30坪で5LDKの間取りを作るには?2階建と平屋・実例8選
5LDKの間取りで新築計画を考えた時に
まとまらないーー( ̄д ̄)
なんて経験はありませんか?
5LDKを計画している方の多くが、お子さんが3人以上、もしくは両親との同居、そして書斎や家事室などのプライベート空間が欲しい方といった条件の方が非常に多いです!
皆さんはどうでしょうか?
そんな方の為に今回は、2階建てと平屋で「30坪前後で5LDK」の間取りを見ていきたいと思います!
この記事を読めば5LDKの間取りのヒントが見つかるでしょう!
5LDKを考えるときの注意点は?
先ほども5LDKを希望される方のお話ししましたが、
5LDKを希望される方は理由がとても明確な場合が多いのです。
- 子供の数が3人以上いる
- ご両親と同居する
- 趣味の部屋が欲しい
- 家事室が欲しい
- ゲストルームとして使いたい
色んな理由があるのですが、共通していることは
必要な理由が明確であること!これが大切です。
何の理由もなく5LDKにしたいという方はいないと思いますが、理由が明確でなければ家づくりが失敗してしまうことになるので注意しましょう!(^^)!
また、理由は明確でも敷地は限られています!
家の大きさや部屋の広さにも注意が必要です。
マイナス感想の代表例がこちらです!
- 部屋数は多くても、仕切りが多くて圧迫感がある
- 狭すぎて居心地が悪い
- 広すぎて掃除が大変
こういった感想を言われた方がとても多かったので、気を付けてください!
5LDK・30坪前後の間取りを実例を元に解説していきましょう!
5LDKといってもそれぞれ理由があり、工夫があります。
それを実例を参考にしながら、5LDKの間取りを見ていきましょう!
今回は2階建てと平屋の両方を解説していきます!
まずは2階建てから解説していきましょう!
2階建で5LDKを計画する場合の良い点、悪い点
良い点
- 上下に空間が分けられるので、動線を計画しやすい
- 広くない敷地でも建築することが可能
- 家族で集まる空間と個人の空間が分けやすい
- 日当たりを確保しやすい
- 平屋よりも費用が低くなる場合が多い
悪い点
- 各部屋が狭くなる可能性がある
- 年を重ねると2階を使わなくなる可能性がある
- 1階と2階の部屋のバランスが難しい
などが挙げられます!
2階建・30坪・5LDK・土間のある間取り
画像引用元:https://xn--u9jwc981mv7ktpwqu8b.com/30%E5%9D%AA5ldk%E7%8E%84%E9%96%A2%E3%81%A8%E3%83%AA%E3%83%93%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%92%E5%AE%B6%E5%85%B7%E3%81%A7%E5%88%86%E3%81%91%E3%82%8B%E5%AE%B6%E3%81%AE%E9%96%93%E5%8F%96%E3%82%8A%E5%9B%B3.html
玄関の土間が特徴的な素敵な間取りですね。
限られた敷地の中で空間を確保する為に、
玄関ホールを削るのは良いアイデアだと思います。
動線としても直接リビングにつながるので、
家族同士の出入りが確認できるので、安心できる玄関とリビングの関係性ができていますね。
方角もLDKがしっかり南側に配置されていて、光も多く取り込むことのできます。
2階は最近流行っている、お子さんが大きくなってから壁や仕切りを取り付ける
家族の変化に合わせた間取りになっています。
収納面もクローゼット・フリースペースが備え付けられているので、お子さんが大きくなって荷物が増えても安心ですね。
全体的に仕切りが少ないのが特徴的な間取りです。
余分な壁や仕切りを減らすことで、空間同士が部屋数で狭くならないような工夫がされている良い間取りです。
考えなければいけないポイントとしては、
来客などがあった時にどのように和室やリビングを使用するのかは考えていた方がいいと思います。
2階建・34坪・南玄関の間取り
画像引用元:https://xn--u9jwc981mv7ktpwqu8b.com/%EF%BC%93%EF%BC%94%E5%9D%AA5ldk%E3%81%AE%EF%BC%95%E4%BA%BA%E5%AE%B6%E6%97%8F%E3%81%AE%E9%96%93%E5%8F%96%E3%82%8A.html/amp
続いてはこちらの間取りです。
南側玄関の日当たりが良い立地ですね。
建坪34坪の中に生活に欠かせない空間がすべて入っていると思います。
南側のバルコニーもとても使い勝手が良さそうですね!
こちらの間取りは、玄関とリビングにしっかりと仕切りが設置してあるので、
キッチンからの臭いや玄関からの臭いだけでなく、家の中で最も温度変化の大きい玄関からの影響も少なくできそうですね。
和室も家の中心部分に確保されているので、
仮にお子さんが遊んでいる和室で遊んでいてもキッチンからも良く見えるので安心できますね。
また、水回りも上手く直線上の動線にまとめてあるので使い勝手も良さそうです。
しかし!洗面室とトイレの位置が生活リズムによりますが、特に朝は混雑しそうな印象を受けます。
2階にもトイレと洗面台が設置してあるので、混雑する時間帯などは上手く使う必要がありそうです。
2階建・32坪・長方形の間取り
画像引用元:https://jutakunavi.husuma.com/plan32t/bun32t25kenkitairi5ldkkitchen.html
こちらは南北に長い敷地に建てた間取りですね。
南側にあるLDKは21畳もあります。とても広いですね!
和室も3畳分確保されていて、とても広々とした奥行きのある間取りになっているのではないかと思います。
キッチンもアイランドキッチンを採用していて、より一層21畳の空間を邪魔するものを少なくしていますね。
そして、一階部分。
ご家族が集まる場所とお風呂・トイレなどの水回りをきっちり分けられてるのは気が付きましたか?
こうすることで休む空間と活動する空間を分けることが出来るので、生活の中でのメリハリが作ることが出来るのです。
2階にもしっかり書斎を作ることによって、仕事や趣味の部屋などご家族の生活スタイルをしっかり叶えていますね。
気になる点としては、和室の作り方です。
和室をどのように使うかが重要になってくるのですが、
仮に家族以外が宿泊することが少ないのであれば、和室ではなく引き戸を取外し「畳スペース」として活用するのもおすすめです。
2階建・32坪・東玄関の間取り
画像引用元:https://xn--u9jwc981mv7ktpwqu8b.com/%EF%BC%93%EF%BC%92%E5%9D%AA5ldk%E9%83%A8%E5%B1%8B%E6%95%B0%E3%81%AE%E5%A4%9A%E3%81%84%E9%96%93%E5%8F%96%E3%82%8A.html
続いてはこちらの間取りを見てみましょう。
東側玄関で東西に長い敷地のようですね。
玄関から水回りへの動線が一直線に並んでいますね。
このような配置にすると、お子さんが大きなって部活などで汚れた状態で帰宅しても、
リビングを通らなくていいので家の中が汚れることが少なくなります。
またLDKの配置も水回り同様、直線上に並んでいるのでそれぞれの場所が邪魔することなく生活することができるでしょう。
2階に上がると南側を中心に部屋が配置されているので、
とても明るく部屋全体を照らしてくれます。
納戸も配置されているので、それぞれの部屋で入りきらない大きな荷物などを収納することができるので非常に便利です。
家づくりでまずやっておきたいこと
家づくりでまず最初にすべきは、住宅展示場に行く事ではありません。
無料でプロと家づくりの相談ができる、無料相談窓口を最初に利用すべきです。
ハウスメーカーや工務店に行くと、そこの会社の話ばかりされますが、無料相談窓口は住宅メーカーではないので中立な立場でプロの話が聞けます。
家づくりでは、予算組みやハウスメーカー選定など、素人では難しい判断がたくさん求められるので、素人だけでやると必ず間違った判断をして後悔することになります。
無料サービスは、色々あるのですが、NTTデータの『家づくりとびら』相談窓口が特におすすめです。
業界歴10年以上のプロが予算組みや、土地選定、ハウスメーカ・工務店選びを一緒にやってくれます。
私は「家づくり何からすればいいか分かりません」と相談に持って行ったのですが、家づくりの手順、ハウスメーカーや工務店の坪単価の話、適正な予算など分かりやすく解説してもらえました。
ハウスメーカー選定も、プロに要望を伝えて見学先を数社選んでもらったので、余計なモデルハウスを回る手間も大幅に省けました。
素人が全く知らない、優良な工務店なども紹介してもらえます。
家づくりは、プロに無料相談するのがオススメというか、絶対必要だと感じます。必ず利用しましょう。
平屋で5LDKを計画する場合の良い点、悪い点
良い点
○同じ高さの空間にあるので移動の負担が少ない
○家族での時間を共有しやすい
○5LDKの平屋だと一般の家より大きな家になる
○耐震性が高い
○構造が安定しているので、開放的な空間を作りやすい
悪い点
×大きな家になる可能性が高いので、広い敷地が必要になる
×2階建よりも、基礎が広いため費用が高くなりやすい
×部屋を区切る為の仕切りが多くなる傾向がある
×収納スペースが少なくなる
などが挙げられます!
平屋・30坪・西玄関の間取り
画像引用先:https://xn--nbk857htzfcjcbs5i.com/30%E5%9D%AA-%E5%B9%B3%E5%B1%8B%E9%96%93%E5%8F%96%E3%82%8A%E3%80%805ldk.html
それでは5LDKの平屋を見ていきましょう!
しっかりと家族が集まるリビングやダイニングを中心とした間取りになっていますね。
各個人の洋室を隣接させることによって、家族で同じ時間を過ごせる機会を増やしている良い間取りになっています。
悪い点にも挙げていた、収納が少なくなるという点も解決していますね。
各部屋に収納スペースがあることはもちろん、玄関にある土間収納は素晴らしいです。
靴は大人も子供も関係なく、買い替える機会が多いものです。
子供が小さいときに家を建築した場合、子供成長に合わせて靴を購入していかなければなりません。
結果として、玄関が靴だらけになってしまう方もいらっしゃいます。
そうならない為にも部屋の広さだけでなく、状況に合わせた収納スペースを確保することは大切になってきます。
そういった点から見ても、こちらの間取りは大変参考になる間取りだと、私は思います。
平屋・35坪・プレイルームがある間取り
画像引用元:https://xn--nbk857htzfcjcbs5i.com/35%E5%9D%AA5ldk%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%81%AE%E3%81%82%E3%82%8B%E5%B9%B3%E5%B1%8B%E3%81%AE%E9%96%93%E5%8F%96%E3%82%8A.html/amp
続いてはこちらの間取りです!
平屋で35坪は大きいですね。
ハウスメーカーが住宅展示場に建てる平屋の大きさが35~40坪くらいでしたので、
とてもゆったり出来る間取りになっていると思います。
この間取りの特徴として、家の中心にプレイルームが配置されています。
ピアノが設置されているので趣味、もしくは習い事をされているのかもしれませんね。
防音室を作らずリビングに併設しているのは、ピアノを演奏している姿を見たいからなのかもしれません。
各部屋の広さも6畳あるので、ゆったり過ごすことができます。
また、LDKは20畳確保されてるので圧迫感はあまり感じられないと思います。
各部屋の向かう時も必ずLDKを通って向かうことになるので、
家族間での時間共有は必然と多くなるので安心できる間取りなっています。
平屋・35坪・L字型の間取り
画像引用元:https://xn--u9jwc981mv7ktpwqu8b.com/35%E5%9D%AA5ldk%E9%83%A8%E5%B1%8B%E5%B9%B2%E3%81%97%E5%AE%A4%E3%81%AE%E3%81%82%E3%82%8B%E5%B9%B3%E5%B1%8B%E3%81%AE%E9%96%93%E5%8F%96%E3%82%8A%E5%9B%B3.html
続いてはこちらの間取りです。
L字の個性的な間取りになってますね。
特徴として、LDKからしっかり壁を仕切りにして各部屋を分けている点です。
平屋を計画する方の多くが、LDKを通って各個人の部屋に行ける動線を計画することがとても多いのですが、こちらの間取りは2階建に近い間取りの仕切り方をしています。
また、玄関側に各部屋を配置するのも私の経験でもあまりありません。
しかし、このような間取りだからこそ良い点もあります。
例えば、お風呂や脱衣室などがサンルームの近くに配置されることで、洗濯などの家事がスムーズに行うことができます。
その他にも、PCスペースが書斎としてではなくオープンスペースになっている点、和室だけリビングに隣接している点などで、全体的に家族で家事に参加しやすい間取りになっています。
各部屋以外はオープンになっている部分が多いので、家族で共有できる時間は増える間取りだと思います。
平屋・35坪・サンルームのある間取り
画像引用元:https://xn--u9jwc981mv7ktpwqu8b.com/35%E5%9D%AA5ldk%E9%83%A8%E5%B1%8B%E5%B9%B2%E3%81%97%E5%AE%A4%E3%81%AE%E3%81%82%E3%82%8B%E5%B9%B3%E5%B1%8B%E3%81%AE%E9%96%93%E5%8F%96%E3%82%8A%E5%9B%B3.html
続いてこちらの間取りを見ていきましょう!
LDKを家の中心に配置をいて、家族が時間を共有する場を作っていますね。
中心に配置することで、21畳の広いLDKを確保することに成功しています。
シューズクローク、パントリー、各部屋にも収納スペースをつけているので平屋の弱点も解決しています。
少し洋室に対して水回りが遠回りに感じますが、リビングを通ることを重視している考えならば不便に感じることも少ないと思います。
日当たりに関しても、東側に洋室3部屋を配置することで明るい日差しで毎朝起きることができます。サンルームは南側に配置しているので、洗濯物もよく乾かすことができるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回は30坪前後の5LDKの間取りを解説していきました。
30坪というと一般に4LDKが全国的にも多い間取りですし、建売やモデルハウスも4LDKで作っている会社が最も多いのが事実です。
その30坪という中にもう1部屋増やすということは一見「狭くなる」という印象がとても強い印象を受けます。
しかし、実際は方角や敷地の形による影響はあるものの、狭くなったということを感じない間取りも作ることは十分可能です。
各部屋の役割をしっかり考えて、まとめてあげることが大切です。
そうすることで余分なスペースを生むことなく、必要な部屋に必要な広さを作ることが出来るようになります。
また家族の成長に合わせて、数年後に壁やドアを取り付けて5LDKにするという方法も有効です。
初めから壁を作ることで余計な部屋だったなど、後悔することも少なくありません。
余計な部屋やスペースを生まない、見極めるという観点から非常に有効な方法です。
良く考えて、役割別に収まりの良い間取りにすることが狭くならないことに繋がるので、是非参考にしてみてください。
家づくりでまずやっておきたいこと
家づくりでまず最初にすべきは、住宅展示場に行く事ではありません。
無料でプロと家づくりの相談ができる、無料相談窓口を最初に利用すべきです。
ハウスメーカーや工務店に行くと、そこの会社の話ばかりされますが、無料相談窓口は住宅メーカーではないので中立な立場でプロの話が聞けます。
家づくりでは、予算組みやハウスメーカー選定など、素人では難しい判断がたくさん求められるので、素人だけでやると必ず間違った判断をして後悔することになります。
無料サービスは、色々あるのですが、NTTデータの『家づくりとびら』相談窓口が特におすすめです。
業界歴10年以上のプロが予算組みや、土地選定、ハウスメーカ・工務店選びを一緒にやってくれます。
私は「家づくり何からすればいいか分かりません」と相談に持って行ったのですが、家づくりの手順、ハウスメーカーや工務店の坪単価の話、適正な予算など分かりやすく解説してもらえました。
ハウスメーカー選定も、プロに要望を伝えて見学先を数社選んでもらったので、余計なモデルハウスを回る手間も大幅に省けました。
素人が全く知らない、優良な工務店なども紹介してもらえます。
家づくりは、プロに無料相談するのがオススメというか、絶対必要だと感じます。必ず利用しましょう。
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