消しゴムをくれた女子を好きになった原作漫画のネタバレ

ドラマ 消しゴムをくれた女子を好きになったの原作漫画の最終回までのネタバレを書いていきます!

原作漫画の最終回までのネタバレ

主人公の福田は女子とあまり喋ったことがないような少し内気な真面目なタイプの男の子でした。
福田は中学2年生の時に、サトミという女の子と同じクラスになりたまたま隣の席になりました。
そんなある日、サトミがシャーペンの芯を忘れて困っていることに福田が気付き、サトミに自分が持っていたシャーペンの芯をあげました。
すると、サトミはそのお礼に自分の持っていた消しゴムを半分に割って福田に渡したのです。
その時、サトミはニッコリと微笑みながら福田に消しゴムを渡したのですが、福田はその可愛らしい笑顔にキュン!となり恋に落ちてしまったのです。

そして、文化祭の時期がやってきました。
福田とサトミはたまたま実行委員になり、この出来事をきっかけに2人は徐々に距離を縮めていったのです。
また、一緒にサトミと過ごすうちに福田は以前にまして、サトミへの好きな気持ちがヒートアップしていきました。
そして、文化祭は無事に終わりました。
しかし、文化祭のあと福田とサトミの間にはまた前みたいな距離ができてしまったのだ。
一方、福田はサトミへの好きな気持ちが抑えられずにいたのです。
そして、福田はついにサトミに告白しようと考えました。
結果、福田は自分の気持ちを手紙に書くことにしたのです。
福田はラブレターを書いたものの勇気が出せず結局、サトミには渡せないままでいました。
月日は流れて中学2年生の冬、サトミが突然転校してしまうことになったのだ。
それを知った福田はサトミが引っ越す前になんとしてもラブレターを渡そうと決めたのです。
そして、福田はサトミの家に行きました。
しかし、福田が行くとサトミは既に引っ越していたのです。
こうして福田は結局、サトミにラブレターを渡せないまま終わってしまったのです。
そして、福田は高校生になっていました。
福田は高校生になっても中学時代の親友である板倉と森と相変わらず、代わり映えしない平凡な日々を送っていたのです。
そんな中でも福田はまだあの初恋のようなサトミへの気持ちが消えないままでいました。
夏休みになり、福田は海辺で宿を営んでいるおばあちゃんのバイトの手伝いに行きました。
バイトは板倉と森も一緒に行っていたのですが、3人はバイトの空き時間を利用して、海で泳いだりして夏を満喫していたのです。
すると、そこの海の家でサトミがバイトをしていたのだ。

福田は久しぶりにサトミに再会して驚きを隠せないでいたのです。
福田はサトミに久しぶりだね!と声をかけて、話をするようになり次第に2人は中学の時のような感覚に戻っていたのだ。
また、福田の友達とサトミの友達たちとみんなで海で遊んだり、肝試しをしたり福田たちは楽しい一時を過ごしいたのです。
青春を満喫していた福田でしたがしばらくして、サトミが1人先に家に帰ることになったのです。
福田はあの引っ越しの時にサトミに想いを伝えられなかったことを後悔していたことを板倉や森も知っていたので、2人はここでサトミに気持ちを伝えるように提案したのだ。
そして、福田は友達の後押しもあってついにサトミに告白できたのです。
今回はなんとか無事に告白ができたのだ。
しかし、福田は結果サトミから返事がもらえないまま終わってしまいました。
それから、福田は大学生になっていました。
福田は板倉や森と大学は離れましたが、それでも仲の良さは変わらずにいたのです。
一方、福田はサトミからの連絡を待っていたものの一向に連絡はこなかったのだ。
また、福田自身も自らサトミには連絡しませんでした。
そのタイミングで福田は大学の同じサークルのカズミと出会いました。
カズミは明るくて印象の良い女性で福田は仲良くなったのです。
また、2人は一気に距離が縮まり付き合うこととなりました。
そして、福田とカズミは順調に交際していたのです。
その頃、福田はカズミに夢中になっていたのでサトミのことは忘れていたのだ。
福田は板倉や森やカズミと一緒に大学生活を満喫していたのです。
そして、福田は大学2年生になっていました。

そんなある日、福田はたまたま電車の中でサトミと再会したのです。
その久しぶりの再会をきっかけに2人はまた昔みたいに仲良くなったのです。
それ以来、福田もサトミもお互い友達として親しくなっていました。
そんな中、福田はサトミと仲良くなるにつれて今の彼女であるカズミのことよりも、サトミのことばかり気になってしまったのだ。
そして、次第にサトミのことを以前のようにまた好きになっていってしまいます。
その時、福田はカズミに悪いと思い自ら別れ話を切り出し、結果カズミと福田は別れることになりました。
それを知った板倉と森はカズミのことを考えてしまい、カズミが可哀想だと福田に注意したのです。
一方、福田もカズミに対して申し訳ないという気持ちとやっぱりサトミが好きだという自分の気持ちに葛藤してしまい、自己嫌悪に陥ってしまったのだ。
それから、福田は意を決してまたもサトミに告白しました。
しかし、サトミから返ってきた返事は今は付き合えないという言葉だったのです。
結局、2人は曖昧なままこうしてまたも関係が途絶えてしまったのだ。
そして、大学を卒業した福田は社会人となって働いていました。
福田の勤務先は清掃の会社でそこで営業マンとして働いていたのです。
それから、福田仕事に追われる忙しい日々を送っていました。
そして、そのかいあってか福田は営業マンとして周囲からも認められるぐらい立派に成長していたのです。
そんな中、福田の元に部下として松平という女性と竜也という男性が新しく会社に入ってきたのだ。
福田は指導係りに抜擢されて後輩の面倒を見ていました。すると、福田は松平を指導しているうちにお互いが、異性として意識するようになってしまいました。
しかし、福田はあの日からまだサトミのことを引きずっていたので松平の気持ちに葛藤してしまうのです。
そしてある日、福田は仕事帰りに部下の竜也と飲みに行くことになりました。
そこで竜也がお酒を飲みすぎて酔いつぶれてしまったのです。
そして、福田は酔っぱらった竜也を自宅へと送っていくことになりました。
竜也のマンションへ送って行くとそこにはまさかのサトミがいたのです。
実は竜也のお姉さんがサトミだったのだ。
全く知らなかった福田は久しぶりに再会したサトミにまた告白したのです。
そして、サトミからOKの返事をもらった福田はやっとサトミと付き合うことができました。
こうして福田とサトミは長い年月を経て、やっと恋人同士になったのです。
そして、2人は付き合いだして幸せな日々を送っていました。
そんな中、時には意見が食い違い喧嘩をしたりする時もありましたが、ついに福田はサトミにプロポーズをしました。
福田はプロポーズの際、中学生の時に書いたあのラブレターを渡したのです。
そして、その福田からのプロポーズにサトミも返事をして、あの出会いから…こうして2人は長い月日を経てついに結婚することになりました。

感想

福田というシャイな男の子がサトミに消しゴムをもらったことをきっかけに、一瞬にして恋に落ちてしまう展開は思春期ならではだなぁっと思いました!
また、福田自体がおとなしい雰囲気のキャラクターなので、そこがまた良かったのではないかと感じます。
福田がサトミを意識してドキドキしたり喜んだり、男の子でも誰かに恋をするとこんな風になるんだなと思ったし、読んでいると感情移入してしまいつい、頑張れ!って自分まで応援してしまうぐらいです。
一方、サトミも可愛らしい雰囲気の女の子であの笑顔に福田が魅了されるのも納得でした!
しかも、ちょっと天然なところも持ち合わせいて、そこがまたチャームポイントになっていた気がします。
文化祭で2人が徐々に仲良くなるあたりは、本当に甘酸っぱくて自分まで懐かしい気持ちになったし、1つ1つのなんでもないようなやり取りがとても印象的でした!
あと、福田が中学の時にラブレターを渡せなかったり告白できなかったシーンは、ガッカリしたしモヤモヤしてしまいました。
だけどそれでもサトミへの気持ちが薄れない福田を見ていたら、やっぱりそれだけサトミのことが好きだったんだろうな?とつくづく痛感しました…
大体このぐらいの男の子の恋愛とかって、もっと軽いというか気持ちの切り替えが早そうなイメージだったので、良い意味で福田には意外性すら感じました。
あと、高校生になって海でたまたま再会するあたりや大学生になって電車で再会する展開は、普通ならあり得ないようなお話ですが、やっぱり読んでいてワクワクが止まらなかったです。
また、大学生の時にはカズミという女性と付き合っていた中での再会だったので、福田がカズミとサトミの間で気持ちが揺れているところがなんともいえなくて、女性からしたら客観的に見ていたら、ちょっとイラッとしてしまう部分もあってハッキリしないとと思ってしまいましたが、確かに福田の立場に立ったらこうなってしまうんだろうななぁっと考えてしまいました。
結果、カズミとは別れてしまいましたがカズミも凄いいい女性だったので読んでいて複雑な心境に陥ってしまいました。

あと、もし仮にこのタイミングでサトミが現れなかったら
?と一瞬思ってしまいましたが、これもこの2人の運命だったのかと思ってしまいます。
そして、社会人になった福田の部下の竜也のお姉さんがまさかのサトミだという展開には、もう運命以外のなにものでもないんじゃないかと考えてしまうぐらいです。
まさかここで再会するとは福田はもちろん、サトミも思っていなかっただろうし、ここでやっと付き合えて本当に良かった!と思いました。
あと、最後に福田がサトミにプロポーズする際に渡した手紙があの時のラブレターとか、本当に女性からしたら羨ましいぐらいだし、こんなに1人の男性からずっと長い間、好きだと想われる女性って幸せすぎると思いました!
個人的には福田が作中でサトミと再会する時に2回目だいやまだ3回目だと、全然諦めていない雰囲気がインパクトがあって、本当に強い気持ちを持っている男性だと感じました…
自分なら福田のようにこんなポジティブに思えない気がしたした、どうかしたらこんなに告白しても付き合えないのなら、残酷だと考えてしまいそうな気がします。
また、どうして付き合えないのに神様は何度も会わせるんだろう?と思ってしまいそうです。
あと、福田が偶然を奇跡に変えるところや運命をずっと信じるあたりは、尊敬しがなかったしこの強い福田の愛のパワーだからこそ上手くいったのかと錯覚に陥ってしまうぐらいでした!
また、中学生の時に出会ってずっと付き合わずに、何度も再会を繰り返して付き合って、最後に結婚する流れはまるで奇跡のようで最後は感動して涙が出るくらいでした。
あと、恋愛だけではなくずっと福田と仲が良かった友達の板倉や森との関係性も本当に素晴らしかったです。
彼らが時には福田をちゃんと注意したりするところにはジーンとしてしまいます。
男の子同士の友情って良いなぁっと思ったし、女の子にはない部分だと思ってしまいました。
学生時代から仲が良い友達とずっと大人になっても関係が続く自体が凄いことだし!読んでいて羨ましく感じました。
最後にこの作品を通じて、福田を見ていて初恋が成就することって本当に一握りだと思ったし、また誰かと出会うことやその人を好きになることで、自分の人生って大きく変わるんだと実感しました!
また、その相手に寄って人は良いようにも悪いようにも変わってしまうのも事実だし、それが人を本気で好きになった証なのかな?と考えてしまいます。
そして、自分も思い出してしまいました…
初恋だったり、学生時代に好きだった人や付き合った人のことを思い出して懐かしい気持ちに浸ってしまいました。
自分も学生の時から社会人になってずっと付き合っていた人がいたけど、長く付き合っても結局別れてしまいましたが、結果それが運命だったんだと受け入れた時のことをふと思いだしてしまいました…
今どこでどんな風に過ごしているかはわからないけど、幸せになっていたら良いなぁっと思う気持ちは嘘じゃないし、福田のようにはいかなかったけどそれも自分の運命だと考えました。
最後にこの作品は再会をテーマにしたお話でしたが、1人の男の子が運命を信じてずっと変わらない気持ちを貫くという純愛そのもので、学生の子供たちはもちろん大人世代が読んでも共感できたり感動できる作品だと思います!

漫画

Posted by ありちーぬ