20坪平家のおすすめ間取りは?!建築費用やオシャレなデザインを解説!
こんにちは。今回は最近人気が出てきている平家について紹介していきたいと思います。
平家の中でも、今回は20坪という限られた面積での平家についてピックアップします。
どのような間取りがおすすめ?取りいれるべき機能や環境は?
また平家ならではのメリットや、二階建て住宅と比較した時のメリットやデメリットについて紹介していきます。
20坪の平家の部屋数の目安
引用元:https://suumo.jp/chumon/koumuten/rn_nokonokonoie/501107_0001_24/jitsurei/jc_0021/
20坪と聞くと、どのくらいの面積をイメージしますか?
20坪の平家は基本的に一人暮らしや夫婦二人で住むのが基本とされています。
3人でも住む事は可能と言えば可能ですが、少々窮屈でないか?といった感覚でいてください。
20坪の平家はリビング・ダイニング・キッチンで大体14〜18畳くらいで構成され、そのほかにお部屋が2〜3つあるような間取りが多いですね。
一人暮らしの方は12畳くらいにして、寝室を広くするという方もいられます。
20坪の平家は3〜4人以上向けの家と比較すると、間取り構成がしやすく自由な設計を楽しむことができます。
20坪の平家に適した建物の形
20坪の平家住宅を計画している人はどのようなイメージを持っていますか?
実は平家には二階建て住宅と違った間取りのしかたというがあり、それが家の形です。
シンプルな視覚だけでなく、色々な形があるのでこれを期にどんな形の家にしようか考えてみてください。
今回は3つの形を紹介していきます。それぞれの形にはいろいろなメリットやデメリットがあるので、知っておいて損はありません。
それではI字型住宅から紹介していきますね。
I字型平家住宅
引用元:https://is.gd/at17VO
I字型と呼ばれる住宅はそのままなのですが、長方形、横長、縦長などの形を総まとめにして呼ばれています。
もっともオーソドックスで、注文住宅の中でも一番選ばれやすい形の家です。
以下がメリットになっています。
- コストパフォーマンスが良い
- 風通しが良い
- 空間・間取りの自由設計が可能
- 広いLDKを作りやすい
- 家事が自然としやすい間取りになる
- 屋外環境を自由に楽しめる
残念ですが、デメリットもあるので、理解しておくと他の家の形と比較しやすくなるでしょう。
- プライベートな空間を作るのが難しい
- 建物の形状により音が反響しやすい
- 日当たりの強弱が激しい
- 長い廊下に不向き
このようにI字型にはいろいろな特徴があります!
選ばれやすいのは予算面が主な理由ですが、間取り設計の自由性も魅力ですね。
I字型住宅には他にもいろいろなメリットがあります。
以下のリンクでは実際に間取り図から解説したり、内臓や外装のデザインなども学ぶことができるので、気になる人はチェックしてみてください。
L字型平家住宅
引用元:https://is.gd/gRCzkH
I字型が進化してL字型になったタイプです。
形がちょっと変わっただけで実はかなりメリットとデメリットもあったります。
以下の内容なL字型住宅のメリットです。
- 形の悪い土地にも建築ができる
- プライベート空間を作りやすい
- L字空間を生かしたエクステリアを楽しめる
あなたが建築しようとしている土地はどんな形をしていますか?
普通に正方形や長方形の形をしているなら、それはそれでいいと思いますが、L字型住宅は形の悪い土地にも容易に建築できるメリットがあります。
形が悪いせいで土地の価格が安い土地はある意味メリットになるかもしれませんね。
続いてL字型住宅のデメリットです。
- 初期費用とメンテナンスコスト
- 日当たりが悪い場所ができてしまう
L字型のデメリットはそんなにありませんが、これはI字型と比較した時の話なので実は気にしない人も多いですね。
唯一日当たり面に問題があるかなといったところですが、対応することで問題は解決できます。
L字型住宅は実際に間取りやデザインを見てみると、その魅力がわかると思います。
以下の記事から詳しい内容をチェックしてみましょう。
コの字型平家住宅
引用元:https://www.pinterest.jp/pin/854558098021509777/
独特な形をしているコの字型と呼ばれる平家住宅です。
特徴はいろいろとあります。
コの字型のメリット
- 屋根や中庭など個性的なレイアウトを楽しめる
- 階段が無い事で安心・安全な家になる
- 家事動線が自然と楽になる
- 各部屋へのアクセスが楽
- ファミリーコミュニケーションが増える
コの字型住宅では独特の形を生かしたメリットを感じることができます。
主に生活のしやすさと家族とのコミュニケーションをする頻度が上がり、なによりも中庭などのエクステリアを楽しむこともできます。
しかし反面、デメリットもあります。
- IやL字型の平家よりもコストがかかる
- 中央部分の水捌けが弱い
- 冬季間の熱損失が多い
コの字型住宅のデメリットは勉強しないと知らないような要素がたくさん。
コスト面はなんとなくわかるとして、中央部分の水捌けや窓が多くなりがちなコの字型は冬寒くなりやすいなどの特徴があります。
コの字型住宅は以下の記事からもっと詳しい情報を得ることができます。
ちなみにですが、他にもロの字型という住宅も平家ではありますが、20坪という土地だとロの字型はあまり見られないと言えます。
ロの字型を希望する際は25坪前後がお勧めとされています。
家づくりでまずやっておきたいこと
家づくりでまず最初にすべきは、住宅展示場に行く事ではありません。
無料でプロと家づくりの相談ができる、無料相談窓口を最初に利用すべきです。
ハウスメーカーや工務店に行くと、そこの会社の話ばかりされますが、無料相談窓口は住宅メーカーではないので中立な立場でプロの話が聞けます。
家づくりでは、予算組みやハウスメーカー選定など、素人では難しい判断がたくさん求められるので、素人だけでやると必ず間違った判断をして後悔することになります。
無料サービスは、色々あるのですが、NTTデータの『家づくりとびら』相談窓口が特におすすめです。
業界歴10年以上のプロが予算組みや、土地選定、ハウスメーカ・工務店選びを一緒にやってくれます。
私は「家づくり何からすればいいか分かりません」と相談に持って行ったのですが、家づくりの手順、ハウスメーカーや工務店の坪単価の話、適正な予算など分かりやすく解説してもらえました。
ハウスメーカー選定も、プロに要望を伝えて見学先を数社選んでもらったので、余計なモデルハウスを回る手間も大幅に省けました。
素人が全く知らない、優良な工務店なども紹介してもらえます。
家づくりは、プロに無料相談するのがオススメというか、絶対必要だと感じます。必ず利用しましょう。
20坪なら平家よりも二階建ての方がいい!?
さて、20坪の平家ですが、実は二階建ての方がいろいろとメリットがあるんじゃないのか?
と思ったこと、ありませんか?
実は平家住宅は、二階建て住宅と比較するとコスト面などに大きな差が出てしまいます。
材料の多さや屋根の大きさから平家の方がコストが高くなってしまうのですが、他にも色々な差があります。
以下の図で簡単に説明していますので、参考にしてみてください。
◯=適応している ×=適していない △=適応可能
平家 | 二階建て | |
建物の形の自由度 | ◯ | × |
家事動線 | ◯ | △ |
家庭内コミュニケーション | ◯ | × |
屋外環境 | ◯ | △ |
耐震性能 | ◯ | × |
バリアフリー施工 | ◯ | × |
建築費用 | × | ◯ |
採光性 | △ | ◯ |
二世帯住宅 | △ | ◯ |
掃除環境 | ◯ | × |
一見すると◯が多いとされる平家住宅ですが、費用面で圧倒的な差が出てしまうので、平家が最高!というわけにもいかないのが現実。
また△マークは意識して設計するとカバーする事ができるカテゴリーなので、デメリットを真に受けるのが嫌な人はちゃんと対応しましょう。
平家と二階建ての大きな違いについては、以下の記事で詳しく紹介しています。 あなたの不安を解消してくれます。
20坪の平家を間取り図から解説
ここからは実際に間取り図を見ながらその家の特徴などを解説していきます。
間取り図を見ることで自分の設計しようとしている家のイメージが湧きやすくなると思うので、今回は6種類紹介していきましょう!
間取り図1.最もシンプルな20坪の平家
引用元:https://suumo.jp/article/oyakudachi/oyaku/chumon/c_plan/hiraya_20tsubo/
2LDKにウッドデッキが設計されたもっともオーソドックスと言える間取り図です。
特徴は廊下らしい廊下がないことです。
家の中にはいるとそこはもうLDKのような空間になっています。
なので、来客があったときにプライバシー保護のため、何かしらの目隠しをするものが必要になりますね。
キッチン・玄関、そして各お部屋には収納がしっかりと間取りされているので、すっきりとしたお家と言えます。
こちらの間取りは2人から3人までの住まいを想定したお家で、LDKから外に出ると広がるウッドデッキフロアは十分すぎるリラックススペースとなるでしょう。
平家の特徴をしっかりと押さえた最もシンプルなお家ですね。
間取り図2.シンプルな20坪・3LDKの平家
引用元:https://www.pinterest.jp/pin/759349187144644612/
こちらもシンプルな正方形タイプの平家です。
さきほど紹介した窓地は2LDKですが、こちは3LDKです。
4.5.6畳と部屋を3つ作ることができていますが、4.2畳という部屋さすがに手狭を感じると思います。
寝るだけのお部屋ならまだしも個人のお部屋にするにはちょっと窮屈になります。
しかしながら広いLDKと3部屋ある平家は結構魅力的ですね。
またLDKから出られるウッドデッキも広くてリラックススペースとして非常に重宝します。
間取り図3.L字型の1LDK
引用元:https://xn--wbtt25b.com/hiraya/hiraya-20tsubo.html
こちらはL字型で1LDKのシンプルなお家です。
夫婦2人暮らしを想定としたウッドデッキのある間取りで、家の中に入ると左手にはトイレ、お風呂が。
正面の扉を開けるとLDKがあり、さらにその奥に10畳の寝室があります。
このお家は基本的にシンプルな間取りで過ごしやすい感覚を覚えますが、実は寝室にしか収納機能がなく、キッチンには食器棚的なところに保管するしか方法がありません。
そのためキッチンの床などに物を置いてしまいがちなので、壁面収納を設置するなどの工夫が必要になってきます。
収納がないというデメリットはありますが、18畳のLDKに10畳の寝室というとってもシンプルな間取りは広くて快適なお家なのは間違いありません。
間取り図4.20坪・ロフトのある2LDK平家
引用元:https://www.pinterest.jp/pin/727120302312340992/
とっても多機能なI字型平家住宅です。
特徴はなんと言っても12.7畳というとっても広いロフトです。
LDKの上部がそのままロフトになったとも言える広いロフトは収納、居住スペース、リラックススペース何にでも活躍ができる場所です。
ただし、夏は暑く冬は寒いのでそれなりの対策が必要となります。
LDKと2つの部屋はほどほどな大きさで2〜3人で済むのにちょうどいいお家ですね。
間取り図5.20坪コの字+ウッドデッキ1LDK平家
引用元:https://sfc.jp/ie/lineup/grandlife/plan/
こちらもシンプルな間取りの1LDK平家です。
坪数も20坪でコの字型住宅をしっかりと表現しています。
この間取りも寝室にしか収納がないのが若干デメリットですが、それ以外は特にデメリットもなく、18畳のLDK、8畳の寝室はだいぶゆったりしています。
こちらも2人暮らしを想定した住まいで、コの字型の窪みにはウッドデッキを並べとてもゆっくりと寛げるスペースとなっています。
間取り図6.広いWICがある20坪の2LDK平家
引用元:https://is.gd/XuGL9y
中央に13畳のLDKがあり、6畳の寝室と4.5畳の和室がある2LDKの平家です。
特徴は寝室と水回りからアクセスができる横長のWIC(ウォークインクローゼット)です。
この面積の間取りでは結構珍しい広々としたWICはあらゆる衣類などをここに収納することができます。
LDKはちょっと控えめな広さですが、二人暮らしなら基本的に快適に過ごすことができるでしょう。
20坪平家の内装デザイン
間取り図で機能や環境面の設計が頭に浮かびやすくなったかと思います。
今度はお家の中のデザインについてチェックしてみましょう。
見れば見るほど参考になる20坪平家の内装のデザインについて紹介していきます。
内装デザイン1.L字型平家のLDK内観
引用元:https://tochikatsuyo.biz/hiraya_20tsubo/
シンプルなホワイトを基調とした壁とナチュラルウッドのフロア。
ダイニングテーブルとキッチンの壁の色を統一し、とっても自然な雰囲気のLDK内観です。
左側に広がる大きな窓はたくさんの光を取り込み、暖かく快適な空間となります。
しかしながら、冬はこれが逆に冷気に変わってしまい暖房が効きにくいなんていうことにもつながるのでそれなりの対策が必要です。
一見すると狭い?と思いがちなLDKですが二人暮らしだとこれくらいの大きさがとてもちょうどいいので気にならないと思います。
内装デザイン2.平家20坪+スキップフロア
引用元:https://suumo.jp/chumon/koumuten/rn_nexthousegroup/148788_0007_23/jitsurei/jc_0001/
とってもオシャレなお家ですね。
特徴は見てのとおり、二つの中二階(スキップフロア)です。
右側は三段階段を登るとリビングスペースになり、左側はリラックススペースとなります。
かなり開放的な部屋になりますが、暖房、冷房がいきわたるには少々時間がかかりそうです。
それでもオシャレで快適な空間なのは間違いなさそうです。
狭い空間を上手に生かしたとってもオシャレなお家ですね。
内装デザイン3.
引用元:https://www.a-1group.net/osyarenahiyaya
シンプルモダンなLDK。
床材や壁材に用いた木材は無垢な木材を使用し、ナチュラルでシンプルな空間を演出しています。
20坪の平家というのはLDKが長くなる特徴がありますが、このLDKも同様の横長さあります。
キッチンがとってもオシャレなデザインになっていますが、リビングも長い革のソファを中心に設け、その中央にローテーブルを設けています。
少人数で過ごす20坪の平家のLDKはこのように中央に堂々と家具を配して歩くだけのスペースになっていると、狭さを感じず快適に過ごせます。
20坪平家の外装デザイン
続いて外装のデザインです。20坪の平家はこじんまりとした印象がありますが、外装デザインはとても大事になってきます。
屋根の形や色など、いろいろとチェックしてみましょう。
外装デザイン1.バリアフリー玄関+縁側
引用元:https://suumo.jp/article/oyakudachi/oyaku/chumon/c_plan/hiraya_20tsubo/
黒い壁にブラウンの木材を掛け合わせたバリアフリー玄関。
LDKと寝室から外に出ることができる縁側がさりげなく嬉しい外観のおうちです。
屋根の形を独特にし、個性を引き出しています。
写真手前に見えるコンクリートの地面ですが、水捌けがよくなりとても快適に歩くことができます。
平家ならではのバリアフリー加工は、わたしたちの将来を見据えた設計であり、後々大きなお金がかかると予想しているならこのように建築時に設定しておくことをおすすめします。
外装デザイン2.おしゃれ+かわいいウッドデッキの平家
引用元:https://ac-s-village.com/info/1949/
とってもオシャレな家だというのが一発で感じるほど個性的な平家ですね。
中央に見える煙突もそうですが、赤い扉や広々としたウッドデッキもかなり素敵です。
こういう家に住みたい!と思う人は多いのではないでしょうか。
20坪の平家ですが、屋外に向かってこのような広いウッドデッキフロアを作ることは可能です。
手前側に設置されたコンクリートの駐車場にレンガ調のタイル。
そして写真右側に見える庭石+樹木の庭は最高にオシャレですね。
エクステリアに徹底的に拘りたい人は参考にしてみてくださいね。
外装デザイン3.西海岸風のお家
引用元:https://ac-s-village.com/info/1949/
すぐそこに海があるかのような素敵なデザインのお家です。
いわゆる、西海岸風と呼ばれるデザインの外観ですが、このウッドデッキフロアにサーフボードを飾りたくなりますね。
白い柱とウッドデッキの色合いがオシャレですが、外壁の薄緑の色合いも素敵ですね。
常夏を感じる雰囲気の外観ですので、東北地方ではあまり見られないデザインかもしれません。
雪が降ったら雰囲気が緊崩れですが、海沿いに住んでいる方や暖かい地域の方の方が平家を建築する際にこのようなデザインのお家はとても素敵だと思います。
20坪の平家・間取り設計の注意点
これまで紹介した間取りなどをチェックしてみると、実は気を付ける点がいくつかあります。
解説の中にもいくつかありましたが、以下のような点に注意して間取り設計をする必要があります!
廊下を減らして部屋を広くする
20坪は非常に限られたスペースです。間取り設計において部屋数やLDKの広さ、そしてWICなどを取り入れるかがかなりシビアになります。
こうなってくるといろいろと工夫をしないとなりません。
例えばですが、広いLDKを確保したいという場合、平家20坪の場合は廊下や”ホール”と呼ばれる場所を極めて減らす必要があります。
廊下が長い場合その分の面積を失ってしまうので、玄関とLDKをシームレスにしてみるなどの工夫はとても大事です。
中二階やロフトでスペースの有効活用
同様に面積の確保という意味で、空間の有効活用をしてみましょう。
それが先ほどの間取りなどでいくつか挙がったロフトや中二階の存在です。
収納や居住スペースにもなる中二階ですが、固定資産税の対策にもつながります!
メリットが多いロフトや中二階は平家だからこそ取り入れてもいい要素だと言えます。
しかしながらそれ相応の建築コストがかかるので予算と相談ですね。
固定資産税?
固定資産税のお話が出たので軽く説明しますね。
固定資産税は住宅を建築した人なら必ず支払わないとならない税金の一つです。
建物に対して、どれくらいの土地を使っているかに応じて課税額が変化します。
なので、平家というのいは固定資産税が高くなりがちです。
総二階建ての住宅は平家の半分で済むので人気になっている理由の一つですね。
中二階やロフトなどはある条件を満たせば固定資産税の対象外とされるので覚えておいて損はありませんよ。
という条件があります。また一部自治体によっては条件が違う場合もあるので、設計する前に問い合わせてみるかハウスメーカーさんに聞いてみましょう!
という条件があります。また一部自治体によっては条件が違う場合もあるので、設計する前に問い合わせてみるかハウスメーカーさんに聞いてみましょう!
という条件があります。また一部自治体によっては条件が違う場合もあるので、設計する前に問い合わせてみるかハウスメーカーさんに聞いてみましょう!
- 天井までの高さが1.4メートル以下
- ロフトなどの広さは建物の半分以上しない
- 階段を固定しない
という条件があります。また一部自治体によっては条件が違う場合もあるので、設計する前に問い合わせてみるかハウスメーカーさんに聞いてみましょう!
収納をしっかり確保
こちらも前述の間取りにあったように、寝室にしか収納がない。
などという点は結構住んでみると大変というお話を伺っています。
キッチンや各お部屋にもほんの小さな収納があるだけで重宝すると言われていて、家のどこか一箇所にあればいいや。
と思っていると結構大変な目に遭ってしまいます。
収納の場所や数は設計の際にハウスメーカーさんとよく相談してみてくださいね。
20坪の平家の予算は?
ここからは平家20坪のお家の建築予算についてのお話です。
実際にいくらくらいかかるの?という疑問を解決していきます。
基本的に800〜1,000万円で建築可能
まずは平家で20坪という建物はピンキリですが、基本800万円から1,000万円の間で建築できると言われています。
これに土地代がかかり、その他税金などが総費用としてかかります。
オーソドックスで、特にこだわりのない場合だと上記金額で建築できるパターンが多いと思ってください。
WICや中二階などを設置するともうちょっと上になるという感覚が望ましいかなと思います。
1,000〜1,500万円の平家の特徴
ということは1,000万円〜1,500万円の場合はどんな機能やデザインが搭載できるのかという点気になりますよね。
大手メーカーさんの注文住宅での20坪平家の場合、ロフトや中二階を設置したりWICや納戸のような収納環境を付けることが可能です。
また屋外環境としてウッドデッキフロアや中庭、庭園、池などの施工もするとこの値段になると言われています。
屋内・屋外のあらゆる機能やデザインに拘りたい!デザイナーズマンションのようなおしゃれな家にしたい、などと思っている人はちょっと予算が嵩みますが、この値段が相場だと言えます。
20坪平家のローンシミュレーション
というわけで、800万円から1,500万円という大きな振り幅での予算のお話をしてしまいましたが、実際に月々いくらくらいの支払いになるのでしょうか?
気になり方はとても多いと思いますが、ここからは実際にローンシミュレーションをしてみようと思います。
以下の条件を基にそれぞれの建築価格や土地代金に応じて計算していきます。
- 頭金・ボーナス払い無し(0円)
- 返済期間は35年
- 金利は変動型で0.95%で計算
建築費用 | 土地代金/坪単価 | 総費用 | 総支払額 | 年間支払額 | 月々の支払額 |
800万円 | 500万円(25万円) | 1,300万円 | 15,285,897 | 436,740 | 36,395 |
1,000万円 | 500万円(25万円) | 1,500万円 | 17,637,574 | 503,931 | 41,994 |
1,200万円 | 650万円(32.5万円) | 1,850万円 | 21,753,008 | 621,515 | 51,793 |
1,350万円 | 650万円(32.5万円) | 2,000万円 | 23,516,765 | 671,908 | 55,992 |
1,500万円 | 650万円(32.5万円) | 2,150万円 | 25,280,522 | 722,301 | 60,192 |
上記が平家20坪のローンシミュレーションの結果です。
土地代金ですが、20坪の土地の平均的な価格帯を割り振ってみました。
総額は1,300万円から2,150万円の間それぞれ5パターンで計算。
月々の支払いは36,000円から60,000円台という結果になりました。
さすがに平家20坪で総費用が2,150万円になると結構な値段になりますが、土地の代金次第かなと思っています。
こちらのシミュレーションはあくまで例として参考にしてみてくださいね。
まとめ
というわけで、平家20坪というオーダー住宅のお話をさせていただきました。
小さな土地ならではのオリジナリティあふれる間取りや内観・外観が少しは勉強できたのかなと思います。
あらゆる間取り設計やデザインもハウスメーカーさんが色々と案をだしてくれますが、結局最後に決めるのはあなたです。
建築が終わってから後悔するよりも、本当に建ててよかった!と思えるために色々な住宅を参考にしてみるといいと思います。
またハウスメーカー各社が行っている展示会などに足を運んでみるのもいいと思います。
それではまた次の記事でお会いしましょう。
家づくりはまず無料相談へ
家づくりをするなら、一人で悩まずプロに必ず相談しましょう。
ハウスメーカー選定も、プロに要望を伝えて見学先を数社選んでもらえば、余計なモデルハウスを回る手間も大幅に省けます。
素人が全く知らない、優良な工務店なども紹介してもらえます。
家づくりは、プロに無料相談するのがオススメというか、絶対必要だと感じます。必ず利用しましょう。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません