最近ネットの広告などでよく目にするWedderspoon(ウェダースプーン)社のマヌカハニー。私もマヌカハニーについて執筆する者として気になったので調べました。
口コミ数も一定以上あるのでこれは期待できる新商品かも⁉︎とワクワクしながら見ていたのですが…
このウェダースプーン社のマヌカハニー。MGSやUMFなどのマヌカハニーの効果を示す数値がどこにもないんです。
マヌカハニーの強さを示す規格について詳しくは下記の記事をご覧ください。
例えば↑この商品ですが、KFACTOR12という数字があります。ぶっちゃけ聞いたことない表示です。
そこでもちろん調べました。結果はというと、K FACTORはウェダースプーン社が独自に設定している規格であることがわかりました。つまり、ウェダースプーン社以外では使用されていません。
ニュージーランド産のマヌカハニーにはMGO・UMFが一般的に使用されています。これ以外にもさまざまな規格があるのは事実ですので一概には言えませんが、私個人の主観としてはマヌカハニーを選ぶにあたってはMGOまたはUMF表示されているものをお勧めします。
ウェダースプーン社によると将来的にはKFACTORをMGO・UMFなどのような使い方をすることを示唆していますが、現時点では何を基準に数値設定しているのか不明瞭であると言わざるを得ません。
もう1つ懸念を挙げるとすれば、数値設定の紛らわしさです。KFACTORには12、16、22の3つのグレードがあります。数値の違いはマヌカ花粉の含有量であるようです。
KFACTOR 12 = マヌカ花粉65%
KFACTOR 16 = マヌカ花粉75%
KFACTOR 22 = マヌカ花粉90%
このようになりますが、マヌカ花粉65%=KFACTOR12とした根拠はなんでしょうか?UMFと似た表示とすることで、あまり知識がない消費者を惑わすのが目的であるようにも思えてしまいます。
ちなみにUMFは数値の設定にしっかりとした根拠があります。UMF5であればフェノール5%+水95%の水溶液と同じ強度であるという意味です。ちなみにKFACTORの数値設定についてウェダースプーン社からは何も説明が無いようなのでこの点はしっかり根拠を聞きたいところですね。
ただ、口コミを見ると喉の痛みが緩和された、風邪予防に効果があったなどの声があるので、マヌカハニーときての効果があるのは確かです。
あとは購入する方が判断されることですが、ウェブ上ではお金をかければ広告を出すことが容易にできます。企業が広告にお金をかけることを否定するわけでは無いですが、それでも消費者には」しっかりとした説明がなければいけないと思います。
広告でよく見かける → 試しに買う → いい感じだったのでレビュー → それを見た別の人が購入 という連鎖が生まれると、これから購入される方にも少なからず影響がありそうな気がしたのでこの記事を執筆させていただきました。
ちなみに私は30種類程度のマヌカハニーを食べ比べし、レビュー記事を作成していますがウェダースプーンのマヌカハニーについては表示方法に関して100%信頼できる感じがしないので、この点が払拭されるまで私は購入するつもりはありません。
繰り返しにはなりますが、これはあくまで私個人の主観によるものです。実際にウェダースプーンのマヌカハニーを購入された方のレビューはいいものがたくさんあります。実際に効果がなければいいレビューは生まれません。
私の主観で皆さんにこのマヌカハニーを”悪”を決めつけて欲しいわけではありません。あくまでマヌカハニーにはいろいろな種類がある中で、ウェダースプーン社のマヌカハニーが独自の要素を取り入れているので、勘違いしたまま買わないでくださいね。
ということが言いたいわけです。もし、この記事を読んで一般的に表示されている規格の商品を買いたいという方にはおすすめをご紹介しますので参考にしてみてください。