競争の番人の原作漫画のネタバレと無料動画を見る方法

競争の番人は、漫画ではなく原作は小説です。小説のネタバレと、ドラマ動画を無料で見る方法を書いています。

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番組が始まったら、記載します。

 

競争の番人の原作小説あらすじを結末までネタバレ

ヒロインの白熊楓は学生時代は空手部に所属しており、彼女自身別に弱くはないのに何故か?1位になれない、少し運の悪いところがありました。
性格はとにかく曲がったことが嫌いな女性で、何事も一生懸命取り組むような人柄でもあります。
そして、白熊は社会人になり刑事になっていました。
実は白熊の父親の敏郎も警察官だったのです。
敏郎は警察の職務中の怪我が原因で、現在は警察官を辞めていました。
また、現在は警備員や夜間工事のアルバイトをしているような生活を送っていたのだ。
そして、白熊の母親は旦那さんが警察官として働いていた時に、怪我をしてしまったこともあり娘である白熊に対して、心配する日々を送っていたのです。
そんな中、白熊はある事件の犯人を追っていたのですが、その時に犯人を目前で取り逃がしてしまいました。
白熊はその事件で犯人を取り逃がしたことを問題視されてしまい、公正取引委員会への異動を命じられてしまったのだ。
結局、白熊はその突然の出来事に納得できないまま仕方なく、公正取引委員会の第六審査に異動となってしまいます。
そこにいたのは、小勝負勉をはじめとする第六審査の通称ダイロクのメンバーでした。
そして、刑事から公正取引委員会という全く違った場所へとやってきた白熊の教育係を任せられたのが小勝負だったのです。
小勝負はイケメンでクールなキャラクターでどこか淡々としているような雰囲気でした。
あと、小勝負は東大でもトップでまた留学経験もあり超がつくほどのエリートだったのです。
運動が得意だった白熊は小勝負のような頭脳明晰で真面目なタイプが苦手だったのだ。
そんな考えるより先に体が動いてしまう白熊と嫌みだけど言うことは決して間違っていない小勝負とは正反対なキャラクターでもあったのです。
また、小勝負自体は白熊に手取り足取り仕事を教える気など一切ない様子だったのだ。
もちろん、そんな白熊と小勝負は最初は相性も悪くお互いあまり良い印象を持っていませんでした。
そんな中、2人が調査することになったのは複数のホテルで行われているウエディング費用のカルテル問題でした。
調査の中で、自由奔放に行動する小勝負と刑事と公取委での扱いの違いに苦しむ白熊はその都度、ぶつかり合い衝突してしまいます。
しかも、2人は何故か?その調査中に警察に追われる立場にもなってしまったのだ。
また、白熊と小勝負がカルテル疑惑の調査を追う中で、発生したホテルの社長の安藤が何者かに刺傷されてしまいます。
その犯人が誰なのかを白熊と小勝負は捜すことになりました。
ホテルの社長に圧力をかけられ立入検査を拒否されたり悪戦苦闘しながら捜査を続けていたのです。
また、下請けの花屋へのいじめ疑惑が浮上してしまい、新たに調査することになったのだ。
そんな中、最初に疑われたのは豊島美月という女性でした。
美月という女性は自殺した父親と安藤の繋がりがあったため、美月が安藤を殺す動機が浮かび上がっていたのだ。
実は、美月という女性と白熊は以前面識があった間柄だったのです。
白熊は美月の父親の事件に関わっていて美月とも仲良くなっていました。
美月は白熊に何故?自分の父親が死んだのかお葬式の時に白熊に尋ねていたのです。
その質問に対して、白熊はお父さんは悪くないとフォローしていました。
美月の父親である豊島浩平は市役所の職員として働いていたのですが、長いこと続いてきた談合に関する証言をしたあとに自殺をしてしまったのです。
当時、白熊は豊島浩平への配慮が足りなかったと思っていて、自分が何も出来なかったことに後悔すら感じていました。
そして、現在安藤が殺されてしまう事件が起きていたのです。
また、美月は身長が高かったので犯人の男性かと思われる背の高さである特徴にも当てはまっていたのです。
そして、怪しかったのは安藤が刺傷されたあとに美月は行方不明になったからだった。
しかし、それから白熊と小勝負が捜査を続けていく中で、美月が犯人ではない?という流れになってきたのです。
そして、白熊と小勝負らの捜査が続いていく中でホテル社長の安藤を刺した犯人は、ホテル天沢Sのウェディング部門で働く碓井だと分かりました。
実は碓井は以前から安藤と手を組み、談合関係者をゆすってお金を儲けようと一緒に企んでいたのだ。
しかし、途中で安藤が裏切ってしまいます。
その怒りで安藤を襲ったというのがこの事件の真相だったのだ。
こうして、白熊と小勝負たちは談合を行っていた雲海をはじめ、カルテル関係者を一斉に摘発して事件は幕を閉じました。
そして、最後に白熊は九州への異動が決まったのです。
それから、白熊の送別会が行われたのでした。
その時、今まで一緒に事件を追ってきた小勝負と白熊は、最初とは違っていてお互いが良きパートナーへとなっていたのです。

漫画を読んだ感想

公正取引委員会の仕事をテーマにしたストーリーとなっていて、そこで一生懸命働く人々のエピソードが分かりやく
描かれていたと思います。
正直、名前は聞いたことがあるぐらいで実際にはその人たちがどんなお仕事をしているのか全く知らなかったので、読み進めていくうちに勉強にもなったし!途中からは物語に没頭している自分がいました…
具体的には談合などで公正な競争を阻むものを摘発するのが仕事で、コツコツと調査しながら懸命に取り組む姿勢が素晴らしかったし、その中にミステリー要素が含まれていたのもポイントで、どうして?何故!?と自分が考えながら読めるのが楽しかったです。
また、警察官とは違って強制力を持たないがために、自分たちが思い通りに出来ない歯がゆさだったり、仕事がやりにくかったりと大変なことも多々あるんだなぁっと感じました。
知名度が低いなりにも働くメンバーの主人公たちを含め、1人1人がやりがいを持って仕事に取り組む姿勢が印象的だったし、その姿に清々しさも感じられるぐらいで時にはジーンとしてしまいました。
また、強い権力を持たない組織で正当な手順を踏んで悪いことを暴かなければならない難しさがリアルに描かれていて、大変だという言葉だけでは済まされないぐらいでもあります。
あと、ヒロインの白熊がミスをしたことで警察官から公正取引委員会で働くことになるのですが、今まで働いていた職場とは全然違っていた職場で、戸惑いを隠せない感じがとてもリアリティーを感じました。
また、ノンキャリアの体育会系女子がの白熊は幼い頃から何をしてもあと一歩届かないという、ちょっと残念なキャラクターでもありましたが、逆にそんな人柄だからこそヒロインに感情移入しやすいようにも読みながら思いました!
真面目で正義感も強くお人好しで相手に裏切られても、怒ったり自分の素を表に出せないようなタイプなので、生きるのが大変じゃないのかな?と考えてしまう自分がいました。
あと、一緒にバディーを組んでいる真面目な小勝負との絶妙な絡み合いがユニークで、正反対な2人だからこそのやり取りが見どころの1つにもなっているはずです。
新しい職場での活躍する白熊の成長は、自分も刺激をもらえるし!見る価値ありだと思います。
あと、小勝負と一緒に働いていくうちにお互いに芽生える信頼感だったり、相手に対する感情の変化の様子が微妙に描かれているのも凄いと思ったし、2人が恋愛関係に発展したりするのかな?と読みながら勝手に想像してしまいました。
中でも、そんな白熊を認めてゆく小勝負のサポートもかなり大きかったし、お互いが向き合って見事に乗り越えようとする姿には感動します。
それに白熊が抱える過去のトラウマやちょっとした運の悪さや母親や恋人との関係など、抱えている問題は同じ女性なら理解できる部分も多いのではないかと思ったし、この世代ならではの悩みやトラブルは共感するところもあって、自分だけではないんだと考えれたし逆に勇気をもらえる部分もありました。
特に白熊の父親は警察官だったから、白熊にしたら色々考えてしまうところもあるし母親にしたら、父親のようにならないで欲しいと娘の白熊に思ってしまうのも納得できる気がします。
ただ、母親の少し過保護な感じは娘の白熊にしたらある意味プレッシャーなのかな?と感じました。
確かに、特殊な職種だから心配する要素も多いはずですが、それが行き過ぎると母親のエゴにもなってしまうんじゃないのかと考えてしまいます。
そんな中でも、仕事では上司や先輩や同僚とともに不正を暴かないといけないので、カッコいい女性だと思ってしまいました。
こういった特別な職業についている女性って本当に苦労が耐えないだろうし、難しい組織の中でどう上手く立ち回っていかなくてはいけないのか考えたりすることも多いはずだから、自分には全く別世界で想像できないぐらいです。
あと、白熊が美月の父親のことで自分を責めていたり、犯人逮捕できなかったことにも後悔しているところは、白熊という女性が持つ純粋で優しい部分だなぁっと読みながら感じました。
もっと淡々とした女性ならあっさりしていそうな気もしますが、そこが人間味があって素敵だと思います。
一方、公正取引委員会の通称ダイロクに務める小勝負という男性はイケメンだし、しかも20歳で司法試験に合格したり、東大を卒業したあと留学までしているという華やかなキャリアを持っていて圧倒的な存在感でした。
しかも、そのあとあえて公正取引委員会に就職したという謎も秘めていて、理屈屋でひねくれ者というキャラクターでもあります。
どの会社や官庁にでも小勝負なら就職できたはずなのに、あえて公取委に就職したところは、読み進めていくうちに納得できた気がします。
また、頭の回転も早くて言っていることは決して間違ってはいないし、クールで冷静な雰囲気がインパクト大でした。
白熊とは全く真逆のタイプで小勝負も最初は白熊を面倒に思っていたけど、次第に自分にはない白熊から刺激をもらえるところが良かったです。
作品自体は複数の事件が起きるもわかりやすく描かれているのもポイントが高かったし、登場人物がみんな憎めないキャラクターばかりでそこも注目して見て欲しいです。
また、ストーリーとしてはホテル三社のカルテルによりウェディング費用の調査報告が入ったあと、その調査に白熊と小勝負が関わったタイミングで、まさかの殺人事件が起きてしまう展開はミステリー仕立てになっていて、先が中々読めない謎だらけの真相が気になって仕方がなかったです。
実際問題、白熊たちには警察の捜査のような強制力はないけど、警察や検察の中で自分たちなりに調査する姿がとても印象が強くて本当に素晴らしかったです。
そんな難しい立場の中でこうやってお仕事しているんだなぁっと思ったし、凄く特別な職種だと考えてしまいました。
談合などで公正な競争を阻むものを摘発する仕事は、強制力を持たないが故のやりにくさだったり、役所としての知名度の低さから、弱小省庁と周囲から言われているのがとても残念に思ってしまう自分がいます。
また、タイトルにも入っている競争とは?という視点でも考えさせられるところもあり、お仕事のお話としてはとにかく斬新だったし、新しい何かに触れたような作品でもありました。
時には相手に上手くはぐらかされたり、時には企業に太刀打ちできなかったりと、ハラハラする展開も多くてスリルを味わえるような感覚です。
しかし、最後は必ず正義が勝つという流れが最後でした!
勧善懲悪ものが好きな人にはハマると思うし、主人公やその仲間たちを見ているうちに、自分まで応援しているような感じになってしまいます。
何よりも最後はスッキリと終わるところがホッとしたし、それと同時に爽快感すら得られた気がします。
また、地味で地道な組織にいながらもやりがいを持って働いている人達の姿はもちろん、どんな組織でどんな仕事をしているのかを知れるのも良かったです!
あまり人々に知られていない世界にスポットを当てているので、とても興味深く読めるのもこの作品ならではの良さになっていると思いました。
そして、この作品の作者自身がもともと法律家なので専門知識をがあるのが大きいと思います。
あと、作風が小難しいものではないのもポイントが高かったし、一般の方々が読んでも理解しやすい物語になっているのも強味になっているように感じました。
現代社会の闇や組織の裏の事情など、今生きる自分たちが読んで損はない一冊に仕上がっているはずです。

漫画

Posted by ありちーぬ