宮部新は楠木優香より麻宮葵を選ぶ!結末をネタバレ【六本木クラス】

六本木クラス、めっちゃ面白いですよね。

ここでは、六本木クラスの宮部新が、楠木優香と麻宮葵のどっちを選ぶのか!?この三角関係はどうなっていくのかについて、ネタバレします!!

麻宮葵とキスしてEND

 

宮部新は、最終的に麻宮葵を選びます。

色々と辛かった宮部の人生。最終的に自分が本当は麻宮が好きであることに気付き、麻宮とキスして本当に幸せだ・・・

これが六本木クラスの最終回になります。

 

そこに至るまでの経緯を語りたいと思います。

最初から終盤まで楠木優香が好きだった

 

宮部新は、最初は楠木優香のことが好きでした。

田舎に引越した隣の家の住人が楠木優香で、偶然にも同じ高校の同じクラスで隣の席に。

その時から、宮部新はずっと楠木優香のことが好きなのでした。何故好きになったのかは語られていません。一目ぼれなのかもしれません。

楠木優香自身も、宮部新に好きだと言われて「私のことが好き?どうせ見た目でしょ。中身も知らないくせに好きにならないでよ」と、正論なんだが何だかなぁwという意見を述べています。

しかし、内心は少し嬉しそう。

楠木優香は、長屋ホールディングスに就職し上京します。

宮部あらたは服役後、遠洋漁業でお金を貯金し、7年後に開業し上京。楠木優香と同じ六本木に引越してきます。

二人は六本木で再開し、

楠木ゆうか「まだ私のことが好き?」

宮部あらた「好きだよ」

と言います。しかし、楠木優香は長屋ホールディングスに就職した父の仇の会社社員。

そんなこと気にせず好きと言える宮部が心広すぎますよね。

 

あらたは二代目みやべの居酒屋を開業。

その居酒屋に来たのが、まだ未成年の麻宮葵と、長屋龍二です。

 

麻宮葵は未成年であるにも関わらず、免許証を偽造してみやべで飲むのでした。

楠木優香はそれを発見し、「未成年を飲ませている居酒屋がある」と警察に通報。みやべは二カ月の営業停止処分になります。

 

しかしそんな優香にも宮部新は「君の立場としてやるべきことをやっただけ。好きな気持ちは変わらない」

という懐の広すぎる発言。

優香も徐々に宮部のことを好きになっていくのでした。

 

麻宮葵の一途な恋

 

麻宮葵は元々、感情の抜け落ちた天才少女。他者を好きになる気持ちなどかけらもない。愛情など自分の利益のためには邪魔でしかない。

そういう女子でした。

しかし、宮部あらたと関わるたびに自分とは全く価値観を持った宮部に段々と惹かれ初め、どうしようもなく好きになってしまい・・・

宮部の店の店員として雇ってもらうことになります。

麻宮葵は元々数十万のフォロワーを抱えたインフルエンサーでネットマーケティングに強いです。

宮部新はネット関係のことが非常に疎いアナログ人間なので、麻宮はネット広告などの広告戦略を宮部に提供します。

 

また、麻宮は宮部の店を徹底的に改善しまくり、どんどん売り上げを改善していくのでした。

麻宮「私に見合う男にさせてやる」

 

しかし、何があっても宮部あらたは楠木優香のことを好きといいます。

宮部自身も非常に頑固な男なのでした。

 

ある時、麻宮は宮部と一緒に田舎に帰ります。そのバスの中で麻宮は宮部の暗い過去の全てを聞きます。

麻宮は、「なんて苦く暗い人生。私が彼の人生を明るく照らしてあげたい」と心から思い、宮部の昔の話に思いっきり涙を流して泣くのでした。

宮部はそれを見て麻宮の頭を撫でたくなってしまいます。

この時から、宮部は麻宮のことが好きになっていたのでしょう。しかし、宮部は超絶鈍感な男。自分のその気持ちにすら全く気づきません。

7年後。宮部新が大成功した後も続く麻宮の思い

宮部の会社はめちゃくちゃ大きな会社になっています。売上も何十億円と伸ばし、フランチャイズ化も成功。

もはや長屋ホールディングスにも引けをとらないくらいの大きな会社の社長になり、飛ぶ鳥を落とす勢いの青年実業家として大成功を収めていました。

宮部は社長として。麻宮は相変わらずマネージャーとしてせっせと働いています。

 

しかし、宮部の思いは変わりません。長屋ホールディングスはぶっ潰す。楠木優香のことは好き。

 

麻宮葵は、なかなか振り向いてくれない宮部のことを半ばあきらめているようです。

麻宮葵はついに、宮部あらたに告白します。

麻宮あおい「社長のことが好きです。愛しています。」

宮部あらた「お前は俺と長く一緒にいるからそれが楽で勘違いをしているだけだ。」

麻宮あおい「勘違いじゃありません。一緒にいて楽だなんて思ったことない。初めて会った時から今までずっと、こんなにはっきりとした感情初めてなんです。これが私が社長のそばにいる理由なんです!」

宮部あらた「龍二はお前のことが好きだ。俺とお前じゃ年が一回りも違うんだぞ?これまでうまくやってきたじゃないか。俺はやらなきゃいけないこともあるし」

麻宮葵「もういい。嫌なら嫌っていってください」

宮部あらた(なんでお前が・・・俺なんかのために泣いているんだ)

宮部あらた「俺のことを好きになるな」

麻宮葵はここで一度振られてしまいます。

 

その後、葵はりくに相談に行きます。

するとりくは、葵に一度、あらたと距離をとるために休暇を願い出てはどうか?と提案します。

 

葵は、あらたに休暇を申し出ます。

あらたは、葵に「7年間も休みなく働いてくれたんだ。しばらく海外で羽を伸ばすといい」と、しばらく休ませます。

自ら身を引き、あらたに葵への思いを気付かせる楠木優香

あらたは、葵を振ったこと、傷つけてしまったことで自覚なく落ち込んでいます。

それを楠木優香は気づき、あらたに飲みに誘います。

 

楠木優香「店を開く、フランチャイズ化する、長屋ホールディングスの社外取締役になる、長屋会長に復讐する。楠木優香が好き。あんたのその一度決めたらとことん突っ走るのはいいところだけど、自分から型にはまるのは悪い癖だと思う」

「愛は決める物じゃないよ」

「今でも私が好き?あの麻宮って子よりも?今、あらたを落ち込ませているのは誰?あの子を見ててどう思う?」

 

あらた(笑顔がかわいい・・・泣かせたくないと思う・・・。俺は・・・麻宮が・・・)

 

楠木優香(じゃあね・・・あらた・・・。)

 

楠木優香「じゃあ最後にもう一つだけ。まだ・・・私のこと好き?」

あらた「ごめん。」

 

この流れで、あらたは自分の本当に好きな人は麻宮だったということに気付きます。

楠木優香は本当に優しい女性ですね。

いや、もしかしたら、あらたに引け目を感じていたのかもしれません。優香は、あらたを利用して、踏み台にして、あらたと敵対する会社に入り、あらたの足を引っ張り続けていたのですから。

それにも関わらず、あらたは「お前はお前の仕事をこなしただけだ」と考える懐の広すぎるスタンスに、引け目を感じていて、あらたに幸せになって欲しかったのでしょう。

 

そして、あらたの中で麻宮が凄く大きな存在になっていたのにも気付き、自分よりも麻宮と一緒になったほうが、あらたは幸せになることも気付いていたのでしょう。

ラストシーン 宮部あらたと、麻宮あおいのキスシーン

 

麻宮あおい「人のぬくもりをしらないところが私たちは似ています。だから、あなたの傷を私が癒したいって思ったんです。そうやって考えていると私の空虚な人生も満たされていくんです。愛しています。私が幸せにします。」

この言葉を聞き、あらたは涙がポロポロと落ちます。

そして、あおいはあらたにキスをします。

 

あらたは(ああ、俺はもう・・・これ以上ないほどに幸せだ。)

 

これで原作漫画は終了です。

 

不器用すぎるあらた。

そして、当初感情がなく機械のようだった麻宮あおい。

 

でも、物語が進むにつれて、機械のようだった麻宮あおいが、かわいらしい恋する乙女になっていき・・・そして変わらないあらたが、何ともいえないくらいたまりませんでした。

そして、自ら身を引き麻宮にあらたを譲るゆうか・・・

本当に重厚で素晴らしい物語でした。

長屋龍二はどうなるの?

麻宮葵は結局、宮部新を選んだわけですが、その過程で葵のことが大好きだった龍二はいったいどうなってしまうのでしょうか?

龍二と葵の関係についてこちらの記事にまとめていますので、お読み下さい。

長屋龍二と麻宮葵と宮部新の三角関係はどうなる?結末ネタバレ【六本木クラス】

 

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Posted by ありちーぬ