マヌカハニーの日常摂取で免疫力アップできるという情報がよく聞かれますね。今回はそんなマヌカハニーがインフルエンザにも効果があるのかどうかを検証していきたいと思います。
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そもそもマヌカハニーって?
マヌカハニーとはニュージーランドに自生するフトモモ科の樹木・マヌカの花から採取されるハチミツです。ニュージーランドの先住民族であるマオリ族は古くからマヌカの木を万能薬として使用してきました。
マヌカハニーを食べると病気になりにくいということで研究が始まり「メチルグリオキサール」という成分がマヌカハニーの殺菌成分であることがわかりました。
このメチルグリオキサールの含有量はMGO(MG)という数値で表され、数値が大きくなればなるほど強い殺菌成分を持っていることになります。
インフルエンザ予防にも効果的
マヌカハニーには病原菌やウィルスの増殖を抑制・除去する効果を持っています。そのため、インフルエンザの予防にも充分に効果があると思われます。
豊富なビタミンやミネラル・アミノ酸を含んでいるので体力が弱っている時の栄養補給としても使うことができますよ。
インフルエンザ予防を目的に使う場合は毎日定期的に継続して食べること望ましいです。1日の適正量は20gと言われています。
ティースプーン1杯(5g)を4回がちょうどいい目安です。必ずしも1日20g摂らなければならないわけではないので案してください。少量でも毎日継続することできちんと効果を得ることができます
コーヒー・紅茶・ヨーグルトに混ぜたり、パンやトーストに塗って食べるのが人気の食べ方です。
味は一般的な蜂蜜と比べると少し苦味があるという感想が多いですね。薬っぽい味がするという方もいます。ですが、これは製品によってだいぶ変わるので、口に合わない場合は別の商品を試してみると良いですよ。
ちなみに殺菌成分である「メチルグリオキサール」は熱に強く250度位まで加熱してもその効果を維持しますが、蜂蜜のもつ栄養素については40度を超えたあたりから徐々に減少します。
熱い飲み物に入れたり、調理に使う場合は“栄養素”の面では諦めざるを得ません。私は殺菌成分だけあればいいやと思ってコーヒーなどにも使っていますが「無駄にしたくない」という方は冷たいものと一緒に、またはそのままスプーンですくって食べてください。
抗インフルエンザ薬と併用が効果的!
最新の研究でマヌカハニーの驚くべき効果がわかってきました。インフルエンザに感染した場合に処方される、タミフルやリレンザなどの抗インフルエンザ薬と一緒にマヌカハニーを食べることで菌の抑制効果が上がるというものです。
マヌカハニー(3.13mg/mL)とリレンザ・タミフルを一緒に使用した場合、リレンザ・タミフルの薬剤の量を1/1000程度まで減らしても、リレンザ・タミフルを単独で使用する時と同等の効果を得られることが証明されています。
タミフルを通常の1錠分(75mg)+マヌカハニーで使用するとどうなるのか…そのような情報がどこにも転がっていないので、次回私がインフルエンザにかかったときには実際に試してみたいと思いますw
また、これは個人の方の使用体験なので効果を保証するものではありませんが、風邪をこじらせて39度近い熱があったときに、MGO500のマヌカハニーを食べて寝たらその日のうちに37度以下まで下がったそうです。
予防だけでもなく、万が一インフルエンザに感染してしまったときにも効果を発揮するとはマヌカハニーに脱帽です。
高齢者も問題なく食べられる
マヌカハニーは高齢者の方も問題なく服用できます。ただし、糖分やカロリーの制限を課せられている場合など食事に関する制限がある場合には、摂取量を担当の医師に確認した方がいいかもしれません。
多少の制限があっても、毎日ティースプーン1杯分(5g)の摂取程度であれば問題なく行えるはずです。
また、ハチや花粉にアレルゲンをお持ちの場合、アレルギー反応を引き起こすことがあります。花粉はマヌカの花粉になりますので、スギやヒノキ花粉症をお持ちの方でも大丈夫です。
マヌカハニーは自然由来の安心安全な食べ物ですので、免疫力が落ちている高齢者の感染症予防に使われている方も実際に多くいらっしゃいます。
ヨーグルトにちょこんとのせるだけで手軽に食べられるうえに栄養価も高いので、与える側もレシピを考える手間が入りません。
コーヒーやお茶などに入れて飲む場合は殺菌成分は変化しませんが、栄養価については40度を超えたあたりから減少し始め、約60度でなくなってしまいます。
せっかくなので抗菌性も栄養も、とお考え場合は冷たいものと一緒に、またはそのまま食べるようにしてくださいね。
マヌカラボ厳選。おすすめランキング
多くの種類があるマヌカハニー選びは、初めての方には選択肢が多すぎて困ると思います。マヌカラボでは様々ニーズに対応できるような3パターンのおすすめランキングを作成しています。
実際に購入&実食し、食べやすさ・価格・マヌカハニー独特のクセの有無を調べて作成しています。
これからお求めになる方は、ぜひ一度ご覧ください。
風邪にも抜群の効果のマヌカハニー
インフルエンザへの効果が実証されているマヌカハニーですが、効果はがあるのはインフルエンザだけではありません。
例えば、喉の痛みや咳の症状緩和、胃がんの原因菌「ピロリ菌」の除去、歯周病・虫歯の予防、ニキビ、口内炎、便秘など。
マヌカハニーの日常摂取で予防できることは多岐に渡ります。
特にピロリ菌は日本人の胃がんの原因の9割以上を占めているものの、なかなか除去が難しい菌として知られています。マヌカハニーを定期摂取すれば、胃がんのリスクも軽減することができますよ。
適切なMGO数値の選び方
マヌカハニーにもその成分の強さに違いがあります。メチルグリサールの含有量はMGO(MG)という値で表記されています。
このMGOの数値が大きくなるほど効果が強いことになりますが、数値が上がるに伴って値段も上がります。
インフルエンザ予防のための日常摂取にはMGO200以上のものを推奨しています。
初めて買うか方で、最初はMGO100位の数値の低いものから始めたほうがいいのかという疑問をお持ちの方がいらっしゃるようですが、私は初めての方にもMGO200以上をお勧めします。
というのもマヌカハニーの効果が目に見えて実感しやすいのがMGO200以上だと言われているからです。MGO100ではちょっと効果がわかりづらいかもしれません。
副作用を心配される方にアドバイスするならば、アレルギー体質の方以外は問題ありません。マヌカハニーはハチ・花粉をアレルゲンに持っている方にはアレルギー反応を示すことがあります。
ですが、これは体質によって反応するものですので、MGOの数値が低かろうが高かろうが関係ありません。心配な方は初めは少量ずつ(スプーンに半分程度)食べるといいですよ。
因みに重度のスギ・ヒノキ花粉に毎年悩まされる私はマヌカハニーを食べても問題ないので、花粉症の方でも大丈夫です。マヌカの花は日本にはないので、マヌカ花粉症を持っている日本人がそうそういないと思いますよ。
マヌカハニーの1日の適正摂取量はティースプーン3〜4杯(20g)です。ネット上で1日の適正量が20gと書かれていることが多いですが、これはニュージーランドで実際に研究が行われ治験者が期間中に毎日20g食べた結果、問題がなかったためです。
20g以上食べても特に問題が出るとは考えにくいですが、私は量を増やすよりもMGO数値の高いものを摂る方が効果的だと思います。(MGO250のスプーン2杯分とMGO500のスプーン1杯分に含まれるMGOの量は同じです)
※記事中ではマヌカハニーの効果をご紹介していますが、マヌカハニーは「治療薬」ではないので、その効果を補償するものではないことをご理解ください。