最近、巷で話題のマヌカハニー。でも一体その人気となる要員は何なのか不思議に思っている方も多いのではないでしょうか?
ここではマヌカハニーと普通の蜂蜜の違いについて徹底的に解説していきたいと思います。
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そもそもマヌカハニーって?
マヌカハニーとはニュージーランドに自生するフトモモ科の樹木・マヌカの花から採取されるハチミツです。ニュージーランドの先住民族であるマオリ族は古くからマヌカの木を万能薬として使用してきました。
マヌカハニーを食べると病気になりにくいということで研究が始まり「メチルグリオキサール」という成分がマヌカハニーの殺菌成分であることがわかりました。
このメチルグリオキサールの含有量はMGO(MG)という数値で表され、数値が大きくなればなるほど強い殺菌成分を持っていることになります。
蜂蜜との違い①「メチルグリオキサール」
マヌカハニーと普通の蜂蜜の違いはいくつかありますが、一番の違いを挙げるなら「メチルグリオキサール」という成分の有無です。
このメチルグリオキサールがマヌカハニーで度々取り上げられる「殺菌力」の正体です。
もともと蜂蜜は「過酸化水素」による抗菌成分を持っていますが、マヌカハニーはこのメチルグリオキサールという成分が含まれているため、より優れた抗菌性を発揮するんですね。
マヌカハニーのメチルグリオキサール含有量はMGOという数値で表示され、数値が高くなるほど多くのメチルグリオキサールが含まれています。
蜂蜜とマヌカハニーの決定的な違いは「メチルグリオキサール」の含有量
蜂蜜との違い②「抗菌力が別格」
マヌカハニーも一般的なハチミツも「殺菌作用」がありますが、マヌカハニーの作用は一般的な蜂蜜と比べると別格です。
まず、マヌカハニーの人気の使用方法として喉の痛みの症状緩和があります。喉の痛みがあるときにマヌカハニーを舐めると症状緩和するというものです。
これは先ほど紹介したメチルグリオキサールの作用により、喉の痛みを引き起こす原因菌が減少するためです。
この他にも、黄色ブドウ球菌(悪性膿瘍,食中毒,肺炎,髄膜炎,敗血症などを引き起こす細菌)・ニキビ・虫歯予防・歯周病・口内炎・便秘・感染症の予防などの効果があります。胃がんの原因菌で除去が難しいピロリ菌にも効くということでも近年話題を集めました。
傷口にハチミツを塗ると治りが早いというのは一般的に知られていますが、それと比べてマヌカハニーの効果が別格だということがお分かりいただけたでしょうか?
マヌカハニーの効果効能については下記の記事で詳しく記載しています。
蜂蜜との違い③「味・硬さ」
次に蜂蜜との違いを挙げるならば「味・硬さ」です。一般的な蜂蜜を想像して購入された方は味の違いにびっくりされるかもしれません。
味については少し苦味があることが多いです。薬のような味わいと言われることもあります。ですが、これは商品によりますので、苦味を伴うものもあれば、そうでないものもあります。
最初は味に癖を感じる方もいるようですが、食べているうちに美味しくなるので大丈夫ですよ。どうしても口に合わない場合は違う商品をためしてみる方が得策かもしれません。
中には苦味や癖が全くないといった口コミの商品も多数あります。
また、硬さについては一般的な蜂蜜のようにトロ〜っとしてないです。こればマヌカハニーに含まれる水分量が一般的な蜂蜜に比べ少ないためです。硬さを例えるなら、味噌や水飴のような硬さといった所でしょうか。
また、食感も舌触り滑らかなものもあれば、完全に溶けていない砂糖のようにザラザラした感じのものなど様々です。こちらもお好みで好きな商品を見つけてみるのも楽しいかもしれませんね。
マヌカラボでは人気の29種類のマヌカハニーを比較した結果をもとにオススメランキングを作成していますこれから購入される方はぜひ参考にしてみてください。
蜂蜜との違い④「熱への耐性」
最後にご紹介する蜂蜜とマヌカハニーの違いは、殺菌成分の熱への耐性です。一般的な蜂蜜が持つ酵素は、45度を超えた辺りから徐々に効果が薄れ始め、65度を超えるとほとんど効果を失います。
それに対し、マヌカハニーの殺菌成分「メチルグリオキサール」は250度程度までその殺菌能力を保ちます。つまり、熱々のコーヒーや紅茶に入れて飲むことができるんですね。
コーヒーや紅茶でなくとも、お湯にマヌカハニーを溶かして飲む方法も結構多く見受けられます。もちろん、パンに塗る・ヨーグルトに混ぜるといった定番の使い方もできます。
熱々のものにも入れることができるので、使い方の幅が広がること間違いなしです!
ただし、熱いもの(50度以上)に入れて食べる場合、通常のはちみつと同じで“酵素や栄養素”は失われてしまいます。
マヌカハニーの恩恵を100%受けたいならば、ヨーグルトなどの冷たいものに添えて食べる、もしくはそのまま食べるのがいいでしょう。
まとめ
ここまで一般的な蜂蜜とマヌカハニーの違いについて説明してきましたが、いかがだったでしょうか?
安い商品でも2000円はするので決して安い買い物ではないですが、100%自然由来の天然物なので体にも優しく安心です。
現在では成分検査証を製品と一緒に送ってくれたり、製品についているQRコードから成分検査の結果を読み取る取れるものもあります。
人気のMGO数値はMGO200〜500のものがよく売れているグレードになります。
MGO200〜500の用途としては感染症予防・免疫力増加・不快症状の軽減(咳や喉の痛み)などです。