スパイファミリー8巻の感想とネタバレ ヨルが豪華客船で激しい戦闘

スパイファミリーの8巻を読みましたので、感想とネタバレを語っていきます!

8巻はヨルの激しい戦闘と、ヨル自身が何故殺し屋の仕事を続けていくのか?について自問自答する巻でしたね。

かなり読み応えがあり面白かったです。

8巻のネタバレ感想 ヨルの豪華客船での激しい戦闘

裏社会を取り仕切っていたファミリーの生き残りである姐さん(オスカ)とその赤ちゃんの息子を無事第三国に逃がすため、ヨルは護衛業務を行います。

しかし、数々の刺客を差し向けられて激しい戦闘を行います。

45話 不穏な無線傍受の男

ヨルは、護衛対象のオスカの部屋に行きます。

オスカと会話していますが、ヨルは家族のことが気が気じゃない様子。

オスカは、随分家族のことを気に掛けるのね。偽装用の家族なんでしょ?

というのですが、ヨルは「そう・・・ですね・・・・。そうなんでしょうか」

と困った顔をして言います。

ヨルはもう偽装ではなくて本当の家族になりつつありますね。

 

オスカはヤクザの抗争が始まってからずっと窮屈な生活をしていたので、甲板に出たいと言います。

甲板に出て、赤ちゃんの名前はグラムだと紹介されるヨル。

そして、それらの会話は、全て無線傍受されているのでした。

46話 早速刺客が現れる

ヨルの市役所の上司に偽装した、殺し屋のヨルの上司。

表向きは、市役所の普通の職員であり接待のために載っているのですが、裏向きは完全に護衛の業務です。

早速、オスカを狙う者が現れ、ヨルの上司がそれを仕留めます。

その者に尋問すると、どうやらオスカを手に欠けるのは早い者勝ちだとのこと。

それを聞き、ヨルの上司は焦ります。

(甘かった…早い者勝ちだと?連中は明日を待たずに襲ってくる・・・)

一方、ヨルとオスカの部屋にも不穏なノックの音が響くのでした。

47話 ヨルの戦闘開始

ドアの前にいたはルームサービスの男・・・を装った刺客でした。

ドアに近づいた瞬間、発砲。

ドアの外から、ヨルの上司が刺客に攻撃し、ドアの内側からもヨルのクナイが飛んできて刺客は死ぬのでした。

その刺客との信号が途絶えたことで、無線傍受の男が、8053号室が標的で間違いない、と特定されます。

そして、オスカを狙う連中は話し合います。

もし護衛についてるのが「ガーデン(ヨル所属の殺し屋組織)」だったら一筋縄じゃ行かない。

早い者勝ちじゃなくて協力プレーにしないか?

と提案。ここからさらに刺客がたくさん襲ってきます。

 

ヨル達は仮面舞踏会の会場に行くのですが、ここでも刺客が多数出現。

しかしヨルは舞踏会の雰囲気を乱さないよう、こっそりと資格を撃退していくのでした。

ここかなり見物でしたねwボタンで気絶させたり、ダンスを一緒に踊るふりして手を握りつぶしたり。

かっこよかったです。

 

48話 アーニャがヨルをフォロー

アーニャはロイドと一緒に船の服屋で服を選んでいます。

しかし、なんとその横にヨル達がやって来て、鎖鎌使いの刺客と戦闘を始めてしまいます。

アーニャは焦ります。

「ちちにははがばとるの人だってばれたら、かぞくがおわってしまう」

ロイドが何とか戦闘を目撃しないように、ロイドに店の服すべてを試着するよう仕向けてロイドを試着室に押し込みます。

そして、ヨルは鎖鎌の刺客と対峙します。めちゃくちゃ戦闘が目立っています。

戦闘が目立つと、船が航海は危険と判断し、元の港に戻りかねません。

周囲のお客さんも「なんだなんだ?武器を振り回してる男がいるぞ」と騒ぎ始めます。

ヨルがどうしようと思っていると、アーニャが「さーかすのおねーさんかっこいー」とフォロー。

周囲の人がみんなサーカスだと思い込み、なんだ大道芸かと言って拍手します。

 

ヨルがナイスです!アーニャさん、と安心。鎖鎌の男と安心して戦うのですが、

どうもヨルの足が重い様子。踏み込むのを躊躇しているようです。

怪我を負って、家族に殺し屋の仕事がばれることを恐れているようです。

 

結局、ヨルがうまく鎖鎌の男を撃退し、大道芸を装ったままやっつけることに成功しました。

しかし、アーニャは本当に出来る子ですね。

49話 何のために殺し屋?自問自答

ヨル「この部屋なら安心です尾行も盗聴もありません」

オスカと赤ちゃん、そして付き添いのゼブは、その部屋で休みます。

ヨルは上司から「任務に集中なさい。全員死にますよ」

と警告を受けます。家族が気になって集中していないのを見透かされてしまいます。

全員が寝ている間、ヨルは椅子に座ったまま、ずっと起きています。

(言い訳出来ない傷を二人に見られたら、あの家にはもう帰れなくなるかも。いばら姫はなんのために・・・)

殺し屋である目的を失いかけているヨル。

50話 アーニャとロイド

アーニャはヨルが心配で仕事の手伝いがしたいようす。

そのためには、ロイドをどこかにおいておかないと・・・と考えます。

小さいながらに、本当に母親思いのいい子です。

ロイドをゴルフに連れていくのですが、アーニャ自身が夢中になってしまう。

ロイドを図書館につ入れていくのですが、アーニャ自身が夢中になり、結局何もできない一日になるのでした。

 

一方、ヨルの護衛のオスカーを迎える船は、4時間後に来るようです。

舟の甲板に向かうヨルとオスカ達。しかし、同じポイントに多数の刺客も来ているのでした。

51話、52話 船の屋上で激しい戦闘

花火大会が始まり、多くの花火が上がる中、ヨルと護衛対象のオスカ達は屋上に上がります。

狙撃手のヨルへの発砲を皮切りに、次々にヨルに刺客が襲い掛かります。

ヨルの上司が狙撃手を倒し、戦闘に加わり、屋上で激しい戦闘が始まります。

護衛対象は下の階に逃し、戦闘を続けます。かなりの強者ぞろいで戦闘は苛烈を極めます。

しかし、ヨル達は刺客たちをほとんど殺してしまいます。

 

そして、この刺客たちのボス?である眼鏡の男と会話します。

ヨル「このまま大人しく帰ってもらえませんか?無駄な血を流さなくてすみます」

男「出来ない相談だ。前金もらってるし、そもそもあんたの上司は返してくれる気はなさそうだ」

上司「戦争をマネーゲームと考える連中だ。生かすと必ず害をなす」

男「金が力なんだよ。豊かになればみんなハッピーだろ?」

上司「サメに食われるといい」

男「いーや、サメのエサはあんたらだ」

その言葉を皮切りに、今までとは次元の違う刺客が襲ってきます。

上司はそいつにやられてしまい、ヨルも追い詰められます。

ヨルは戦いながら(家族を養うために戦う?お国のため?そんな立派な大義もない。私は一体何のために・・・)

ヨルは強烈な一撃をもらい、倒れます

(あらあら殺されそうですどうしましょう。ロイドさんのシャツをクリーニングに出せない。図書館で借りたアーニャの本も返せない。って何言ってるのでしょう?ああ疲れました。ユーリは立派になったし、1人で生きていける。殺しの仕事は必要ない。もう終わりにしましょう。)

しかし、そこでオルカの「私はただ静かに暮らしたい」

という言葉を思い出します。

(ああそうだった、私はただユーリの他愛ない暮らしを守りたかった。世の中には理不尽な犠牲がたくさんある。それをひとつでも減らせるように、キレイにお掃除しなくっちゃ。)

ロイドとアーニャとボンドの姿が脳裏によぎります。

(私の平穏はいらない。この手が血で汚れても構わない。きっとロイドさんは許してくれる。私は戦うことをやめない!)

ヨルは突きつけられていた刃を握り追って、立ち上がり、完全に復活します。

感想

激しい戦闘でかなり見ごたえがありました。

それから、前巻からのヨルの戦いの意義をここで完全に見出し、完全復活するヨルが超かっこよかったです。

あと、何気にアーニャも活躍しましたね。ロイドが思っているよりも、アーニャはずっと周りのことを考えてて、大人なんですよね。

子供ってそういうものなのかもしれません。

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