神の雫の原作漫画ネタバレ!全巻無料で漫画を読む方法とは?最安値はどこ?
ドラマで放映中の神の雫の原作漫画を無料で読む方法と原作漫画のネタバレを書いていきます。
先に無料で読む方法を紹介します。ネタバレや感想が知りたい方は下のネタバレのところをご覧ください。
漫画神の雫 無料で読む方法
神の雫は3巻まで無料で読めます!
3巻まで無料で読めるアプリ一覧
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神の雫のあらすじをネタバレ!
「神の雫」は有名かつ国際的なワイン評論家の息子でビール会社のセールスマンを務める神咲雫主人公。父の遺書に従ってと12本の【十二使従】と呼ばれるワインと、それとは別の頂点に君臨する「神の雫」と呼ばれる幻のワインを見つけていく漫画です。原作は亜樹 直さん、作画はオキモト・シュウが手がけていて、ワイン初心者でもわかりやすい表現が世界中で評価されています。日本のみならずフランスをはじめとするヨーロッパ各国、韓国など、各国で翻訳出版されている日本の漫画の名作です。2014年に一度は連載を終了しましたが、続編として【マリアージュ~神の雫 最終章~】が2015年から2020年まで連載を開始されました。続編も含めて、世界累計1100万部を突破する人気作で、原作者の亜樹 直さんは2008年にグルマン世界料理本大賞の最高位「Hall of Fame」、2010年にフランス農事功労賞シュヴァリエ受勲など、様々な賞を受賞しています。
物語は父の遺書に従って12本の【十二使従】と呼ばれるワインと、それとは別の頂点に君臨する「神の雫」と呼ばれる幻のワインを見つけていく場面から始まります。
ちなみに遺言には、12本のワイン【十二使徒】と【神の雫】が心象風景の表現で描かれているというのが面白いところ。銘柄ではなく自らの舌で当てるというの最初は想像外でした。そしてその全てのワイン、13の銘柄とワインの年を1年以内に全て当てた者に、20億円相当にもなるコレクションを譲渡するとも記されていました。
そこで主人公神咲雫の亡くなった父の財産は、死の直前に養子として迎えられワイン界の王子とも呼ばれていた天才ワイン評論家、遠峰一青と、実の息子である神咲雫とのワイン評論することで遺産相続を決めることに。そしてオフィシエの立会いの下でテイスティングをします。
これをきっかけに今まで著名なワイン評論家の父親を持っていたもののワインに関しては素人だった神咲雫は、生まれてはじめてワインを口にするようになります。
ここからが面白いのが、神咲雫は幼少期から父にワインテイスティングの基礎を言葉や表現で教え込まれていたというところです。
このワイン評論対決でワインを口にするようになったのをきっかけに、幼少期に父に教え込まれていた全てワインテイスティングの基礎が開花し、ワインへの道が開いていくのです。この神咲雫の才能が開花していくところが非常に面白く楽しいのでみどころです。
1話目では リシュブール、エシェゾー、シャトー・ムートン、シャトー・モンペラ、アンリ・ジャイエのクロ・パラントゥなど、ワイン好きの間やソムリエ回ではかなり主要ワインが登場しています。2話目でな一青の妹セーラも登場し、舞台は太陽ビールのワイン事業部にうつります。フランス対イタリアのワイン対決があり、パートナーのみやびが契約スタッフとしてワイン事業部に行きます。
主なワインとしてなクロ・パラントゥー、サロン、ディケム、カロン・セギュール、ムートン、ラグランジュ、ル・オー・メドック・ド・ジスクールなどが登場します。
この1〜2話だけでだいぶ沢山のワインが登場することがわかります。
ワインのテイスティングは味や色、香りを言葉で伝えるものでありますが、自分自身の表現や感性が相手が同じとは限らないもの。名ソムリエというのはいかに相手と同じものを想像し、相手に想像させられるかというのがポイントになります。それが漫画だと物もないなか色もフルカラーではないのにその表現すること自体が難しいです。作中でも主人公たちはワインを絵画や音楽にたとえています。印象的だったのは「このワインはモナリザである」という、ミステリーの謎を解くような表現。そうしたワイン独特な表現を頼りにして、実際には飲んだこともないワインの銘柄を当てる勝負がはじまります。ソムリエなら簡単というわけでもなく、天才ソムリエでも至難の業。12本のワインを探し求めていく中で人間としてのドラマが繊細に描かれていきます。
またその課題をこなしていく中で神咲の才能が開花していくのですが、父親が幼少期から実はワインの英才教育をしていたことが明らかになります。これに気づいのも面白いのですが、伏線が回収されていくのが面白いです。
そして、この作品の中にも定番の色恋やロマンスが沢山あります。どちらかというと大人に一青に対して、まだ初心さがある神咲雫がまた対照的で良いところですよね。
神の雫の十二使徒のワインリストは入手困難なものばかり。ワインを選んでいく段階でさまざまなイベントや出来事が起きるのも面白さのひとつです。3巻目くらいに料理とワインのマリアージュがテーマになりワインの奥深さがわかります。一青に納得してもらうために、神咲雫はワインを探し回ります。シャトー・ド・サン・コムやコート・デュ・ローヌ、レ・ドゥ・アルビオン、ルイ・ジャド・シャブリが生牡蠣とマリアージュするために登場します。違う話では、2000円台のブルゴーニュワイン、3000円台ボルドーワイン探しがあったり。また記憶喪失の人の記憶をワインの味と香りで取り戻すという、なんとも情景や心情が美しい場面も。
第一の使徒【レ・ザムルース 2001年】、第二の使徒【シャトー・パルメ 1999年】、第三の使徒【シャトーヌフ・デュ・パプ キュベ・ダ・カポ 2000年】、第四の使徒【シャトー・ラフルール1994年】、第五の使徒【シュヴァリエ・モンラッシェ2000年】、第六の使徒【バローロ・カンヌビ・ボスキス2001年】、第七の使徒【シネ・クア・ノン ザ・イノーギュラル・イレブン・コンフェッションズ・シラー 2003年】、第八の使徒【キュヴェ・エクスキーズ NV】、第九の使徒【ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 2005年】、第十の使徒【グラン・エシェゾー2002年】、第十一の使徒【フェレール・ボベ・セレクシオ・エスペシャル 2008年】、第十二の使徒【シャトー・ディケム 1976年】の12本。
そしてこの12本を選ぶ過程、それ以外のワインをテイスティングする過程で素晴らしいのが主人公の神咲雫がワインに点数をつけることをしないということ。なんでも評論となると点数をつけがちですが、神咲雫はそれをしません。ワインの造り手の思いやそのワインに込められいるストーリーを大切にしています。第5の使徒戦で一青が途中で高山病に倒れ奇跡的に救出されるときは勝負が中断になるのではないかとヒヤヒヤしましたが、ワインのためではれば死地へも果敢に挑戦する一青の思いにヒヤヒヤさせられました。
また紫野原が世界で年間700本しか作られない大切なワイン「クロ・パラントゥ」を落としてしまう場面で、関係者の難題に答えた神咲が再度新しい「クロ・パラントゥ」を受け取ります。
神咲の父が残した人脈が、後の神咲を助けて行くその構図や人間模様の描き方がとても面白いです。
最終章で十二使徒を探し終えた後、神咲雫はワイン探求のために海外へ旅に出ます。
そして帰国後に一文無しになった雫は、「ママミーヤ」いう洋酒居酒屋で住み込みで働くことになり、そこでマリアージュが登場します。マリアージュというとワイン好きには当たり前ですが、ワインをあまり飲んだことのない人にはこれだけでも目から鱗です。
そして食とワインのマリアージュで経営が厳しかったママミーヤを立て直していくというストーリーが始まります。
ただ最終目的は未だ見つかっていない神の雫を見つけること。単体のワインの年などを探し当てるということよりも、料理に合うワインを探すというマリアージュに焦点が当てられています。マリアージュを追求はソムリエやワインを扱う人間にとって大切なことですからね。
その後最終的には、神の雫として実の息子である神咲雫と養子でライバルである遠峰一青がそれぞれ1本ずつを神の雫として選びます。神咲雫が選んだワインはシャトー・シュヴァル・ブラン 1982、ライバル遠峰一青が選んだワインはクロ・ド・ラ・ルッシュ2002でした。
神の雫を読んだ感想
正直ワインというかなり固いイメージ、音楽でいうならばクラシックやオーケストラの演奏会にいくのと同じような入り固い世界のイメージですが、初心者にも分かりやすく、ワインの英才教育を受けている神咲雫と、パートナーたちが成長していく姿をみることができます。私もこの漫画を読み始めるまでは、ワインというとフレンチやイタリア料理の際にペアリングで出てくるものというような認識でした。またやすいものは美味しくないものだと考えていました。しかしその料理とのペアリングやマリアージュにさえちゃんとした意味合いや合わせ方があり、安くお手頃なテーブルワインでも美味しく沢山のストーリーがあるものだということが分かり、日々の生活にワインをいれるきっかけになりそれがなによりも楽しみになりました。この作品のおかげです。
漫画には用語集や今夜から使えるワイン談義なども記載されているため、その用語集をみながらストーリーとワインを理解して一緒にワインの勉強を出来る作品です。読めば読むほどワインに興味が湧き、読めば読むほど出ているワインが飲みたくなります。世界観も美しい作品です。またドメーヌやシャトーの歴史や逸話なども作品の中で知れます。ソムリエというところで、味の追求と探求の表現を文学的に詩的に表現しています。
また素晴らしいのが作品内に出てくるワインが高いワインばかりではないということです。数千円の手ごろなテーブルワインも紹介されているため、日々の生活にワインを取り入れやすく親しみ安く読めます。あまり飲んだことのないワインも、詩的な味の表現で自分も飲んでいるかのように感じるのが面白いです。そして飲んでいなくとも知識がどんどん増えていく感覚があり、ソムリエになった気分になります。作中のワインを飲んでみたくなる。
ルー・オー・メドック・ド・ジスクールやブルネロ・ディ・モンタルチーノなど沢山のワイン好きにはたまらないワインも沢山出てきて評価もされます。
一番に面白かったのはボルドー5大シャトーと無名のワインとの飲み比べのシーン。
そしてなによりも魅力的なのが店頭で引き込まれるジャケットと絵のタッチです。恐らく私も含めてジャケットの絵タッチでだけで判断して買った人も多いんじゃないでしょうか。それにワインというテーマがついてくるので余計に魅力的ですよね。まったく知識がなかったという人も、ジャケットの絵やその繊細なタッチ、詩的で美しい表現によってそのワインの世界の奥深さの虜になっているのだと思います。実際にワインを味わった瞬間の表現も、この作品のように詩的で美しいのでこの作品をきっかけにワインセラーを持ちたい、ワインの講義に行きたいという方も多いのではないでしょうか。個人的に名言だと感じたのは「本当に素晴らしい古酒はそれを「待つ人」がいる限り決して死ぬことはない。それを好んで飲む人がいて初めてワインの古酒の世界は完成すんだ」というもの。ワインに限らず、思いを感じられる素晴らしい名言でした。
ワインに秘められた秘話や、飲むだけではわからない沢山の話が物語に織り込まれていくので、ワイン好きではなくてもすんなり内容が入っていくのも魅力のひとつです。
また無邪気でまじめで若々しい神咲雫の生活スタイルと、神咲雫とは真逆な天才的でミステリアスでシリアスな雰囲気をもちかつ狂気的な遠峰一青の生活スタイルの違いが、物語独自のスタイルを持っています。また2人とは別のキャラクターで子供の頃からテイスティングをしていたモデル(あまり良くないが)や、なかやか変態的で狂気的なワイン愛好家の社員、どこぞの大富豪社長、ワインの値段などに無知なスタッフなどを場面場面で登場させることによって、より神咲雫と遠峰一青の存在が際立ち、2人に引き込まれていく気がします。そのキャラクターの使い分けのおかげて、ワインの奥深さが伝わってきます。
ワインに詳しくない人、これからワインを勉強したい人、ワインの勉強をいましている人、全ての人におすすめの作品です。読むと必ずと言っていいほど、ワインと作品の虜になりますのでご注意ください。
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