ロフト付きの平家は実際の所どうなのか?費用・メリット&デメリットを紹介!
みなさんこんにちは。今回は注文住宅の中でもとっても個性を感じる事ができる平家についてのお話をしていきたいと思います。
平家と言っても、とっても沢山のデザインや間取り、そして費用が関係してくるので一言になんとも言えませんよね。
今回は平家の中でもロフト付きの平家という事をテーマにお話していきたいと思います。
ロフト付き平家はどんなメリットがある?費用は?税金は?
危険性や気をつけて配置するにはどんな機能を取り入れたらいい?
などのお話を多くの間取り&外観例から紹介していきたいと思います!
ロフト付きの平家はどんなメリットがあるのか?
引用元:https://one-project.biz/2016/06/21/loft-016.html
ロフトと聞くと一人暮らしの若い方がワンルームについている”あのロフト”をイメージする方も多いと思います。
ロフトと言っても色々なロフトがあるのですが、中には中二階と呼ばれる間取りも存在します。
今回はロフト付き平家を建築するうえでのメリットを紹介していきます。
開放的&立体的な外観によりオシャレに見える!
多くのロフト付きの平屋建て住宅の写真を見ると、やはりお部屋そのものが開放的でとってもオシャレに見えます!
見えますと書きましたが、実際に見ると本当にオシャレです(笑)
部屋を壁で仕切る”THE・日本の家”と違い、開放的なリビングは外国の家のような雰囲気に。
そして、ロフトがあるおかげで、階段が設置され、立体的に見えるため、家の中がとても広く感じます。
こういったオシャレ+外見的な要素を取り入れる事で来客した人からも「オシャレなお家だね!」と褒められる可能性は上がります。
外見と機能性に拘りたいと思っている人にとって平家+ロフトという組み合わせは初心者やデザインに自信がない人でも自然とかっこいいお家になるのはとっても魅力的ですね。
私も数々のモデルルームを見学したりしましたが、圧倒的に立体感+開放感のあるロフト付き平家は是非とも取り入れよう!と感じる瞬間でした。
収納・居住スペースとして使える!
ロフト付きというだけでそのスペースには色々なものを配置できるのが魅力です。
とても当たり前の事を言っていますが、平家ではスペースが限られてしまうものでも、ロフトを設置し空間の有効活用ができます。
ロフトはその場所が収納になったり居住スペースになったりと、オーダー主の思い通りの空間を作り上げる事が可能です。
収納スペースとして使う場合は、とても広いスペースとなりやすいために、夏に使った扇風機や、冬まで使わないスタッドレスタイヤなどのシーズン品をしまっておくのにも最適です。
LDKと隣接する事でキッズスペースになる!
ロフトはか梯子か階段のどちらから上り下りするのが常識ですが、LDKに隣接させる事で子供達のプレイルームにもなります。
子供を遊ばせるにはそれなりの対策や設計が重要となってきますが、自室で籠もって遊んでいる子供たちよりもLDKから様子をうかがえるロフトがあるというのは親目線でもいいものです。
また子供達が大きくなったら自室にしたい!と言い出すお子様も多く、元々がキッズスペースだったロフトが今度は勉強部屋になるなんていうパターンもありますね。
狭い土地をカバー!家の延べ床面積が上がる!
色々な事情から二階建ての住宅を躊躇している人は多いと思います。
バリアフリーにしたい!とか平家にして庭がほしい!なんていう人は私も含めいるはずです。
そうなってくると限られた土地をカバーするには住宅の空いた空間を有効活用するしかありません。
ロフト付きの平家にすることで、延べ床面積が大きくなり手狭問題をカバーすることができます!
ロフト付きの平家を間取りにするにどんなデメリットがあるのか?
メリットを紹介してきましたが、実はデメリットも多く存在します。
デメリットを多く把握してこそ、平屋建てに対する意識というのが理解してくると思います。
建築費用が通常よりもかかってしまう!
平家住宅というのは、よく建築されている総二階建て住宅よりも費用がかかってしまうのが問題です。
その理由は平家住宅は二階建て住宅よりも屋根や柱のコストがかかってしまうためです。
他にも色々な要素がありますが、多くの費用差はこの材料費による問題がほとんどです。
建築費用に関しては、記事後半のローンシミュレーションの欄から紹介していきますが、総二階建てと平屋建てとなるだけで費用差が生じるので注意が必要です。
またただでさえ、費用が上がってしまう平家ですが、それにロフトを設置するとさらに費用が嵩みます。
メリットも多い平家+ロフトという間取りですが、今一度費用面を計算し直した時に総二階建ての方がいいのではないか?
なんていう判断をしてもいいかもしれませんね。
その代わり、オシャレ度は間違いないですよ!
間取りの仕方によっては危険を伴う!
ロフトと聞くと高所に設置され、梯子で登るなんていうイメージがあると思いますが、もちろんそういったロフトも間取りに入れる事は可能です。
しかし一人暮らしではないが故に、家族構成などを考慮すると本当に安心で安全なロフトを設置しないといけなくなるのが現実です。
平家の魅力にバリアフリー設計による安全なお家という認知もあると思います。
しかしながら、そんな安全な家にロフトや中二階を設置して、子供が高所から落下するなんていう事故を防がないとなりません。
ロフトはどうしても高所になってしまうため、手すりやしきりには入念な配置が必須となります。
もし落ちたらどうしよう?とまでを考え、とにかく安心で安全なロフト計画を立てるようにしてください。
また、こういった対策こそが費用の上昇に影響しているという点もチェックが必要です。
夏に暑く・冬に寒い!
ロフトは前述にも書いたとおり、高所にあるため、家の生活基準を上回る気温になる事が多々見受けられます。
すなわち夏に暑く、冬に寒いという事です。
もちろん対策をすればなんとかなるとはいえ、わざわざロフトを居住スペースにして、そこで寝ているくらいだったら、総二階建てにした方がよかったのでは?
なんていう言葉を発した時にはすでに遅い時の方が多い事があります。
建ててからでは圧倒的に遅いために、間取り図を設計する時、気温も考慮しておきましょう。
夏に暑くなるという事は湿気も溜まりやすい、食材の保管は厳しいのがわかると思います。
冬に寒くなるという事は暖房が必須になってきます。
こうなった時、ロフトの存在をどうするかをよく考えましょう。
日光が入りやすくなり対策しないと暑い&眩しい
これはロフトに、という意味合いではありません。
中二階やロフトを設置した事で、家の中に開放感が生まれとてもすがすがしい空間を演出してくれます。
しかし、間取りの関係や建物の方角によっては午後を過ぎると発生する西日の影響を直で受ける可能性があります。
西日はその名の通りですが、昼から15時までにかけて一番気温が高くなる太陽の日差しが家の中に直接入り込む事です。
ロフト付きの家にする事で窓を大きく、たくさん配置しがちですが、しっかりと対策をしないと家の中が蒸し風呂状態になることもあります。
遮光カーテンを設置したり、窓を減らすなどの対処をする事でなんとかなるでしょう。
しかしですが、個人的には採光精度はなるべく高い方が後々損をしません。
前述のとおり、カーテンでなんとかなりますし、日は当たらないより当たった方がいいのでカーテンのコストだけ考えれば安いものです。
家づくりでまずやっておきたいこと
家づくりでまず最初にすべきは、住宅展示場に行く事ではありません。
無料でプロと家づくりの相談ができる、無料相談窓口を最初に利用すべきです。
ハウスメーカーや工務店に行くと、そこの会社の話ばかりされますが、無料相談窓口は住宅メーカーではないので中立な立場でプロの話が聞けます。
家づくりでは、予算組みやハウスメーカー選定など、素人では難しい判断がたくさん求められるので、素人だけでやると必ず間違った判断をして後悔することになります。
無料サービスは、色々あるのですが、NTTデータの『家づくりとびら』相談窓口が特におすすめです。
業界歴10年以上のプロが予算組みや、土地選定、ハウスメーカ・工務店選びを一緒にやってくれます。
私は「家づくり何からすればいいか分かりません」と相談に持って行ったのですが、家づくりの手順、ハウスメーカーや工務店の坪単価の話、適正な予算など分かりやすく解説してもらえました。
ハウスメーカー選定も、プロに要望を伝えて見学先を数社選んでもらったので、余計なモデルハウスを回る手間も大幅に省けました。
素人が全く知らない、優良な工務店なども紹介してもらえます。
家づくりは、プロに無料相談するのがオススメというか、絶対必要だと感じます。必ず利用しましょう。
ロフト付き平家の間取りを例を元に解説!
というわけで、ここからはロフト付きの平家住宅の間取りを元に、どんな個性やメリットがあるのかを実際に解説していきます。
ロフト付きの平家を検討している人にとって、間取り図はとっても参考になりますよね。
色々なパターンを用意したので、参考にしてみましょう!
①22坪・2LDK+ダブルロフトの平家
引用元:https://bit.ly/3A96d1O
いきなり珍しい、ほぼ二階建て的なダブルロフトを取り入れた2LDKの平家です。
特徴は22坪という土地の狭さをしっかりとカバーしているロフトですが、片方はロフト。もう片方は屋根裏収納という存在感でですね。
22坪という土地ながら、LDKを16畳、主寝室を8.0畳、そしてもう一つの洋室を5.2畳という広さをキープできたのもダブルのロフトの存在があるおかげです。
下の間取り図を見て分かるとおり、LDKと主寝室は吹き抜けてあるので、とっても開放的な空間になっています。
冬場は暖房が天井部に逃げてしまいがちで、少々足下が寒くなり安いので、床下暖房を取り入れたり、暖かいラグを一面に敷いたりする事でカバーする事ができます。
家に入ってすぐはホールが広がりますが、ホールに面した脱衣所、お風呂などの水場も作業と移動がしやすくとても過ごしやすいお家なのがわかると思います。
このように22坪という限られた土地での建築ではダブルのロフトを取り入れる事で非常に個性的な空間を演出する事ができます!
②35坪・4LDK+ロフトのある平家
引用元:https://suumo.jp/article/oyakudachi/oyaku/chumon/c_plan/hiraya_loft/
シンプルな間取り図には4つのお部屋と18.7畳のLDKが広がるお家です。
玄関から入ると正面には水が集中し、その脇の階段からロフトに上がることができます。
ロフトはLDKと吹き抜けになっているため、収納スペース以外にも子供達を遊ばせるプレイルームにもなりますね。
部屋は5.5、5.5、6、7.5畳の4部屋で、家族の多い家庭がゆったりと過ごせるお家になっています。
35坪の土地にしっかりとWIC(ウォークインクローゼット)を配置していたり、玄関横にも広い収納があったりととても過ごしやすいお家になっていますね。
LDKは18畳程度ですが、和室を開放すると20畳以上になるためロフトの開放感と合わせるととても広く感じる事でしょう。
③30坪・2LDK+ロフト+ウッドデッキテラスの平家
引用元:https://suumo.jp/article/oyakudachi/oyaku/chumon/c_plan/hiraya_loft/
30坪の土地に広々としたLDK(18畳)を配置し、LDKから簡単にアクセスできるロフトが印象的ですね。
LDKには主寝室AとBそれぞれ6畳8畳にアクセスができ、間取り図からはわかりにくいと思いますが、横長の素敵なキッチンカウンターが目を引きます。
画像引用元:https://suumo.jp/article/oyakudachi/oyaku/chumon/c_plan/hiraya_loft/
全く狭さを感じさせない、ロフトの作業スペースが最高すぎますね。
勉強にも集中できますし、気温の変化にも強い風通しのよい構造はとても過ごしやすいお家というのが感じられます。
④30坪・4LDK+ロフト付き平家
30坪長方形の平家です。
間取りを見てもわかるようにとてもシステマチックに並んだ部屋が印象的ですね。中央の廊下からアクセスできるロフトは広さが6.5畳でちょっとした部屋のような存在なのがわかると思います。
しかしながらこのロフトは窓がなく、天井からの採光のみなので夏は暑く、冬は寒い仕様になります。
そのために、このタイプのロフトはどちらかというと居住スペースの一つというよりも独立したWICや収納・倉庫といった感覚での利用が望ましいでしょう。
4LDKの間取りにこういったロフトが一つあるだけでかなり便利になり、シーズンオフでつかなわなくなった道具などをしまっておくのに最適ですね。
⑤26坪・3LDK+ロフト勾配天井
引用元:https://bit.ly/3izyKrb
こちらも横長の長方形の間取りです。
6、6、8畳のお部屋はそれぞれLDKからアクセスが可能になっていますね。
特徴は主寝室から、階段で登るロフトです。
ロフトは固定階段にするとめんどうではないので、こまめに物を出し入れできるメリットがあります。
そして天井は勾配天井になっているのでLDK、そして寝室の斜めになっていく天井がとても開放的になりますね。
ロフトは4.5畳の収納スペースになっていて、こちらも同様にシーズンオフの道具などを収納可能です。
勾配天井にすることで、外見の良さもそうですが、開放感が出てとても広く感じます。
快適なLDKとキッチンからアクセスしやすい水場など動線もしっかりと確保できた素敵なお家ですね。
⑥55坪・プライベート中庭のある4LDK+ロフトの平家
引用元:https://www.clasishome.jp/blog/works_gifu_b-2/
55坪と聞くと都内に在住の方は想像がつかないかもしれませんが、やはり間取り図を見てみてもその広さはしっかりと伝わります。
広いLDKにはパパがお仕事をするのに便利なワークスペース。
そしてお部屋はそれぞれ和室と主寝室、仕切りで部屋を増やせる洋室とありますね。
ポイントはプライベート中庭です。中央に配置された中にははとってもオシャレでなんと池まであります!
とんでもない豪邸ですね!玄関には談話室が広がりますが、その奥には平家なのに階段が。
そうです、こちらがロフトになっていて、書斎と本棚スペースがあります。
とっても広いお家ですが、その分、家族も多いということも感じられます。
WICは二つあり、その他にも食品パントリーや収納庫まであります。
平家のメリットを存分に生かしたロの字型の個性的なマイホームですね。
ロフトに上がる手段は階段?梯子?どれがいい?
引用元:https://ameblo.jp/hikoharu7/entry-12422645613.html
さて、色々と間取りを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
間取りは見れば見るほど、こんなお家にしたいなぁ!と思う人も多いはずです。
平家とロフトの間取りを堪能した後はロフトの細部に拘ってみましょう。
ここでは梯子か固定階段かどちらがいいのか?というお話をしていきます。
どちらもメリットがありますが、それを決めるのはあなたです。色々と知識をつけてから決断してみましょう。
梯子のメリットとデメリット
梯子でロフトに登ることのメリットは空間を邪魔しないナチュラルな環境でロフトを設計できることです。
梯子は最も簡易的な昇降機能で、固定階段と比べてスペースをそんなに必要としません。
その分コストもカットされるので、ロフトの使い道によっては梯子は大いにありえるという選択肢を持ってもいいと思います。
大して、梯子にはデメリットもたくさん存在します。
まずは危険性です。梯子から落ちるというケースも年間で事故としては6,800件も発生しているみたいです。
これが多いか少ないかはともかく、梯子で昇降するということはこのような危険性が考えられます。
特にお子様が小さい家庭の場合は注意が必要です。
また梯子を使って昇降するという事は両手が塞がるということになります。
ロフトが寝室の代わりに使われるパターンが多いのですが、この場合は荷物などを持ち込むのがかなり困難になる点を理解しましょう。
なのでロフトにベッドを持ち込みたい!と思っても梯子ではそう簡単にはいきません。
その場合は階段を設置しましょう。
階段のメリットとデメリット
次に階段です。何かとメリットの多そうな階段ですが、まずは昇降に安全性があるということですね。
階段を設置するとその階段下も収納にできるために重宝しやすいと言えます。
階段はメンテナンスが必要で、掃除もしないといけませんが、ロフトに大きな荷物を持ち込めるなどのメリットもあります。
それに反して階段はデメリットとしては、コストが大きくかかるということ。
それとスペースを確保しないとならないので、例えば寝室にロフトをつけて階段をつけると寝室の広さは当たり前ながら狭くなってしまいます。
安全性がある分、建築したら意外と狭かったなんていう事がないようなプラン設計が必須となります。
平屋建てのロフトは寝室として機能するのか?
さて、平家という建物にロフトをつける事で色々なメリットを取り入れる事が可能です。
ここではロフトのスペース自体を寝室としてしっかりと機能するのかどうなのか?という疑問を解消します。
まず理由として、ロフトは夏に暑く、冬に寒いと紹介しましたよね。
これって、実際には本当に高い場所に設置されたロフトのことを言うので、例えば屋根裏収納に寝るとなるとかなり厳しいと思います。
空気の循環も悪く、下手すると窓もないのでかなり苦しい夜を迎えるでしょう。
ではロフトを寝られる仕様にするにはどうしたらいいのか?
それはもっと低い位置にロフトを配置してLDKの延長線上みたいな感覚でロフトを設置することです。
あまりにも高い屋根裏のような場所は不向きということですね。
またなどを設置したり換気扇や通風口を設置するなどしておくと空気が循環し、快適になります。
ロフトの高さは1.4メートルと建築法で定められているので、そこの理解も必要です。
すなわち、寝るだけのロフトなのか、部屋としてのロフトなのかの考えも必要でそれに応じた機能をしっかりと設置する必要があります。
間取りをロフト付きの平家にした時の費用は?
ここからは平家+ロフトの家を建築した時の費用のお話です。
実際に高いと言われても実感がわかない人も多いと思うので、具体的な数字を案出してみましょう。
二階建てとの費用の違い
まずは総二階建てと平屋建て住宅の違いです。
ここでいう平屋建てはロフトのないオーソドックスなタイプを言います。
理論上では総二階建ての家が一番安いと認知されていますが、ここで紹介する金額はあくまで目安ですので参考までにどうぞ。
普通の平家・ロフト付きの平家・総二階建てとの費用差
建物の種別 | 坪数 | 工事費(目安) | 固定資産税評価 |
平家 | 30坪 | 1,800〜2,000万円 | ★☆☆ |
平家+ロフト | 30坪 | 1,920〜2,120万円 | ★☆☆ |
総二階建て | 30坪 | 1,800万円前後 | ★★☆ |
上記の表のとおり、大まかな工事費を調査した結果30坪の場合1,800万円〜2,000万円ちょっとという結果がわかりました。
もちろんこれは工務店さんや地域差が出てしまうので一言に断言はできません。
しかしながら差を比べてみると結構な差が出ているのがわかります。
例えば総二階建て住宅と平家+ロフト住宅では同じ30坪でも300万円以上違う可能性も出てきます。
ロフトは単体で考えると、7畳の広さで40万円くらいと考えていいでしょう。
こうなってくると総二階建ての方がコストがかからないだろうか?
と思ってしまいがちですが、表の右側にある、固定資産税の評価でいくと実は平家の方がかからないという点もあります。
固定資産税について
平家と総二階建ての固定資産税について学びましょう。
ロフトと2階の区別はわかりますか?実は高さに関係があります。
ロフトは天井までの高さが1.4mと法律で決まっているそうです。しかも家を建てると必ず発生する固定資産税。
この固定資産税において、ロフトの床面積は算出外となっており、2階建てよりも平屋にロフトを作った方が断然お得なのです。
初期コストはかかっても広い面積を確保でき、固定資産税がかからないロフトの存在はかなり大きいです!
総二階建てにしないで平家+ロフトの存在感がここで一気に増したと思います。
ロフト付き平家の参考内観写真例
ここではロフト付きの平家を実際に写真で見てみて解説してみましょう。
やはり屋内からみたロフトやLDKなどの内観はとても参考になりますよね。
特にオシャレで参考にしてもらいたい内観を紹介していきます。
LDKを見渡せる広々としたウッドフロアのロフト
引用元:https://lc.hitachi-rep.co.jp/creacasa/column/9590/
大きく開いた障子風の窓は、LDKを見渡せるようになっています。
こういったウッドフロアのデザインはロフトに取り入れるととってもオシャレですね。
角に置かれた植物やフロアランプも一々オシャレです。
そして窓も完備されていてとっても寛ぎやすいいゆったりとしたスペースを確保した素敵なお家ですね。
畳ロフトに設けた書斎
引用元:https://www.pinterest.jp/pin/663577326316301936/
まさに大人の秘密基地です。
ウッドの天井がとてもオシャレなお家ですが、和風要素を多く取り入れた畳のロフト。
低い天井とこじんまりとしたスペースを逆に生かしたパパのための空間。
LDK側に設置された小さな簡易テーブルとその後ろにある棚ですね。
収納と作業のスペースとしてきっと仕事も読書も捗ることでしょう。
床が畳なので、柔らかいカーペットなんかを敷いたらそこで軽く昼寝もできちゃう人をダメにしてしまう空間の完成です。
屋根裏プレイルーム
引用元:https://bit.ly/3FfsMpb
今度は子供達の秘密基地!?です!
屋根裏のスペースをふんだんに使ったロフトスペースです。
窓と照明を設け、昼間でも明るい素敵な空間です。
天井は低めなので、用途は限られますが、子供達が遊ぶには最高のスペースなのは間違いないでしょう!
狭いこそ好まれる?屋根裏寝室
引用元:https://bit.ly/3FfsMpb
子供達の秘密基地第2弾です。
今度はプレイルームではなく、なんと寝室です。
本当に写真をみただけで子供たちが好きそうな場所なのが伝わってきますね。
並んだ二つのベッドはとても閉鎖的で子供達は大喜びだと思います。
窓を大きめに配置する事で光と多く取り込み、通気性をしっかりと考慮した就寝するのに最適な空間になっています。
まるでキャンプで訪れたログハウスのようですね!
ロフト付き平家の間取り設計にした時のローンシミュレーション
お金のお話第2弾です。今回は工事費に続き、ローンシミュレーションについてです。
工事費が高くついてしまいがちな平家+ロフト付きの家ですが、実際の所月々どれくらいの返済額なのかを知りたいという人は多いと思います。
実際に私もそうでしたし、金額を見るまでは本当にこれでいいかな…?なんて決断を出せずにもいました。
それでは簡単な計算をしてみましょう。
- 土地代をそれぞれ設定して計算
- 返済期間は35年
- 頭金・ボーナス返済は無し
- 金利は変動型で0.95%
土地代700万円工事費2,200万円ロフト付きの平家の場合(2,900万円)
結果は上記のとおりです。
土地代金が700万円という数字は結構どの地域でもリアルな数字かなと思って最初に設定してみました。
工事費2,200万円+土地代700万円。合計2,900万円での返済額は月々で81,000円〜となりました。
もし、月々の予算が8万円代だったあなただったら平家にロフトを付けたくなったのではないでしょうか。
総支払額は3,400万円となっています。
私が若い頃に都内で一人暮らししていた時の家賃くらいですね。地方に出るとこの支払額はちょっと高いかも?
と実感する人は多いかもしれませんね。あくまで例なので参考までに。
土地代1,000万円工事費2,200万円ロフト付きの平家の場合(3,200万円)
次は総額3,200万円にまで上がった、土地代が1,000万円のパターンです。
土地代が1,000万円って地方都市のちょっと高い住宅地などの価格帯のイメージを持っている私ですが、実際に計算するといくらになるのでしょうか。
結果はこのとおりです。
月々の返済額は9万円に近いくらいの額になりました。
総額でいうと、3,700万円台と結構跳ね上がりました。
300万円の土地代の差でここまで大きく上がってしまうので、土地のチョイスはとても大事ですね。
工事費2,000万円で総二階建て・土地代700万円の場合は?
比較するために総二階建ての平均的な金額で計算してみます。
総額を2,700万円にして計算してみます。(平家+ロフト30坪の総額目安は2,900万円でした。)
なんと75,000円台となりました。
結構な差が生じてしまうのが現実ですが、こちらの計算の場合総二階建てということもあり、今後の固定資産税に影響が出てきます。
しかしながら月々の支払いは75,000円台は比較的安いのではないかと思ってしまいますね。
これらのシミュレーションについてはあくまで参考程度に見てくださいね。
ロフト付き平家は初期費用が高くでも今後お得になる
というわけでロフト付きの平家についての魅力を紹介してきました。
みなさんはどうお考えでしょうか。
総二階建てのローコストなお家もとっても魅力的ですが、やはり個性をどんどんと出していきたいと思う人は平家の魅力を十分知っているはずです。
お金の工面と建築後の税金などをしっかりと考慮しつつ、ゆとりのある生活をしていきたいところですね。
それでは今回はロフト付きの平家について色々な情報を紹介しました。
それではまた次の記事でお会いしましょう!
家づくりはまず無料相談へ
家づくりをするなら、一人で悩まずプロに必ず相談しましょう。
ハウスメーカー選定も、プロに要望を伝えて見学先を数社選んでもらえば、余計なモデルハウスを回る手間も大幅に省けます。
素人が全く知らない、優良な工務店なども紹介してもらえます。
家づくりは、プロに無料相談するのがオススメというか、絶対必要だと感じます。必ず利用しましょう。
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