30坪で二階建ての4LDKは可能?おすすめ間取りとメリット・デメリットを紹介!
今回はマイホームを検討するうえで、30坪という限られた土地の中でできる間取りのプランについてです。
30坪の土地で、4LDKの家は可能なのか?
可能だった場合、どんな間取りの組み方がおすすめなのか?という疑問を解消していきたいと思います。
それでは30坪で4LDKというのはそもそも可能なのか?というお話から順番にしていきたいと思います。
30坪で二階建て4LDKは可能なのか?
さて、30坪と聞くとどれくらいの規模なのか?4LDKは可能なのか?
まずはこういった疑問が浮上しますよね。
30坪4LDKは全然余裕で建築可能!
結論から言うと、30坪で4LDKは可能です!まずはその点を理解の上、安心してくれればと思います。
私もたくさんのハウスメーカーさんに30坪で4LDKは可能なのか?という相談をたくさんしてきました。
なぜなら、私と妻と2人の子供がいて、さらに妻の母が一緒に住めるように5人家族仕様にしよう。
と言う話になっているため、4LDKがいいんじゃないか?という落とし所になっています。
しかしながら目を付けていた土地というのは、建物の面積が30坪しかありませんでした。
そんなわけで、オドオドしながらハウスメーカーさんに相談に行った時は、4LDKは可能なのか?という疑問を問いかけたら
「30坪で4LDKは全然建てる事ができます!」
と笑顔で返事をしてくれました。
この例というのは、普通によくあるそうです。
なるほど。まずは一安心ですね。しかしそのまま話は上手く進むとは限りません。その理由を次から紹介していきますね。
妥協するポイントはいくつかある
しかしながら、決して広い!とは言い難い?30坪のマイホーム。
3LDKだったら〜なんていう話をしていたらキリがないのですが、いくつか妥協する点が出てしまうのは非常に現実的です。
例えばですが…。
「サンルームが欲しい!」
「2階にトイレは可能なのか?」
「子供部屋は6畳がいいわね。」
「LDKを20畳にしたい!」
「ウォークインクローゼット(WIC)は外せない!」
などなど…上記の案件は妥協しないと4LDKは厳しいかも!?と担当者さんに言われる可能性が高いです。
それでも、部屋は4つ欲しい!という人は、上記のいずれかの点をなんとかすれば夢は現実となります。
30坪だけど、と思う人もいますが、個人的には2階のトイレだけ妥協すれば意外となんとかなるもんだな〜と逆に関心しましたね。
30坪二階建て4LDKに望ましい家族構成と人数
そもそも30坪で4LDKというのは何人家族が望ましいのでしょうか?
前述で記載した通り、私の場合4人家族に祖母がいるという5人家族での基準でしたが実際の所どうなのでしょうか。
4人家族以上
最大と言ってしまうとそれ以上は無理みたいなニュアンスが伝わってしまいがちですが、それでも4人家族以上が望ましいと思います。
さすがに一人っ子の3人家族でしたら、部屋数だけが無駄に多く機能性としては悪い家になってしまいますね。
4人家族の家庭の場合30坪で4LDKの住まいというのは、非常に狭い!とか不便!と感じる要素は無いとされています。
それはやはり間取りが大きく関係しているんですよね。
祖父や祖母がいる家庭(5人住まい〜)
4人以上と記載しましたが、それじゃあ私のように祖母がいる。
もしくは別例で子供が3人いるなんていう場合はどうなのでしょうか?
ハウスメーカーさん曰く、30坪で6人住まいというのは結構手狭と感じてしまう場合が多いとされています。
しかしながら子供が3人いるとか、祖母や祖父が一緒に住んでいると言う場合はいろいろとパターンを考慮すれば快適に住むことができるでしょう。
祖母がいる場合はLDKに隣接した和室が喜ばれますし、子供が3人いる家庭の場合、2階の部屋を工夫する必要があるでしょう。
家づくりでまずやっておきたいこと
家づくりでまず最初にすべきは、住宅展示場に行く事ではありません。
無料でプロと家づくりの相談ができる、無料相談窓口を最初に利用すべきです。
ハウスメーカーや工務店に行くと、そこの会社の話ばかりされますが、無料相談窓口は住宅メーカーではないので中立な立場でプロの話が聞けます。
家づくりでは、予算組みやハウスメーカー選定など、素人では難しい判断がたくさん求められるので、素人だけでやると必ず間違った判断をして後悔することになります。
無料サービスは、色々あるのですが、NTTデータの『家づくりとびら』相談窓口が特におすすめです。
業界歴10年以上のプロが予算組みや、土地選定、ハウスメーカ・工務店選びを一緒にやってくれます。
私は「家づくり何からすればいいか分かりません」と相談に持って行ったのですが、家づくりの手順、ハウスメーカーや工務店の坪単価の話、適正な予算など分かりやすく解説してもらえました。
ハウスメーカー選定も、プロに要望を伝えて見学先を数社選んでもらったので、余計なモデルハウスを回る手間も大幅に省けました。
素人が全く知らない、優良な工務店なども紹介してもらえます。
家づくりは、プロに無料相談するのがオススメというか、絶対必要だと感じます。必ず利用しましょう。
30坪二階建て4LDKの場合の間取りは?例を元に解説!
①2階に部屋を4つ設けたパターン
引用元 https://www.applause-ltd.com/reason/detail.php?p=2017
上記間取りは一回にLDKを設け、それ以外の部屋を全て2階に持ってきたパターンです。
子供が3人いる、主寝室と合わせて子供達がそれぞれ独立した部屋で勉強が可能というメリットがあります。
一回はLDKのみで、それ以外はトイレ、お風呂、脱衣所、キッチンというシンプルな間取りです。
2階にもトイレがあります。そして子供部屋は5.2畳から6.5畳と用意されていますね。
兄弟でどの部屋にするかの喧嘩をしない限りは、至って普通に良いマイホームとされています。
2階部分はそれぞれの部屋にクローゼットを設け、収納には困らないでしょう。
しかし1階は収納が極めて少なく、壁面収納をおすすめしたいところですね。
1階には廊下がない分LDKに面積を回せているので、”意外と広い感”を感じることができます。
②2階に部屋が3つ・LDKと隣接した和室タイプ
引用元 https://chumon-jutaku-tatsujin.com/30tsubo.html
総二階建ての建物に、和室とLDKが一緒になる仕様の1階部分と、6・6・8畳のシンプルな間取りの2階。
バルコニーがとても広く洗濯物が干しやすい環境になっているのも特徴ですね。
強いて言うならば、LDKが16畳に満たないために少々手狭感を感じてしまう所。
しかし和室を開放すれば夫婦はテレビを楽しみながら、子供達は和室で遊ぶことができます。
このようにファミリーコミュニケーションがしっかりと取れる環境はとても人気で、急な来客にも対応できるすぐれた間取りです。
2階にもトイレあり、各部屋にクローゼットを用意しているオーソドックスな間取りで30坪で4LDKの最も人気のある間取りですね。
③吹き抜け+WIC+2階トイレ
引用元 https://xn--u9jwc981mmuggq9e.com/category/
あらゆる機能をしっかりと詰め込んだ間取り。
これでもしっかり30坪で4LDKと自信を持っている素晴らしい間取りですね。
吹き抜けにすることで、開放感が持たれ視覚的な狭さというのを解消しています。
また4畳のWICは8畳の寝室に隣接し、あらゆる衣類はここに収納することができます。
もちろん、子供部屋にはクローゼットを完備。1階のあらゆるエリアに小さな収納を設置している素晴らしい間取りですね。
子供部屋が4.5畳になっているため少々手狭を感じる所もありますが、LDKも和室と一緒にすれば20畳になるなど30坪=狭いという概念を持たせない開放的なマイホームです。
④屋根裏収納のある4LDK+WIC
引用元 https://is.gd/vb0muu
多少の狭さがあったとしてもWICや和室を設けたいというタイプの間取りです。
なんと言っても特徴は屋根裏の収納部屋です。
屋根裏というだけあり、冬は寒く、夏は非常に暑いスペースになってしまうので、当たり前ですが食品の保管はできません。
2階にお風呂があったり、広めの主寝室にWICが連結しているなどのメリットがあり、30坪でありながら収納には困らないとされる家ですね。
バルコニーがあり、屋根裏部屋があり、さらにお風呂が2階にあるという点からコストがちょっと高めになりがちなのでそこだけは注意しましょう。
30坪二階建て4LDKのおすすめの間取りは?
というわけで、上記の4つの間取り例を挙げてみましたが、みなさんはどう思いましたか?
30坪で4LDKはもはや、日本の住宅ではオーソドックスとの言える間取りです。
ですが、本来ならは35坪から40坪は欲しいと思うのが現実だと思います。
坪数を確保できないならば、間取りと機能で補うしかありません。
どういう間取りが本当におすすめなのでしょうか。
廊下を極力無くしてリビングを広めにする
一言に廊下を”無くする”という表現はちょっと微妙な聞こえ方がしますが、廊下を極力無くする事で、理想のオーダーメイド住宅に近づくことができます。
上記間取り例で挙げた②と③がそれにあたります。
具体的には廊下が完全に無いわけではありません。二階に上がると多少の廊下(ホールとも言いますが)はあります。
1階のリビングに面して二階への階段があるために、リビングを開放的にしています。
WICを廃止して壁面収納にする
主寝室にどうしても取り入れたい!と思いがちなWIC(ウォークインクローゼット)。
やはり最低でも3畳ほどのスペースを確保しないとならないので、もはやお部屋は一つ妥協しているような感覚になります。
それでもクローゼットは欲しい!という人には無理な話ではありませんが、他にも要望がある場合にWICは廃止するという選択肢もあります。
上記間取り例③のように屋根裏収納を作るとか、地方では屋外に倉庫を設置するなどの工夫が必要になってくるかもしれませんね。
対策としてはWICを廃止した際に、壁面収納を取り入れる事です。
主にリビングが中心になりますが、WICを取り入れるよりも格安で設置できるのでおすすめです。
もちろん、収納する内容にもよりますけれどね…。
2つの子供部屋を仕切りで区切れる仕様にする
これは私が見に行ったモデルルームや、住宅見学会の時によく見た機能の一つです。
2階の子供部屋を仕切りで仕切って2つに分けたり、一つにしたりできるようにしたお部屋です。
これのメリットは子供の成長に合わせて部屋を組み替えられるという所ですね。
まだ小さいお子様が2人の場合は広く開放的にして遊び部屋にしてみたり、就学したら仕切りをつけてそれぞれの部屋で勉強させるなど…。
といった使い方が可能です。部屋数は確保できたけれど、広さを妥協してしまった家庭の場合に多く用いられる機能です。
唯一のデメリットとしては、仕切っている仕切りを外した時の保管場所の確保と、防音性にやや不満が残ると言う事でしょうか。
LDKに隣接する和室を一体化できるようにする
これは30坪に4LDKを取り入れる間取りではかなりメジャーなシステムだと言えます。
LDKは広くしたい!なんていう主婦の方はとてもたくさんいますが、30坪だと無理ですよね?
と最初から思い込んでしまっている人が、このLDK+和室という間取りにする人が多いです。
和室はLDKと同じ高さのフラットタイプにしてふすまで仕切られるようにすることもできますし、あえて段差を作って立体感を出すことも可能です。
どちらもメリット・デメリットがありますが、どちらからと言うと全面をフラットにして開放的にする間取りを選ぶ方が多いと私は思っています。
階段下に収納orトイレを設置する
30坪で4LDKだとどこにトイレを設置するかも重要なポイントになってきますね。
知っていて欲しいのは、多くの住宅見学会を見に行った時に階段下のスペースを利用してトイレや物置を作っている家が多かったということです。
ちょっとだけ天井が低いというデメリットがありますが、スペースの有効活用という意味では完璧と言えるでしょう。
これにより玄関のホールが広くなったり、さらにそこに収納を作ることができたりと、メリットは様々です。
トイレのデザインや広さには拘らないと言う人は是非ともお勧めしたい間取りです。
30坪で4LDKは総二階建てがベスト?
30坪で4LDKを建てる場合は総二階建ての建て方がコスト的にもベスト?というお話を以前に聞いたことがありますがみなさんはどうお考えでしょうか?
これまでたくさんのハウスメーカーさんと30坪4LDKの間取りについて相談していた時、ほとんどの仮間取りシートには総二階建ての建て方を推奨されました。
これは柱のコストの関係から、全体の予算にも響いてくるわけで、総二階建てにしないと二階部分の部屋の広さを確保できないからという理由もあります。
もし、色々とこだわりがない場合、よっぽどのことが無い限り総二階建てで30坪・4LDKのマイホームを検討した方がいいでしょう。
30坪二階建て4LDKの家の間取りの特徴
30坪で4LDKのマイホームがいい!と思った人は色々な勉強と間取り配置が必要になってきますね。
ここからはざっくりとした各部屋や機能についての総まとめとして、結局どうなるの?というのを紹介していきます。
LDKは16畳前後になる
30坪で4LDKの場合、私は多くの住宅見学会の間取りを見た時LDKの広さは16畳前後がほとんどでした。
こだわりがあってLDKは20畳は欲しい!と言っていた、とある奥様のマイホームはかなりクセがあったのですが正直微妙でした。
LDKをもっと確保したい!という場合はWICを廃止し、1階部分には廊下が無いタイプになるような間取りになると思ってください。
LDK+和室を合わせると20畳前後になる
というわけで、LDKをもっと確保する方法としては4LDKの部屋の1つを1階の和室として取り入れ、フルフラットにして開放的にする方法があります。
仕切りをつけると部屋は独立するし、来客対応もこの部屋で可能。
もしおばあちゃんやおじいちゃんが遊びにきたら和室でゆっくりくつろがせるのもありでしょう。
和室の広さはこれまで見た間取りだと3〜6畳まで確保できるのがほとんどで、それ以上はちょっと厳しいかな?という感じです。
最終的にLDK+和室で20畳前後の空間になるので、どうしても広く取りたい!と言う方にはこの間取りがおすすですね。
子供部屋は4.5畳前後になりがち
これもあらゆるこだわりに関連してくるのですが、子供部屋は大体4.5畳(クローゼット別)くらいになりがち。
子供達がOKなら全然いいとは思いますが、正直広いとは言い難いかもしれませんね。
例えばですが、勉強を1階のリビングでするから〜なんていうお子様の場合は4.5畳でも全然OKなんじゃないかななんても思っています。
お子様が3人いる家庭の場合は2階部分に3部屋+主寝室という間取りになると思いますが、その際の1階のお部屋はLDKのみになります。
トイレ二つは可能
私は最初30坪で4LDKを検討した時、トイレ二つは面積的に無理があるのでは?と思っていました。
ところがトイレのスペースというのはたかが知れていて、先ほど紹介した階段下にトイレを設けるとさらに2階にもトイレは余裕で設置できるという答えを頂きました。
もちろん階段下必須ではありませんが、30坪=トイレ2個は無理!なんていう固定概念は今すぐここでなくしてしまった方がいいかもしれませんね。
洗濯物はバルコニーで干すことになる
洗濯物は主にバルコニーで干すことになるでしょう。
冬に雪が降る地域ではバルコニーで洗濯物を干すのが困難になるので、そこを考慮しないといけません。
脱衣所に乾燥機を設けるなどの対策をしないとあちこちの部屋で洗濯物を干すことになってしまいます。
なので、30坪で4LDKを検討している人はバルコニーの広さも考慮しておかないと洗濯物を干すのがとっても億劫になってしまいがちです。
30坪二階建て4LDKの間取り設計失敗例
実際に住んでみたら、「あれ、なんだか思っていたのと違う?」
なんていう思いは絶対にしたくないですよね!
これまでの紹介した特徴を元に、独自性を意識しすぎると実際どうなるのか?という失敗例をいくつか紹介していきます。
吹き抜けを広く取りすぎて二階の部屋が狭くなった
まずはととても多いパターンとして挙げられるのが吹き抜けの影響で二階の部屋が狭くなったという失敗例です。
これは30坪という土地で4LDKの間取りを設置する際、開放感を出したいがために吹き抜けを導入したところ、二階の子供部屋などがどうしても狭くなってしまうという事を想定していなかったパターンです。
これはもちろん間取り設計をする上で、それでもいい。という答えをもらい、吹き抜け>子供部屋の広さを優先した結果でもそうです。
「あれ、なんだか意外と狭い。」なんていう風に思いたくないのであれば、今一度吹き抜けの仕様を変えるなどの考慮が必要ですね。
廊下を長くしたらLDKが激狭になった
前述で書いたとおり、廊下を極力小さく、短くする。
というおすすめ間取りを無視して、エントランスから正面に向かって長い廊下を設置した際にLDKがとっても狭くなってしまったパターンです。
基本としてLDKは16畳あれば狭いとは思わないレベルと言われています。
しかしそれが例えば14畳になってしまい、買おうと思っていたソファがなんだか窮屈に感じるような事になるかもしれません。
廊下を長くすると収納を外側の壁に設置できたりするなどのメリットもありますが、これに関してはケースバイケースと言えるでしょう。
リビング階段に仕切りを付けるべきだった
今度はリビングの中のお話です。
廊下を極力短くする間取りにし、リビングの中心に階段を設置した時に起きた失敗例。
それはキッチンの油の臭いが二階まで流れて行ったり、階段とリビングがシームレスになる事で冷暖房が効きにくいなんていう状況になってしまいます。
もちろん後からでもスクロールカーテンなどを設置すればなんとでも対策はできるものの、住んでみてからやっとわかる後悔ポイントなんていうのは結構考えられる物が多くあります。
玄関が狭いせいでシューズクロークがパンパンに
30坪で4LDKは4〜5人の家族が住む事を想定されていると思いますが、シューズクロークはどれくらいの広さで検討していますか?
トイレを2つ設置したい!WICは必須!なんて意見を言いまくっていたら、玄関が極めて狭い状況になってしまった。
しかしながら、玄関は玄関。これくらいで大丈夫と妥協すると、靴の置き場所に悩む事になります。
もちろん、備え付けのシューズボックスは健在でも靴の数は家族の数に比例するものなのでパンクしないための間取り設計が大事になってきます。
同様に子供の三輪車などもどこに置くかをしっかり考えましょう。
30坪二階建て4LDKの工事費やコストは?
ここからはコスト面のお話についてです。
コスト面のお話になってくると地域差が出てしまうので、どうしても参考にならないという方も多いと思います。
ここでは工事費について紹介し、予算計画の一つとして頭に入れてくれると嬉しいです。
タマホームの注文住宅での大まかな予算は?
本体工事価格 | 総費用のおおまかな目安 | |
総二階建て | 1,380万円 | 1,725万円 |
部分二階建て | 1,440万円 | 1,800万円 |
平家住宅 | 1,500万円 | 1,875万円 |
三階建て | 1,580万円 | 2,000万円 |
上記表はタマホームの「大安心の家」という人気商品の料金目安表から抜擢したものです。
引用元:https://www.tamahome.jp/products/lineup/daianshin/
表からわかるように総二階建てが一番コストが低いのがわかりますね。
これはどのハウスメーカーさんでも同様のお話になってきます。
これにプラスして土地代などが加算されると考えると少しはシミュレーションしやすくなるのではないでしょうか。
ちなみになぜ部分二階建ての方が高くなってしまうのかと言うと、部分二階建てにすると一階と二階の面積が違うために基礎が変わってしまいそれにコストがかかるからです。
総二階建てにすると、その基礎はシンプルになりコストが部分二階建てよりも安く済むというわけですね。
総二階建てにした場合の返済プラン
上記表を元に返済プランの計算もしてみましょう。
タマホームの最安値である1,725万円の住宅費用の場合での計算だと
このようになります。(土地所有の場合)
金利は0.95%と設定し、税金や工事費などを含めて月々の返済額が48,293円です。
土地があるために大分お得に見えますね。
次に土地も一緒に購入した場合のパターン。
土地の値段の話になってしまうと果てしないのでまずは1,000万円で設定。
月々の返済が76,290円になりました。
東京都内で部屋を借りるくらいのお値段になりましたね。
しかし土地代が1,000万はちょっとリアルさがない。うちの地方の土地はもっと安いよ?と思った人は500万円でもやってみましょう。
すると6万円代まで落ち、年間の返済額は75万円くらいにまでなりました。
土地の価格帯によりもちろん大きく変動します。
返済のおおまかな目安にしてみましょう。
【まとめ】30坪4LDKは間取り次第で非常に良い家になる!
今回は30坪という土地の中で、4LDKは可能なのか!?という内容で紹介させて頂きました。
結論を述べると、30坪で4LDKは全然可能です!
多くのハウスメーカーさんもよっぽどの土地の形ではない限りOK!という答えもいただいています。
あとはみなさんがどんなオーダー住宅にしたいかによって、良し悪しが決まると思いますが、何事も贅沢はしすぎないように。
というのが、ハウスメーカーさんの助言でした。何事もあれも付けたい!これも付けたい!とたくさんの意見を言いたくなる気持ちはわかりますが、土地の広さというのは限度があります。
4LDKにあとはどんな機能や収納を設けるかは、やはり自身で悩むよりもハウスメーカーさんとしっかり相談する方がいいかもしれませんね。
家づくりはまず無料相談へ
家づくりをするなら、一人で悩まずプロに必ず相談しましょう。
ハウスメーカー選定も、プロに要望を伝えて見学先を数社選んでもらえば、余計なモデルハウスを回る手間も大幅に省けます。
素人が全く知らない、優良な工務店なども紹介してもらえます。
家づくりは、プロに無料相談するのがオススメというか、絶対必要だと感じます。必ず利用しましょう。
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