スーモカウンターの評判は?実際に使った徹底レビューします

こんにちは、家ブロガーのありちーぬです。

今回、注文住宅の色々なことをサポートしてくれるという、噂のスーモカウンターを実際に使ってみましたので、どうだったのか?を徹底的にレビューします!

見ての通り、今回は、店舗のスーモカウンターではなく自宅で受講できるZOOMでのスーモカウンターの利用をしてみました。

といっても、店舗もZOOMも内容は全く一緒です。店舗に行こうとしている方にも十分に参考になるはずですので、是非この記事を参考にしてみて下さい。

この記事では、まずスーモカウンターで出来ることについて説明し、その後実際のレビューを書いていきたいと思います!

スーモカウンターでできることは?

スーモカウンターでは注文住宅に関する相談全般をすることが出来ます。

具体的には以下のようなことが出来ます

  • 家を建てたいけど何から始めればいいの?
  • 家を建てる流れは?
  • 土地を探してるんだけど、どこがいいかな?
  • 予算はどれくらいにすればいいんだろう?
  • ローンシミュレーション
  • ハウスメーカーや工務店の選び方
  • 自分の家への希望の洗い出し
  • おすすめの建築会社を複数社紹介
  • 建築会社に見学に行く際の担当者の指名
  • 担当を変更する場合の連絡を代行
  • 検討から外す際の建築会社へのお断りを代行

↑これら全て無料でやってくれます

まぁ、家を検討する時にやることのほとんど全部ですね。色々なことをサポートしてくれる、優秀なサービスです。

相談を受ける方法

相談を受ける方法は、

  • 店舗
  • インターネット(ZOOMを使ったテレビ電話)
  • 電話

この3つの方法があります。私は今回自宅に居ながら相談に乗ってもらえる「インターネット」でやってみました。

インターネットなら自宅で受講出来るという良いことがある反面、ローンシミュレーションや住宅会社の希望シートを記入する際に、実際の紙がないので記入が出来ず、記入してない白紙の紙を見ながら「実際に記入したとして考えて」話を進めていくことになります。

スーモカウンター

↑実際にローンシミュレーションをしてもらっている場面です

画面上でこれを見せられるだけで、書き込めないようでした。(書き込めるPDFやExcelファイルくらい用意しとけよ^^;)

相談員さんが、「年間所得は500万ですね?それなら返済負担率は0.35だから・・・」と言っていましたが、こんな感じで数字を書き込まずに口頭での説明となりました。

 

もし店舗だったら本物の紙が用意してあって、そこに現地で鉛筆やボールペンなどで書き込みながら説明が進み、その紙も持って帰って見返したり出来るんだろうな~と考えると、ちょっと不便な部分でしたね。

この点については、PDFじゃなくて書き込めるエクセルなどで説明を展開してもらい、話をしながら数値を書き込んでもらって、後々そのデータをいただけるようにしてほしいところですね。

 

インターネット通話は家で出来てとっても便利なのですが、この点だけ不便を感じました。書き込めるようにしてくれて、データももらえるようなら何の不満もないのですけれどね。

スーモカウンターのメリットとデメリット

スーモカウンターには、家について何でも相談できるメリットは多くあるのですが、デメリットが特にありません。

なんせ、無料ですから。無料でこれだけいいサービスを受けられるのであれば、利用しない手はないと思います。

ただし、スーモカウンターと類似の相談サービスはあり、それらと比較した場合にデメリットというか欠点が2つあるように思いました。

  1. 相談員の質が低い
  2. 画一的な説明

この2つについて説明します。

1.相談員の質は同業他社より低い

相談員の質が低いというのは、対応が悪いとか、やる気がないとかそういうことではありません。

私の相談に乗ってくださったアドバイザーの方は、一生懸命対応して下さいましたし、やる気も感じられた、いい人でした。

ただ、アドバイザーの方は、「家まだ買ったことないよね?」「子供もいないよね?」と言いたくなるような若い女性だったんです。

他の類似の無料サービス(例えば、NTTデータが運営している「家づくりのとびら」)で相談に乗ってもらった時は、住宅メーカーの営業として10年以上の実務経験を持っておられるプロで、お子さんもお持ちの男性でした。

住宅メーカーの営業の現場で10年以上の実務経験はやっぱりすごかったです。説明も分かりやすいし、間取りや施工の細かい話も出来ました。

今回のスーモの若い女性は、知識・経験面でとても彼にはかないませんでしたね^^; SUMOから教育を受けて、それに沿って説明をしている感じでした。

スーモは全国に店舗を構え、電話対応やZOOM対応までしているため、相談員が非常に多く、相談員になるハードルもかなり低いように思いました。

今回担当して下さった相談員の若い女性は住宅メーカーの営業の経験はないと言っていました。提携している住宅メーカーからの勉強会はあると言っていましたけど、そういうレベル感です。

また、何かことあるごとに「5分程度お待ちください。資料をまとめてきます」といったようなやり取りが何度もありました。

 

そんなわけで、相談員の質から考えると、スーモよりはNTTデータ運営の「家づくりのとびら」のサービスの方が個人的にはオススメですね。

>>家づくりのとびら ありちーぬが徹底レビュー

>>【公式】家づくりのとびら ←ここから家づくりのとびら予約できます

2.画一的な説明

これは相談員の質が低いというところで説明したことにも関連してくるのですが・・・

相談員の質がそこまで高くないがゆえに、説明もSUMOの資料を読んでいるだけの部分が結構多いように思いました。

個人個人に合わせた事細かい説明というよりは、SUMOが誰にでも対応できるように資料を作っており、それを相談員に持たせて対応させているような印象を受けました。

なので、パワーポイントの資料を見ながらじーっと説明を聞いている時間が割と長く、なんだか眠くなってくるような感じでした。

これは店舗の場合でも同じことになるでしょう。印刷された資料に書いてあることを、相談員の人と一緒に読みながら、進めていく形になるかと思います。

他のサービスだと、私が聞きたい内容に合わせてその場で相談員さんの知識に基づいて即興で絵や図を描いて分かりやすく説明してくれていたので、やはりその面で素人とプロの差が出ているよな~とは思いましたね。

スーモのメリット1:提携会社が多い

別の住宅の相談サービスと比較して、提携している会社は非常に多いなという実感を受けました。

他の類似の無料サービス(例えば、LIFUL HOME’S『住まいの窓口』や、NTTデータ『家づくりのとびら』)だと、比較的全国展開の中堅メーカーから、大手メーカーとのみ提携しているので、地域の工務店を紹介してもらえる感じではないように思いました。

その点、スーモは地域の工務店の紹介にも積極的で、私の家への希望を聞いたうえで、『家づくりのとびら』や『住まいの窓口』では紹介されなかった、地域工務店を紹介してもらうことが出来ました

これはかなり大きなメリットであるように感じます。

スーモのメリット2:相談員が地元民で土地勘があり土地の話がしやすい

私が相談したのはとある地方都市なのですが、その都市の割とマイナーな場所でも話が通じました。

地元の方なので「あそこは混みますよね~」「あそこはああですよね~」といった話もかなり通じましたし、土地の話もしやすかったです。

A地区?ああ、あそこの土地はだいたい2000万くらいですね~。B地区なら少し都心からは離れるので1800万ですよ~といったような話がしやすく、分かりやすかったです。

土地の話をするなら、地元民対応のスーモがかなり良かったです。

実際に相談の流れはどうだった?

まず、スーモカウンターの公式ページを見てから、『注文住宅を建てたい方はこちら』のところに行きました。

その後、

  • 今すぐ相談
  • 店舗で相談
  • 家から相談

が選べるようになっています。

このうち、今すぐ相談はオススメしません

予約不要ですぐに電話かけて相談することは出来るのですが、電話だと音声だけになるので、SUMOが用意している分かりやすい資料も何も見ることが出来ず、絶対に電話だけでは相談内容は解決しないと思われます。

電話で相談しても、結局は店舗に来て下さいか、家から相談で予約をし直す必要が出てくると思います。

なので、最初から家から相談か、店舗で相談を選ばれることをオススメします。

今回、ありちーぬは家から相談を選びました。

スーモカウンター

このようにZOOMのURLが記載されたメールが来たので、指示に従って時間になったらZOOMに入室しました。

スーモカウンターzoom

スーモカウンターの担当者の方が対応して下さいました。

まずは、挨拶をして、こちらの要望の聞き取りをして下さいました。家族構成、今はどんなところに住んでいるか?どこに住みたいか?親御さんは家を買うことに協力的か?子供の年齢は?などなどです。

こういったことは家を建てるために必要な情報なので、きちんと伝えましょう。

 

それから、土地の話になりました。土地の話は地元の人なので、非常に土地勘があり話がしやすかったです。

スーモカウンター 資料

まず最初にこの資料を出して下さり、スーモカウンターでどんな話が出来るのか?ということについて、説明をして下さいました。

全体的にこのような資料を読みながら、進めていく感じでした。

次に、まずは予算決めだということでローンのシミュレーションをしました。

スーモカウンター

ここで年収やボーナスなどの金額を聞かれ、それに基づいて月々いくらの返済なら無理がないか。いくらまでならローンが借りれそうか。

無理のない返済金額は月7万だというと、それなら大体これくらいのローン金額をMAXで借りることが出来、給与に対する返済の率が何パーセントで・・・

といった話をして、予算決めを行いました。

 

予算決めには間取りも大きくかかわってきます。何坪の家を建てたいのか、何部屋にしたいのかというのを、間取りの見本を見ながら話しました。

スーモカウンター 間取り資料

35坪くらいを希望しました。

その後、土地の話、工務店やハウスメーカーのグレードの話をしてから、家への要望の聞き取りを行いました。

スーモカウンター 住宅要望

↑この画面は、ハウスメーカー・工務店の要望シートです。

もしリアル店舗だったならば、このチェックシートが印刷された紙にボールペンなどでチェックを入れていくのでしょうね。

今回はZOOMだったので、向こう側でチェックを入れて下さって確認してくれているようでした。

 

そして、私におすすめのハウスメーカー・工務店を一つ一つ紹介して下さいました。

スーモカウンター ハウスメーカー選び

↑これは三井ホームを紹介して下さっている時の画面です。

私は三井ホームのような大手でなく、もう少し価格帯の安い中堅会社を指名したのですが、三井ホームはかなりあっているから紹介したかったと言ってくれました。

ちなみに、三井ホームは「住まいの窓口」に相談した時も進められました。私にはどうやら三井ホームは相性がいいみたいです。

 

ここで気づいたのですが、類似サービスの『家づくりのとびら』や、『住まいの窓口』をスーモカウンターと併用して使うというのはアリですね。

両社で同じハウスメーカーが選ばれたら、それはかなり自分に合っているということになりますからね。

 

スーモカウンターに予約を入れた時点でスーモカウンターに、自分のマイページが出来上がります。

IDとパスを入力してログインすると、自分が紹介を受けた住宅会社をいつでも見ることが出来ます。

私の場合、エルクホームズ、ライフデザイン・カバヤ・創健ホーム・アイレストホーム・イワキ・スウェーデンハウス・三井ホーム

この7社をオススメされました。スウェーデンハウスと三井ホーム以外は地場工務店になります。

 

この中で、行く予定の2~3社を決めて、見学の日程を代理で取ってもらいました。

見学時の担当者さんは「ベテランの方で」と注文をつけておくことが出来ました。

 

これで、その日の面談は終わりました。

全体的な感想とまとめ

全体を通して、かなり優良なサービスだなと思いました。

同業他社のサービスに比べると、相談員の経験や住宅の知識は、やや弱いものを感じざるを得ませんでしたが、土地に関しては地元民が相談に乗ってくれるのでこれはとても心強いと思いました。

また、紹介してくれるハウスメーカーや建築会社も幅広くて、非常に好印象でした。

相談員さんは経験や実力では劣るものの、本当に真摯に対応してくれて、感じはとても良かったです。

 

同業他社のサービス(『住まいの窓口』や『家づくりのとびら』)と併用すると、両社の弱い部分が補完出来て非常にいいと思います。

スーモだけだと相談員の住宅の知識面で不安が残るし、他社サービスだと、紹介される会社の幅が狭かったり、土地勘があまりなかったりします。(他社では、関西にも関わらず、千葉出身の相談員に当たりました。)

 

こういう住宅の相談窓口も、1社だけでなく2社、3社使うことで、かなり自分にとって最良の選択が出来るのではないかなと思います。

 

スーモカウンターはこちらから予約が出来ます。

>>スーモカウンター公式サイトはこちら

 

私のイチオシの住宅相談サービス、家づくりのとびらも合わせて予約されることをおすすめします。

こちらはスーモのような素人相談員でなく、住宅メーカーでの営業歴10年のプロが対応してくれます↓

>>家づくりのとびら公式サイトはこちら

>>家づくりのとびらをありちーぬが使ってみた

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Posted by ありちーぬ