名前のとおりですね。家の中の環境や機能を二世帯で完全に共有するタイプです。

キッチン、お風呂、リビングなどを全家族が共有し生活する住宅のことを言います。

なので、玄関も一つで、キッチン基本的に一つの家がほとんどです。

前述でも書きましたが、子供の結婚により妻が住むなどの場合その家族と祖父・祖母が混同した家となリます。

なので、奥様はちょっと堅苦しい生活が数日の間続くかもしれませんね…。

部分共有型

部分共有型住宅

引用元:https://www.sekihome.net/aruaru/53

二世帯住宅であるために、家の中の一部分だけを共有スペースとした住宅のことを言います。

ではどこを部分共有にするのか?という疑問が出てくると思いますが、これは本当に家庭により様々です。

玄関だけ共有している場合でも部分共有と呼びますが、キッチンだけ部分共有、お風呂だけなどなど本当に様々。

メリットもデメリットもありますが、それは家の中の環境をどこまで部分共有にするかで大きく変わってくるため家庭により大きく異なります。

多くの家庭ではキッチン・お風呂・玄関が共有され、リビングがそれぞれ別々というパターンが多いみたいですね。

完全分離型

完全分離型二世帯住宅

引用元:https://www.ken6-t.com/plan/2153/

親の世帯と子の世帯が2つそれぞれ同じ屋根の下で生活するとはいえ、入り口から生活スペースまでのすべてを完全に文分離した二世帯住宅です。

特徴は家がとても大きくなってしまい、玄関、キッチン、トイレ、お風呂、リビングなどのあらゆる機能が2つずつあるということです。

同じ家だけど、別々の世帯的な感覚になり、お互いのプライバシーの確保が完璧な家になります。

完全共有型と正反対な住宅になりますが、メリットもデメリットも様々です。

みなさんが考えてみて一番感じやすいのはお互いの世帯にとって気を遣わなくて済むためストレスフリーな生活になりやすいということでしょうか。

[間取りアフィリ]

二世帯住宅・完全共有型の特徴

というわけで、まずは二世帯住宅の完全共有型について解説していきます。

メリットもデメリットもありますが、お互いが納得していればとてもあたたかみのあるにぎやかな家庭になるのが特徴です。

メリット1.建築費・生活費を安く抑えられる

多くの二世帯住宅において、一番建築コストや生活にかかるお金が一番安価で済むのが完全共有型の住宅です。

お風呂やリビング、食卓からトイレまで全家族がそれらの機能を共同で使うために家の大きさや部屋の数によってはストレスになりやすい可能性もあります。

これらの機能を家族で共有していることで、光熱費などの出費も言うほど高くならなく、しっかりと節約などができる環境だと言えるでしょう。

もしLDKが別々の環境でそれぞれで料理や暖房器具なんかを使ったら、部屋が別々なだけにその金額も上がっていくのは目に見えているので費用面やランニングコストを低く抑えたい家庭にはおすすめです。

メリット2.家の中がにぎやかになる

おじいちゃん、おばあちゃん世代の家族がいる場合、孫と常に一緒にいられる環境というのはとても幸せな事だと思います。

また完全共有にすることで、奥様の子育ての負担も極めて減り、家事や育児の分担ができて最高な環境になります。

このように家族が多ければ多いほど、家庭内ではコミュニケーションが多発し、家の中はとてもにぎやかになります。

家族の温かみを近くで感じることができるという点において完全共有型は一番すぐれているために、これを理由に完全共有型にする家庭も多いと思います。

デメリット1.知人や友人を招きにくい

ここからはデメリットを紹介します。一見いいことだらけな完全共有型ですが、デメリットもいくつかあります。

まず相手方の世帯と一緒に暮らすこととなる、奥様の知人や友人などをその家に招き入れるのが極めて困難です。

友達を招いても知らない人がいるというのはお互いにとってとても気を遣います。

また家の中の機能や環境を共有しているために、生活感が出やすくなり、それを整えるのも一苦労です。

相手方の家族が全然いいよ〜と気を遣ってくれたとしても、それでもちょっと申し訳ない感が出てしまう環境ですね。

デメリット2.生活音が気になる

一つ屋根の下で2世帯が暮らしていると、やはり生活環境王がとてもきになる人はいると思います。

例えば昼夜逆転している仕事の人がいたりすると、相手方の家族にとてつもない気を遣うことになります。

音を極めて小さく、電気もなるべく点けない。

みたいな、まるでドラマに出てくる”泥棒さん”になったかのような帰宅の仕方をしている人が中にはいるみたいですね。

他にも相手方の家族の居住スペースと距離があまり遠くないために、急に大きな声のクシャミが聞こえて赤ちゃんが起きてしまったなんていう事もあります。

デメリット3.何かと気を遣う

完全共有型住宅へ引っ越し、生活していくことに対して意識を持ったとしても相手はやはりもともとは他人。

どうしても特定の人と人の関係で、気を遣ってしまうパターンはどうしても出てきます。

また同じ家族内でも、そんな環境になっているのも知らん顔でフォローをしないなんていうドラマのような展開になってしまう可能性だってありえます。

同じ屋根の下で住まう2つの家族とはいえど、一定の距離感は大事かもしれませんね。

デメリット4.生活費の負担割合が計算しにくい

電気・ガス・水道・住宅ローン・NHKからインターネット回線などにおいて、誰が、どっちが払うの?という問題が浮上してきます。

さらには電気は2で割るべきなの?ガスは?水道は?

さすがにライフラインを管理している会社でも誰が水をいくら使ったかなんていう詳細は毎月の明細書には書いていませんよね。

こうなってくると、お金の割り振りや支払いについて結構計算をしたりするのが億劫になります。

面倒だから半々で決めよう!なんていうルールを作ったとしても家の中には納得のいっていない人がいたり刷るかもしれません。

お金の面でトラブルをおこさないためにも、よ〜く話し合う事が大事ですよ。

二世帯住宅・部分共有型の特徴

二世帯住宅リビング

引用元:https://sumai.okinawatimes.co.jp/commons/look/detail/7185

次は部分共有型二世帯住宅の特徴について紹介していきます。

実はバランスがとてもいいとされる部分共有型ですが、実際はどうなのでしょうか?

メリット1.程よい距離感がストレスを感じにくい

完全共有型と違い、一部分しか共有されていないために相手方の家族と顔を合わせなくて済みます。

自分のだけの空間を確保しやすく、なにか困った事があったら近くに人がいるという環境は結構ありがたいんじゃないかなと思います。

家によってはキッチンだけ共有、お風呂だけ共有なんていう事が多いとは思うのですが、一緒に料理するだけなら平気とか。

お互いで共有する場所だけはどっちが掃除するとか、どっちが先に使うかなんていうラフなコミュニケーションで済むために”その家”に慣れれば基本的に苦にならないと言えます。

デメリット1.建築設計の段階から話し合いが必要

部分共有型の住宅は新築の場合しっかりとお互いの家族同士が話し合ってから間取りを決める必要があります。

これは普通に住宅を建てるよりも大変で、ある意味お互いの世帯同士による交渉の場でもあったりします(笑)

これだけは譲れない、みたいな意見がある場合柔らかくその願望を伝えてお互い納得する間取り設計をしていきましょう。

建築してから、「やっぱりこうすれば良かった・・・。」なんて言っても遅いので後悔する前にしっかりと行動しましょうね。

デメリット2.家の環境によっては結果気を遣いやすい

最終的に部分共有とはいえ、家の中にはもとは他人だった家族がいるわけです。

共有スペースを使いたくても、相手方の家族がいる、もしくは何かを使っているなんていうときはコミュニケーションが必要になってきます。

しかし人によってはそれがちょっと億劫だったり、面倒と思ってしまう人もいて結果ストレスを抱え込む人は少ないはないと思います。

先程の間取り設計のお話でもそうですが、「この機能は共有にして果たして本当にOK?」という問いかけをあなたのパートナーや、相手方の家族とよく話し合いましょう。

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二世帯住宅・完全分離型の特徴

完全分離型二世帯住宅

引用元:https://izilook.com/9249

最後は完全分離型です。基本的にお互いのプライバシーを確保した最もストレスを感じにくいお家です。

メリットが多そうな反面、かなり致命的なデメリットが存在します。

それでは一つずつ解説していきましょう。

メリット1.お互いのプライバシーを確保しやすい

相手の家族に気を遣うから、などという理由から二世帯住宅は色々な天から懸念されやすい住宅環境といえます。

これをカバーしてくれるのが、完全分離型二世帯住宅です。

名前のとおりなのですが、一番メリットはお互いのプライバシー環境を確保しやすいという点ですね。

私の知人はちょっと窮屈な家に嫁として出向き、自室もない中リビングが自室のような環境になっていました。

しかし家には常に誰かいるし、誰かリビングに入ってくるという事を思うとおちおちくつろいでいられません。

完全分離型ではそういったストレスを一切感じず、お互いがお互いで生活できる環境になっています。

デメリット2.片方の家族が在宅しているか把握しにくい

買い物に出かけようと思ったら、でかけ先で家族と会った。

買い物に行くんだったら私が買ってきたのに〜なんていうパターンが意外にも多いんですよね。

相手の家族が外出しているのかどうなのか?なんていう情報は正直どうでもいいなんて思う人もいるかも知れません。

しかしいざというとき、隣の部屋に家族がいるのかどうなのか正直わからないという環境はあまりよくないのではないかなと思います。

いざと言うときに頼りになる人が実はいなかった。なんていう事がよくあるのが完全分離型住宅のデメリットです。

デメリット1.建築コストが膨大になる

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玄関・トイレ・キッチン・お風呂からリビングまでありとあらゆる住宅環境や家具、そして家電までもが1つの家に2つずつあるというのはかなりの予算がかかるのは目に見えていると思います。

それに応じた家の設計だって当たり前のように予算がかかります。

完全共有型にすればこんなにお金はかからなかったはずなのに・・・。

なんて見積もりを見てため息が出るかもしれませんが、お互いのプライバシーを確保するためにはかなりの資金が必要になる事を覚えて起きましょう。

個人的には完全分離と完全共有の見積もりを見せてもらいどれくらいの差がでるかチェックしてみるといいと思います。

デメリット2.入念な間取りの打ち合わせが必要

というわけで、大きな家にあらゆる機能や家具などが2つずつ。

こうなってくると、どこにどんな部屋を設置し、どこを玄関にしてどこで生活するかなんていう「どこで?」というのを決定するのが非常に大変です。

あ〜でもない、こ〜でもないと試行錯誤しながらお互いが満足できる間取り設計は非常に大変です。

例えばお互いの寝室をしっかり離しておかないと実はいびきがとてつもなくて眠れないなんていう事だって普通に考えられます。

デメリット3.世帯同士のコミュニケーションが減る

完全分離型のデメリットで、予算面のお話と、この家族間コミュニケーションが一番多く考えられます。

祖父・祖母は完全共有を望んでいるのに、相手方世帯の奥様なんかが気を遣うから完全分離が良い!なんていう人はかなり多いです。

かわいい子供と一緒に生活したいと思う祖父、祖母たちは多いようで、完全分離型にすることで家族間コミュニケーションは激減すると思ったほうがいいでしょう。

二世帯住宅における完全分離型と部分共有型を比較

長々と紹介してしまいましたが、じゃあ比較したときにどれが一番いいの?

という疑問がデ出てくると思います。

色々と思うことはあるけれど、実際に何を妥協して何を取り入れるかはあなたと相手の方と話し合う必要があります。

公開しないためにも以下の表をチェックしながら間取り設計などをしていきましょう。

◯=適している △=やや対策や話し合いが必要 ✕=適していない

生活音相手世帯への気遣い建築費コミュニケーションプライバシー間取りの難度
部分共有型
完全共有型
完全分離型

 

まとめ:それぞれのメリット・デメリットを活かした二世帯住宅を設計しよう

住宅を建築する際には色々な要素を取り入れ、ストレスを感じさせない快適な空間を意識することが大事だと思います。

そうなると、完全分離型がいいのではないか?と思う人もいますが、結局はかかる予算の問題から部分や完全共有型にする家庭は多いとされています。

上記の表を参照にしたときはあなたは何を取り入れますか?

パートナーの方とよく話し合い、妥協する点での対策などをしっかりと決めてから快適な二世帯住宅での生活を送って行きましょう。

[間取りアフィリ]