スパイファミリー1巻の感想とネタバレ!これは面白い
今流行りのスパイファミリーの1巻を先ほど読破しました!めっちゃ面白かったので、ネタバレと感想を語っていきます。
スパイファミリーの1巻(1話~5話)のネタバレ!暖かく面白い偽りの家族の話
スパイファミリーは、東の国と西の国の両大国が舞台の話。
西国一のスパイである『黄昏』こと、ロイドが主人公。
冒頭からもうコメディー全快の展開でした。
大臣のカツラの証拠写真を奪われないよう守るのがミッションという謎の指令。
カツラの証拠写真を守ったことで、「おかげで大臣は命拾いしたよ」とのこと。なんじゃそりゃwカツラがバレたら政治生命が終了するんかいっていうw
そんなスタートから始まった、スパイファミリー。そして、ロイドに次の指令が下ります。
「東西の和平を脅かす、ドノバン・デスモンド国家統一総裁に近づいて、不穏な動きを探れ」
「そのために、彼の子供の幼稚園に潜入しなければならない。よって、妻と子供を一週間以内に作れ」
もうめっちゃくちゃだな・・・
妻と子供を一週間以内に作れという指令にさすがのロイドもコーヒーぶちまけてました。
子供は、孤児院で里親として貰うことに。
名門幼稚園に受かるためには、賢い子が必要だとロイドが院長に伝えると、孤児院院長からアーニャを紹介されます。
実はこのアーニャには秘密の能力「相手の思考を読み取る」というエスパー能力があるのです。
公式youtubeより引用
実際はアーニャはそんなに賢くないのですが、超難しいクロスワードのパズルを、ロイドの思考を盗んで解いてしまいます。
ロイドは驚愕!めっちゃ賢いなこの子・・・!
ということで、アーニャなら名門幼稚園に受かると踏んで、アーニャを子供にすることに決めます。
しかし、アーニャは6歳の子供。まだ落ち着きがないし、面倒を見るのがとっても大変。
ロイドは、「世の親御さんはこんな難しいミッションをこなしているのか」と感心します。
管理人も親だけど、難しいミッションこなしてんだよ~~~と思いましたw
ある時アーニャが、ロイドが外出中に、仕事道具の無線機を遊びで使います。
何と無線機で、「黄昏参上(黄昏はロイドのコードネーム)」と発信してしまいます。
そのせいで、ロイドの敵対勢力にアーニャが攫われます。
ロイドは「あ~攫われちゃったか。まぁ子供なんて、また孤児院で貰って仕切り直して・・・」
と考えるのですが、すぐに助けに行ってしまいます。
「くそ、スパイとして失態だ。こんなリスクを冒してまで敵地に・・・スパイ失格だ」
とつぶやきながらも、アーニャを助けてしまいます。
しかし、すぐに考えを改めます。
「スパイ失格?違う、あの子を巻き込んだことが失態なんだ。子供が泣かない世界を作りたくて、オレ、スパイになったんだった」
ということ。ここ、めっちゃかっこいいです。
ロイドは金のためにスパイをやっているのではなく、誰も泣かないよりよい世界を作りたくてスパイをやってるってのがミソですよね。
ヨルとの出会い
公式youtubeより引用
今回のミッションのターゲット、ドノバン・デスモンドに近づくために、彼の子供が通う幼稚園に入園するには、入園試験があります。
その受験資格は「父母共に受験する事。例外は一切認めない」ということで、ロイドは急きょ妻を作らなければなりませんでした。
そこで出会ったのが、ヨルです。
ヨルは結婚適齢の20代後半。弟を心配させないためにも、パーティまでに即席でもいいので早くパートナーを作る必要がありました。
ロイドはある日、アーニャの服選びに来ていた店でヨルと出会います。
アーニャはプロの殺し屋。
気配を消して歩いており、ロイドの目に留まります。
そしてロイドがヨルをじろじろ見ていたので、ヨルが何か用ですか?と話しかけたことをきっかけに
そこから彼氏のフリをしてもらう代わりに、受験で妻のふりをしてもらう契約になりました。
パーティに遅れるロイド
彼氏を連れてくると同僚に約束したヨルのパーティの日。何時まで経ってもロイドはパーティに現れません。みんなから、「彼氏がいるとか嘘じゃん。」
とバカにされています。
ロイドは急遽入ったミッションで大忙し。流血しながら、大急ぎでパーティ会場に入ります。
そして焦っていたせいか、ロイドは「ヨルの夫のロイドです!!!」と言ってしまいます。
みんなが、「え?ヨル結婚してたの?」と驚き、成り行きで結婚したということになってしまいました。
しかし、ヨルにとっても、ロイドにとってもその方が都合が良かったので、じゃあ結婚しましょうということになりました。
ここのやりとりめっちゃ面白かったですねw
ヨル「こんな時になんですが、結婚しませんか?お互いの利益のために」
ロイド「じゃ役所に行って手続しましょう」
はい、とか、喜んで!
とかじゃないんだwwwめっちゃ気が早すぎるwwww
しかも、この時点でお互い殺し屋、スパイということを認識していないという・・・
しかも結婚指輪は、手りゅう弾の抜いたピンなのでした。
幼稚園の受験
幼稚園の受験のために、アーニャはそれなりの学識と高貴なふるまいをしなければなりません。
ロイドはアーニャとヨルに、オペラのリサイタルや、美術館、選挙演説などに連れて行きます。
しかしどれもあまりいい結果にはならないのですが、これが面接で聞きます。
面接のアーニャの回答が楽しすぎる
面接官「お休みの日は何をしてますか?」
アーニャ「びずつかんいったりおぺらたべたり・・・」
オペラ食べるなwwww
面接官「学校に入ったら何がしたいですか?」
この質問に、ロイドはつい頭の中で「学校に潜入して敵組織とボスの秘密を暴き出す」と考えてしまいます。
アーニャがその思考を読んでしまい、
アーニャ「ボスのひみつをあばきだします!」
と答えてしまいます。ロイドがすかさず「トップにまで上り詰めた校長先生の生き方に興味津々なのです」とフォローします。
ロイドフォローうますぎるww
面接官「では彼のように大成するにはどうすればいいかね?」
アーニャ「からだひとつでじゃんぐるをいきぬいたり、しととなりあわせのてすとをくりかえしてせいしんをきたえます」
ロイド(それ昨日やってたアニメだろー!)
面接官(何という覚悟!この娘さんを少々みくびっていたようだ)
最終的に、一人、めっちゃ最低な面接官がいて
面接官「前のママと今のママどっちが好きだ?」
ロイド(こいつの母親はおそらくもう・・・)
アーニャ「ま・・・ま・・・(泣き出す)」
ロイド「質問の変更をお願いします」
面接官「そうかやはり前のママがいいか。そんな些細なことで泣いてはやっていけんぞ」
ヨル「ささいなことですって・・・!?」
ロイド(我慢だ我慢・・・)と言いながら拳を振り上げて、机を思いっきり殴る。
ロイド「子供の気持ちを軽んじるのが帰校の教育なら、選ぶ学校を間違えました」
そして去ります。
ロイド(絶対落ちた・・・)
しかし先ほどの酷い面接官は別の面接官に殴られます。
恐らく受かることでしょう。
感想
これはかなり面白く、温かい気持ちになる素晴らしい漫画ですね。
偽りの家族で、ロイドも任務に忠実な機械のような奴だったのが、家族の温かみに触れて、感情と愛情をあらわにしていく。
普通に笑えるし、面白いですね。
早く続きが読みたくなる漫画だし、何度でも読み返したくなっちゃう漫画ですね~
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