スパイファミリーの9巻のネタバレと感想 トニトおばさん登場

スパイファミリ―9巻を読んだので、感想とネタバレを書いていきます。

9巻の見どころは、船での激戦と、トニトおばさんの登場かなと思います。

54、55話 船での激戦

船の屋上では、ヨルと刺客の激戦が行われています。

ロイドとアーニャは、花火を見終わって喜んでいたのですが、ロイドが周囲の保安局員の動きがあわただしいことに気づきます。

読唇術をすると「船に爆弾が仕掛けられた」のだそうです!

ロイドが気づいたために、アーニャも心を読んで船に爆弾に気づいてしまいます。

アーニャは、託児所に行きたい!と預けられるふりをして、ロイドが自由に動けるようにします。

アーニャ自身も、ロイドが行ったらさっさと託児所から抜け出し

「ばくだんはちちにまかせてアーニャは ははを・・・」とヨルを探します。

 

アーニャは思念を読み取り、ヨルの戦闘場所付近に到着。

ヨルは「リーチが足りなくて殺りきれない・・・!」

と考えています。そこでアーニャがその辺に落ちていたヨルの武器を発見。ヨルの武器を屋上に向かって投げ込みます。

ヨルがその武器を拾って、見事最後の敵を倒します。

ロイドも爆弾を上手く処理するのですが、まだ爆弾は船の数か所にあるようです。

 

そこでアーニャがまたまた活躍。

アーニャの横を通りかかったヤクザが(この臭いは・・・爆薬!?あの時計)

と考えた思念をキャッチ。アーニャが保安官に、「しらないおじさんが、あのとけいにはなくそつけてました」

と報告。

その報告により、保安官は時計にしかけられていた爆弾を見つけ出し、駆け付けた変装ロイドが爆弾を海に投げ捨てます。

海上で爆弾は爆発し、ボートで逃げ出そうとしていたヤクザの残党2人も爆発で運よくやっつけてしまいました。

ヨルは無事任務を完遂。

依頼人であるオルカに感謝され、別れるのでした。

56話 任務を終えて無人島で遊ぶ

ヨルもロイドも任務を無事終えて、家族水入らずで無人島で遊ぶのでした。

アーニャは疲れて寝てしまい、ロイドがお姫様抱っこで運ぶのですが、なんとヨルまで疲れて寝てしまい、ヨルとアーニャを二人ともお姫様抱っこで運ぶハメになるのでしたとさ。

ロイドはヨルも疲れてるんだな、と優しい顔で二人を運ぶのでした。

57話 アーニャの嘘

長期休暇の「中休み」の間、家族どこに行ったのか、みんながセレブっぷりを自慢しています。

アーニャも負けじと豪華客船に載ったことを言いますが、3等客室だったのでみんなから恥だと言われます。

仕方ないので、出てきたヤクザの一人、「くさりがまのばーなびー(ヨルが戦った鎖鎌の男)」にも会ったんだといいますが、誰も知らず・・・

ムキになってぞうつかいのパオーンマンや瞬間移動のシャシャシャマンに会ったといって、嘘をつくのですが、失笑されて全く相手にされず・・・

嘘はもうつかないと誓うアーニャでした。

58話 ボンドの活躍

ロイドがボンドの散歩中、ボンドが未来予知により、人助けをします。

火事で人が泣いている予知をしたボンドは走り出し、火事現場に急行。

火事の建物にロイドとともに入り、子犬を救出します。

さらにボンドは、未来予知により犯人を特定。犯人に咬みつきます。ロイドは一般時にまた咬みついて・・・と怒りますが、放火道具が犯人のポケットから出たのを見かけて「こいつが犯人か」と確信。犯人を確保するのでした。

59話 ロイドに惚れるベッキー

アーニャの親友、ベッキーはロイドに惚れています。

ロイドにアピールしまくるのですが、ロイドは子供のすることなので良く分かっていない様子。

しかたないので、ヨルに出してもらった紅茶を飲んで、こうなれば100%男が落ちる奥の手!と、酔ったふりをしてアピールします。

「あーなんだかあたし酔っちゃったー」といって、ロイドによりかかるベッキー。

しかしヨルは大ショック。私の飲み物にアルコールが混入してた!?と焦り、ベッキーを抱え、病院へ猛ダッシュ。

途中車にぶつかりそうになるも、ベッキーを投げ、自分は車に衝突し、何事もなかったようにベッキーを拾ってまた猛ダッシュwww

ベッキーは酔ったふりをしたんですごめんなさいと謝り、ロイドをどうやって射止めたのか聞きます。

ヨル「強いからと言われたような気がします」

ベッキーはゲームセンターのハンマを叩く機械でロイドに強さを見せようとしますが、ハンマーが重くてこけてしまいます。

ヨルはハンマーを強く叩きすぎて、機会を壊してしまいます。ベッキー唖然・・・どうやったら強くなるかヨルに聞き、正拳突きの練習を始めるのでした。

60話 フランキーとトバリ

トバリとフランキーの出会いの回です。

トバリがフランキーに偽造のハンコを作ってくれるプロを紹介してくれと依頼します。

保安官に狙われるなど波乱がありますが、無事やりとげ、トバリはフランキーを信用。

別の依頼をフランキーに依頼するようになるのでした。

61話 雷(トニト)おばさん参上

風紀委員のドナシュラークこと、トニトおばさんが登場します。

彼女は、どんな些細な違反でもすぐに生徒に雷(トニト)を与える鬼教師。

退学に追い込んだ生徒の数は100人を超え、彼女が通った後は草1本生えないと言われる恐怖の先生なのです。

 

トニトおばさんはアーニャがいる1年3組に来るやいなや、持ち物検査を始めます。

寮内で禁止されているお菓子を持った生徒→トニト

トランプを持った生徒「ごめんなさい、トランプは禁止されていると知らなくて」→そんな当たり前のルールを知らないあなたにトニト!

他の生徒「大丈夫…何も変なものは持ってない」→トニトおばさん「ん?ハンカチを忘れてるわね?」トニトォオ!!

もう本当にやりたい放題です。

 

しかし、ダミアンが焦ります。なんとダミアン、今日に限ってハンカチを忘れてしまったのです。

アーニャは焦るダミアンを見て喜びますが、

ダミアン(トニトをとったら、父上に合わす顔がない・・・)

この思念を読んでアーニャ(プランBの任務がだめになってしまう!!)

アーニャ「ハンカチ2つ持ってるから、片方貸してやる」

ダミアン「ありがとう!!」

 

しかしアーニャ、ハンカチ2つ持ってるのは記憶違いで、1つしか持っていなかった模様。

結局トニトを喰らってしまいます。

 

ダミアン「おまえに貸しなんか作ったら気持ちわりーからな、絶対に返す」

アーニャ「お菓子つくってくれるの?」

ダミアン「うっせードバカ!感謝してるっていってんだ!」

 

でも、アーニャはダミアンと仲良くなれて(任務のプランBが進んだから)喜んでいます。

家に帰って、トニトをもらったアーニャを見て、ロイドは卒倒するのでした。

感想

個人的に印象に残ったのはやっぱり舟での戦闘と、アーニャの活躍、それからトニトおばさんの登場ですね。

いつも思うのですが、アーニャ、6歳にしては本当にやる時はやる子です。

アーニャがヨルに武器を投げてなかったらヨルは刺客に勝てていたか分かりませんし、時計の爆発物も、アーニャがエスパー能力で察知していなかったら爆発して多くの人が死んでいました。

ロイドもヨルも凄いのですが、アーニャがとにかく凄いですよね。6歳で、ロイドやヨルに負けず劣らずの大活躍をしています。

遊ぶことよりも、人を助けることを考え。学校生活もダミアンに対しての好き嫌いよりも、親の任務や世界平和のことを考えてダミアンを助け。

私欲よりも他人のために一生懸命頑張れるアーニャまじで素敵です。

 

新キャラで、トニトおばさんが出てきましたね。このトニトおばさんをどうやって乗り切っていくのか。10巻がとても楽しみですね。

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