呪術廻戦 26巻のネタバレと感想 五条vs宿儺の決着がつく!
呪術廻戦の26巻のネタバレと、感想を書いていきます。
26巻の収録話は、228話~237話と予想されますので、その収録話のあらすじを書いていきますね。前の呪術廻戦25巻ネタバレとあらすじはこちら。
26巻のネタバレとあらすじ
228話 考える五条
バスケットボールよりも小さな領域を展開した五条。
3分ほど結界は均衡していましたが、3分後に結界が割れて、ボロボロにぶっ壊れた御廚子と大きなダメージを受けた宿儺、そして五条が現れます。
五条の領域展開の結界が宿儺に壊されるのと、結界内で五条が宿儺に結界を保てなくなるほどのダメージを与えたのが同時だったからそうなったのです。
激しい攻撃の応酬を続けながら、五条は考えます。
「おかしい…何故宿儺は領域に付与された術式以外は発動しないんだ?」
「結界の対外条件を変えて内→外の強度が下がっても内側から破壊せずリスクの高い手段をとった」
「なぜ宿儺は領域内で、式神の魔虚羅を使わないんだ??」
考え続ける五条。その鼻からは鼻血がツーッ…と出ます。少し不穏な感じです。
229話 式神ついに領域内に登場
冒頭から、また五条と宿儺は領域展開をします。
領域内で、五条は宿儺をボコボコにして、御廚子を壊し、宿儺に大きくダメージを与えます。
と同時に宿儺も五条の領域を破壊し、二人とも領域から出てきます。
この結果に、高専生たちは
「領域内なら五条の方が強い、勝てる!」と思います。
直後、また両者は領域展開。(今日何度目の領域展開…)
しかし、今回の領域展開は宿儺がワンテンポ遅れます。
五条(今領域展開がワンテンポ遅れた…ということは宿儺は肉体の治癒の分、術式の修復が遅れたということだ。僕の無量空処をくらってるな)
今回は領域展開をしてから2分40秒後、五条が宿儺の御廚子を破壊。宿儺は無量空処をくらい、呆然とします。
五条は「今だ!最低でも心臓、肺、肝臓は潰す!」と宿儺にとびかかりますが・・・
なんとここで、宿儺は魔虚羅を召喚。五条は驚き、「このタイミングで?だが、無量空処に対応する前に一撃で破壊する!」と魔虚羅を破壊しようとしますが・・・
なんとすでに魔虚羅は無量空処に対応済みだったのです!
230話 驚きの宿儺の作戦
魔虚羅は何故、無量空処に適応済みだったのか・・・!?
それは、宿儺の中にある恵の魂に無量空処を浴びせ続けて、魔虚羅の代わりに恵に適応を肩代わりさせたからだったのです。
宿儺「無量空処は正直厄介だと思っていてな、お前からそのカードを消しておきたかったのだ」
五条「肩代わりしたのは適応の過程で、結果ではないだろ?次は一撃で魔虚羅を消してやるよ」
五条はまた無量空処を展開!・・・しようとしますが、五条の鼻から鼻血が出て、展開が出来ませんでした。
普通、領域展開は1日1回の代物。それを既に4回やっているので、脳の回路に負担がかかっており出来なかったのです。
領域展開をすれば脳の術式回路が焼け切れます。それを修復するために、五条は脳を呪力で破壊してから反転術式で回復させ、焼けきれた回路を修復していたのです。
しかしそれは、相当な脳へ負担がかかっており、既に五条の脳は限界で、領域も展開できなくなっていたのです。
宿儺「次は結界を閉じて逃げ場を無くし、切り刻んでやる。じゃあな最強。俺がいない時代に生まれただけの、凡夫よ。・・・領域展開!」
宿儺は領域展開をしようとします。五条、絶体絶命・・・。
と思った瞬間・・・宿儺も目や鼻から血が流れて、展開出来ませんでした。
無量空処の効果により、宿儺の脳にも相当なダメージが入っており、五条と同様に宿儺も領域展開が出来なくなっていました。
五条「はっはっは!しっかり効いてるじゃねぇか!」
お互い領域展開が出来ないので、再度戦いは殴り合いに変わります。
『絶対的な強者、それゆえの孤独。あなたに愛を教えるのは・・・ 』
231話 激しい応酬
五条と宿儺の激しい応酬が続きます。
宿儺の頭には、魔虚羅の法陣がついており五条の攻撃に適応するたびにくるりと回ります。
五条「あと3回だろ、魔虚羅が僕の不可侵に適応する回数」
宿儺「クックック、カウントダウンだな。お前のそのうすら笑いが消えるまでの」
五条「3回も待たずにぶっ殺してやるよ」
232話 魔虚羅登場
ずっと五条は順転の術式だけを使って戦っています。
そして、散々順転術式の「蒼」しか使わないことを宿儺に刷り込み、建物内の陰にかくれ、「このタイミングでこれには対応できない『赫』!」を放ちます。順転術式しか使わないと見せて、突如反転術式の攻撃をしたのです。
赫は宿儺にヒットします。そして、さらにダメ押しの黒閃を宿儺にぶち込み、宿儺はとうとう気絶します。しかし、気絶と同時に魔虚羅の法陣が最後の回転をして、適応。
魔虚羅が登場し、五条に襲い掛かります。
233話 次々と式神が登場
魔虚羅がついに五条の「不可侵(攻撃が当たらない)」に適応。
五条の脳裏に「敗北」の文字がよぎります。しかし敗色とともに、充足感が湧き上がってくる五条。
『絶対的強者ゆえの孤独。今彼を満たしているのは…』(まさかの宿儺との戦いにより、五条は愛を感じたのだろうか?)
五条は反転術式「赫」で魔虚羅を攻撃。同時に「いつまで休んでるんだ?」と宿儺も攻撃します。
宿儺は「不可侵」に対応した魔虚羅に五条を攻撃させ、魔虚羅の攻撃により五条の不可侵が切れた瞬間に宿儺も同時攻撃の体制に。
こうして、戦いは宿儺&魔虚羅 対 五条 の2対1になりました。
五条は2対1の戦術を練りますが、なんと宿儺はさらに「顎吐」の式神も召喚。
3対1の戦いになるのでした。
五条は無制限の「虚式」で魔虚羅を一撃で消すことに決めるのでした。
234話 式神との戦闘
高専生達が話します。
乙骨「僕が出て五条さんに加勢します。宿儺の式神と戦って五条さんの負担を減らす」
それを聞いて悠仁も、俺も行く・・・と言いますが、日下部に却下されます。
日下部「足手まといがいない五条が一番勝率が高いんだよ」
それを聞いて、鹿紫雲「勝率?今の呪術師って、こんなんばっかなのか?これは勝つとか負けるとかじゃない、五条悟のための戦いなんだよ。割り込むのは野暮だ。」
鹿紫雲は戦いの勝ち負けでなく、戦いの美学を語ります。(でも正直鹿紫雲が一番真実をついている気がしました。)
五条は式神達と激しい応酬をしています。
宿儺は五条の虚式「茈」を脅威に考えています。もし宿儺が茈を食らったら、致命傷になるのが分かっているからです。
そんな中、魔虚羅がついに五条に適応。五条の腕を切り落とします。
しかし五条も「蒼」で反撃。顎吐の式神を撃破するのでした。
235話 茈炸裂
五条は宿儺自身を魔虚羅に投げつけ、すぐさま黒閃を宿儺にぶち込みます。
宿儺と魔虚羅はビルの中に吹き飛びます。
そしてすぐさま、五条は呪詞を詠唱。呪詞の内容から宿儺は「赫」が来ると判断。魔虚羅に命令し、逃げ出します。
赫から逃げた先には「顎吐」を撃破した「蒼」の術式が依然存在しています。
蒼の引力を利用し高速移動した五条。蒼を壊そうとする宿儺の穿血も、呪詞の後追い詠唱で飲み込んでしまいます。
そして、さらに、赫と蒼の呪詞を合わせて、、、茈を放ちます。
茈は最大出力で、大爆発。核爆弾のように周囲すべてが崩壊していきます。
茈炸裂後は・・・宿儺はボロボロ。式神は全て崩壊。五条も自爆行為だったのでダメージを受けますが、自分の呪力だったせいか宿儺ほどダメージは受けず。
この戦い、五条が勝ちました。と思えました。
236話 まさかの五条死亡
冒頭、五条が夏油に話しかけます。どうやら、ここは死後の世界のようです。死んだ高専のメンバー、夏油、七海、灰原がいます。
場所は空港。
夏油「どうだった?呪いの王は」
五条「いやマジでつえーわ。あれでも全力出し切ってなかったんだから」
五条「鍛えた肉体に技術、センス、発想、全て宿儺にぶつけた。全部伝えたかった、伝わってほしかった。」
五条「でも宿儺は僕に全てをぶつけることは出来なかった、そこを申し訳なく思うよ」
(強者ゆえの愛、なのでしょうか)
七海「以前冥さんにおすすめの移住先を聞いたことがあるんです。『新しい自分になりたいなら北へ』『昔の自分に戻りたいなら南へ』私は迷わず南を選びました。そんな後ろ向きな私が最後に未来に賭けたんだ。灰原には感謝している。」
シーンは現実へ。
五条は体を真っ二つに切られて、血を流して死んでいました。
宿儺「魔虚羅による適応は一度攻撃を受けると時間により解析が進行し、その間にまた攻撃を受ければその時間が加速する。一度適応した呪術も決して解析を完結せず、更なる適応を続けるのだ
魔虚羅は不可侵を中和するように自らの魔力を変質させていった。それは俺に出来ないことだから、待った。宿儺に合った不可侵への適応の仕方を。
その結果は、斬撃を飛ばして相手を攻撃するのではなく、斬撃の対象を空間や世界に拡張し、切ることだった。
不可侵があろうとなかろうと、その世界に存在すれば世界ごと切るので、関係なく切れるのだ。」
宿儺が五条に勝利した理由を、五条の死体に教えます。
五条は不可侵があるから、切られないと思って油断していた。そこにうまく付け入った宿儺の勝利でした。賢過ぎる・・・
宿儺「あっぱれだ五条。私は生涯お前を忘れることはないだろう」
五条が負けて死亡したのを見届けた鹿紫雲は、宿儺にかかっていくのでした
237話 鹿紫雲vs宿儺、秤 vs 裏梅
上空から大きな氷塊が落下してきます。
その氷塊の上には裏梅がいました。しかしさらにその上空から、秤が登場し裏梅に対し領域を展開します。
氷塊は全て水にとけて、中から万が死の際に宿儺に渡した武器「神武解」が出てきます。
氷塊はこの神武解を渡す目的だったのです。
宿儺は神武解を受け取り、振ります。巨大な電撃が走ります。神武解は電撃の武器のようです。
しかし相手は電撃の呪力を使う鹿紫雲。あまりダメージはありませんでした。
鹿紫雲は、宿儺に質問します。
鹿紫雲「お前は生まれながらに最強だったのか?それとも最強になったのか?弱さを知らずにどう他者をいつくしむ?俺には出来なかった。教えてくれ、強さとは孤独なのか?際限なく力の発露を求め続けるのが強者に課せられた罰なのか?」
宿儺は「贅沢者め。五条もそうだったのだろうな。教えてやる、こい」とだけ。
戦闘が始まります。
鹿紫雲は幻獣琥珀の術式を使い、電気を帯びた獣の姿になり、宿儺を攻撃します。圧倒的な戦闘力の向上が得られる術式ですが、この術式を使った後は死ぬという究極の制約があるのです。
宿儺は、反転術式以外に1度だけ回復する方法があります。それは、受肉による再開の変身です。
宿儺は変身し、恵の姿ではなく昔の宿儺の姿に戻ったのでした。
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