自然由来で体にいいということで人気のマヌカハニー。風邪やインフルエンザの予防、ピロリ菌の除去などメディアに取り上げられることも多くなりましたね。
まず、どんな人がマヌカハニーを食べてはいけないのか?
結論だけ先にまとめると…
① 1歳未満の赤ちゃんは食べさせてはダメ!!
② アレルギー体質の人は要注意
③ 糖分・カロリー過多に要注意
④ (治療や投薬により)免疫力が低下している人は摂取不可
このようになります。逆に言えば…
上記に該当しない健康な方であれば問題なく食べることができます。
④の『免疫力が低下している人は摂取不可』ですが、これは一般的な風邪等による体調不良は該当しません。(免疫低下を引き起こす投薬・治療などを行っている方が該当します)
ただ、これについては自分が該当するのか否か不安になる方もいるはずですので、現役医師の方と対談を行い、この内容を取り扱って頂きました。
尚、対談には世間一般にはあまり知られていない内容も含まれています。マヌカハニーのみならず、蜂蜜全般に言えることです。ぜひ目を通してくださいね。
Contents
そもそもマヌカハニーって?
マヌカハニーとはニュージーランド・オーストラリアに自生するフトモモ科の樹木・マヌカの花から採取されるハチミツです。ニュージーランドの先住民族であるマオリ族は古くからマヌカの木を万能薬として使用してきました。
マヌカハニーを食べると病気になりにくいということで研究が始まり「メチルグリオキサール」という成分がマヌカハニーの抗菌成分であることがわかりました。
このメチルグリオキサールの含有量はMGO(MG)という数値で表され、数値が大きくなればなるほど強い抗菌作用を持っていることになります。
1歳未満の赤ちゃんにはあげてはダメ
1歳未満の赤ちゃんには絶対に食べさせてはいけません!!
まず、抑えておきたいのが1歳未満の赤ちゃんに与えてはいけないことです。これはマヌカハニーに限らず、蜂蜜全般に言えます。
マヌカハニーを含む蜂蜜のには「ボツリヌス菌」という菌が存在しています。このボツリヌス菌に対して抵抗力がある人(1歳以上)は摂取しても問題ありません。
しかし、乳児にはまだ腸が完全に成熟していないため、マヌカハニーを摂取してしまうと「乳児ボツリヌス症」にかかってしまい最悪の場合、命を脅かす危険性があります。
1歳未満の赤ちゃんにだけは絶対に与えてはいけないということだけ頭に入れておいてください。1歳が基準となってますが、発達具合によって1歳に到達していても注意が必要なこともあります。
お子様の発達状況をよく観察して判断してください。また、初めてマヌカハニーをあげるときは少量ずつあげるようにしてくださいね。
アレルギー体質の人
マヌカハニーではミツバチがマヌカの花の蜜を集めます。
そのためマヌカの花粉やハチにアレルゲンをお持ちの場合は、報告数は少ないものの、アレルギー反応が出ることがごく稀にあるようです。過去に蜂に刺された経験のある方も、念の為に注意した方がいいかもしれません。
花粉に対してのアレルギーというと思い浮かぶのが「花粉症」ですね。私自身、10年以上スギ&ヒノキ花粉症を患っていますが、マヌカハニーでアレルギー反応が出たことはありません。
マヌカハニーのアレルゲンとなる花粉は「マヌカ」の花粉ですので多くの日本人が悩まされるスギ・ヒノキ花粉症とは関係ありません。
因みにマヌカの花は日本にはないので、マヌカ花粉をアレルゲンに持っている方はほとんどいないと思います。
マヌカハニーで『花粉・ハチ』に対してアレルギーが出る人は、普通の『蜂蜜』を食べた時にも同じ症状が出る可能性が高いです。スーパーなどで売られている蜂蜜が問題なく食べられる方であれば心配はないでしょう。
糖分・カロリーを控えなければならない人
マヌカハニーも蜂蜜の一種ですので、当然糖分が含まれています。また、若干ですが普通の蜂蜜に比べてカロリーも高いです。
100gあたりのカロリー目安は蜂蜜が294kcal、マヌカハニーが300kcalです。また、カロリーに伴い糖分も多く含まれています。
マヌカハニーも糖分を含んでいるので、糖質制限やカロリー制限を課されている方は注意が必要です。
実際のボトルにある栄養成分表示を確認してみましょう。(上3つがMGO250、下3つがMGO500前後のマヌカハニーです)
若干の誤差はあるものの、その差は10kcal程度。メーカー間でもグレード間でもカロリーの違いはないようです。
食べすぎることで、カロリーや当分の取りすぎになる可能性はありますが、適量を心がけて摂れば健康を維持してくれる良質な食品ですよ。
健康な人は過度な心配は無用
殺菌能力の強さから副作用などを心配する声もちょくちょく聞かれます。ですが、これだけ人気になった背景を見ても基本的には誰でも問題なく食べることができるはずです。
風邪やインフルエンザなどの体調不良ではマヌカハニーを食べるのに問題はありませんし、むしろこのような感染症には有効と言われていますので、過度に心配する必要はないでしょう。
一応リスクとして様々なケースをご紹介してきましたが、再度まとめると
① 1歳未満の赤ちゃんは食べさせてはダメ!!
② アレルギー体質の人は要注意
③ 糖分・カロリー過多に要注意
④ 免疫力が低下している人は摂取不可
このようになります。これらに該当しない健康な方は適量(スプーン1杯位)のマヌカハニーを継続摂取して、健康維持に役立ててみてくださいね。
表の④免疫力低下については現役医師の方と対談を行い、解説していただいております。また、その内容を掲載した別の記事があります。
素人である私の解説よりも、医師の説明の方がより安心できると思いますので、そちらをご覧ください。下記のリンクより確認できます。
マヌカラボでは本当にオススメのマヌカハニーを調べるために、人気と言われる29種類もの商品を実際に購入し、味・成分証明・価格などを総合的に評価したオススメランキングを作成しています。
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また、現役医師の方と対談を行い、あまり知られていないマヌカハニー摂取時の注意点なども記載しています。
こちらも併せてご覧いただくと、より理解が深まると思います。ぜひ参考にしてみてください。下記のリンクからチェックできます↓↓