コの字型平家はどんなメリットデメリットがある?おすすめの間取りは?
こんにちは!今回は皆さんは実はひそかに憧れている”個性的な平家”についてのお話をしていきたいと思います。
個性的な平家ってどういう物を言うの?と思う人も多いかもしれません。
西海岸風のサーフスポットの様なウッドデッキが強調された家などを写真や映像などでみた事ありませんか?
平家ではこのようなとっても個性的なお家を、マイホームとして持つ事だって可能です。
今回に関しては”コの字型平家”という間取りについて細かく解説していきます!
コの字型にする理由は?コストは?メリットやデメリットは?
あらゆる疑問をこの記事で解消していきます!
コの字型平家のメリット
コの字型平家のデメリット
コの字型平家を間取り図を元に解説!
引用元:https://www.kamino-koumuten.com/madori/154/
まずはコの字型の平家について色々と疑問はあると思いますが、ここでは間取り図を例に色々と特徴を解説していきます。
あなたの建てたい理想の間取り図に出会えるかも!?
今回は様々な坪数や間取りを紹介していくので、参考にしてみてくださいね。
①30坪・コの字型平家内面ウッドデッキ4LDK
引用元:https://myhome-1000man.link/nakaniwa-hiraya/
横長のコの字型平家で、内側にウッドデッキ(縁側)が連なるとても個性的な4LDKです。
坪数は30坪で、画像には部屋の広さの記載がありませんが、それぞれのお部屋は4.5畳3つ、6畳が1つとなっています。
LDKは16畳で、30坪の4LDKとしてはとても部屋数が多く、廊下も長いのが特徴です。
コの字型の特徴として、中央の縁側には中庭が広がり、主人のエクステリアのセンスを発揮することができますね。
LDKと和室が一緒に繋がっているため、16畳のLDKはとても広く感じることができ、急な来客にも対応することがかのうです。
この家の唯一のデメリットが、収納の少なさです。
30坪で4LDKを確保したために各お部屋にあるクローゼットくらいしか収納が無く、WIC(ウォークインクローゼット)やファミリークローゼットなどがありません。
そのため、とにかく物をため込まない工夫や屋外に倉庫を設置するなどの対応が必要なってくるでしょう。
それでもとても過ごしやすく間取りになっており、収納に関しては長い廊下に壁面収納を設けるなどするだけでとても快適に生活できるとても素敵な家になっています。
コの字型の典型的なパターンではありますが、玄関がコの字型の背中の部分(画像では南側が玄関になっている)から入るというのも面白く、家に入ると中庭が見えるのも素敵ですね。
②25坪・平家ウッドデッキ3LDK
引用元:https://ameblo.jp/senior-house-plan/entry-12671884678.html
25坪という土地に建てられた3LDKのこの字型平家の間取り図です。
特徴はなんといっても最初の①で紹介した時よりも豪快に広がった中央のウッドデッキ・リラックススペースです。
このようなタイプは冬に雪が降らない海沿いや西側の暖かい気候の場所でよく建築される間取りですね。
日中は暖かい日差しが差し込み、とても風通しの良い最高にすごい安いお家です。
部屋は4.5畳が2つと主寝室6.6畳と決して広くはありませんが、25坪ながら16畳のLDKを確保したり、約3畳のファミリークローゼットを確保したりと素晴らしい間取りです。
収納、居住スペース、アクセスのしやすい中央に配置されたLDK。
最近流行のアイランドキッチンを取り入れるなど、とてもバランスの取れた皆さんが憧れる25坪タイプでのコの字型平家の間取り図でした。
③42坪・平家プール付き2LDK+パントリー+大型クローゼット
引用元:https://bit.ly/3l4pJbf
最後はとっても個性的な43坪という広い土地に建てられた2LDK+プール付き+大型収納のコの字型平家です。
間取り図を見ただけでそのインパクトは絶大なプールがとんでもない存在感ですね。
以下の画像は上記間取り図をCG化したものです。
引用元:https://bit.ly/3l4pJbf
CGからもわかるようにプールの存在感がやはり半端ないですね。
建物の特徴を解説していきます。
まずはとても広々と構えた二つの寝室が印象的ですね。いずれも間取りは約12畳前後です。
この二つの部屋が広いおかげで間取りでは2LDKになっていますが、43坪もあるとなると基本的に3や4LDKも容易です。
参考にしてみてくださいね。
そして28.7畳のLDKです。とても広いですね、中央の中庭・プールにアクセスがしやすく、また西側の主寝室には3畳の簡易的なホールがあります。
ここで、休憩したり、ゆっくり夜風に当たるのもいいでしょう。
プール付きの家と聞くとまるで豪邸やセレブのような生活をイメージすると思いますが、今回のあくまで一例です。
プールの場所を中庭にしたり、駐車場にしたりしても全然OKです。
ちなみに余談ですが、プールは施工費が300〜500万円ほどと言われており、シーズン中に何度か使うとその維持費は月に10,000円前後と言われています。
(あくまで目安です。)
プールの設置が高いか安いかは人それぞれだと思いますが、ちょっと高い車と同等のお値段くらいしますね。
あなたなら何を設置したいですか?
④30坪・3LDKコの字型平家+ガーデンテラス+パントリー
引用元:https://ameblo.jp/wata-kyo/entry-12421301624.html
夫婦がお二人で生活するのを想定した広々としたテラスが印象的な3LDKの平家です。
ユニークな所は、コの字型のエントランス部分は正面右側の端に設置されているという点ですね。
テラスには大きな樹木があり、良い眺めを演出してくれます。
LDKに入るとすぐにキッチンがあるのですが、こういう間取りって実は主婦の方達がとても喜ぶ仕様なんですよね。
LDKの形や間取りにそこまでこだわりがないのであれは採用してみませんか?
⑤30坪台・中庭のある収納たっぷりの3LDK
引用元:https://www.ibaraki-heim.co.jp/interview/madori/detail/000358.php
この字の背中部分に玄関のある独特な窓地ですね。
LDKは縦に長い18畳程度の空間に、円形のスペースが印象的です。
間取りを見て分かるように、窓がとても多く、採光性がとても高いのが特徴です。
お部屋もそれぞれに配置されていてプライバシーの管理もバッチリ。
そして何よりもWICと納戸がそれぞれあるのが特徴で、収納性能はかなり高いとされます。
中庭は各お部屋から簡単にアクセスすることができて、とても過ごしやすい空間を演出していますね。
⑥30坪・超広々の2LDK+中庭デッキ
引用元:https://www.ibaraki-heim.co.jp/interview/madori/detail/000358.php
広々としたLDKに中央に設置されたウッドデッキテラスのある中庭。
そしてLDKに隣接した和室、さらには主寝室の隣に配置されたWICなどあらゆる機能を取り揃えたコの字型平家です。
ウッドデッキはテラステーブルを設置すればそこで食事も可能です。
広々とした中庭ウッドデッキは平家住宅の憧れですが、ここまで広いとついつい長いしてしまいそうですね。
LDKは和室の扉を開放し、中庭ウッドデッキの扉も開ければすごい広さ(30畳オーバーです)になり、ちょっとホームパーティも簡単にできてしまうスペックを持っています。
人を招くのが好きな方はこういったスタイルのお家にしてみたくなりますよね。
⑦20坪・一直線導線の家事効率の良いコの字型平家
引用元:https://takatohome.co.jp/lineup/ottimo/rosa/
1〜2人暮らしを想定したとってもシンプルな一直線家事動線の間取り図ですね。
この家は一人暮らしの方を想定したおうちで、20坪という小さな土地で建てられた平家です。
水場からランドリースペースは最短距離で、LDKやパントリーもアクセスがとても楽になっていますね。
収納面も非常に良く、寝室にWICを設けるなどシンプルながら多機能なお家を実現しています。
⑧35坪・車庫付きコの字型平家5LDK
引用元:https://hirayadate.net/madoripoint/5ldk.html
35坪で5LDKのお家です。
特徴は正面右側にあるガレージです。
ガレージも約25平方メートルとかなりゆとりのある面積を確保していますね。
このお家の特徴はやはり、家族の多い仮定を想定した部屋の数です。
小さくてもいいからとにかく部屋を確保したい!という家族の要望に生まれたこの字型平家住宅です。
中央のLDKはとっても広々とした32.6畳。これだけあれば子供達も喜んで走り回る賑やかな光景が目に浮かびますね。
各部屋にはクローゼットをしっかりと配置し、それ以外にもパントリー(食料庫)やWIC・物干し部屋があるために機能性・収納性にもすぐれたお家です。
家に隣接したガレージがあるため、家の前はゆとりがあります。
家庭菜園や、タタキをコンクリートにして外でも快適に遊べる空間を作り出すことだって可能なんです。
コの字型平家のメリットは?
さて、間取り図を例に色々と解説してみました。
さすがにプール付きはやりすぎてしまったでしょうか(笑)
さて、ここではコの字型平家住宅のメリットをいくつか紹介します。
いい事はたくさんインプットして、間取り設計の糧としてみましょう!
屋根や中庭など個性的なレイアウトを楽しめる!
まずは外見的な要素からいきましょう。コの字型平家は何といっても広い土地に建てられた豪快な佇まいが特徴です。
そうなってくると外壁や大きな屋根にはとことんこだわりたい所です。
それもそのはず、二階建ての屋根というのは凝りに凝って決めたカラーだったとしても実際あなたの目で直接見ることができるのは中々無いはずです。
Googleマップの目印くらいにはなるでしょう。
平家では大きな広々とした屋根の存在は周りの家からでの印象に残りますよね。
個性は遠く離れたところからでも強調することができ、個性的な家を建てたい!と思っている人には最高の楽しみ方ができるでしょう。
またコの字型という形を生かして中央のエリアに何を設置するかがとても大事になってきます。
庭を作る人もいれば、ウッドデッキを設置する人も多いでしょう。
また、中央部分をエントランスにしてみたり、反対側にリラックススペースを取り入れるなど間取りそのものに個性を出すことができます。
階段が無い事で安心・安全な家になる!
現在の年齢では全く意識しないかもしれない人もいるかもしれませんが、例えばですが、自宅に祖父・祖母がいる。
近い将来のことを考えてバリアフリーにしたい。
と思っている人は平屋建てにするとその対策がとてもナチュラルにできます。
階段の話に着手していますが、階段は無いだけで上り下りが無くなるので転倒の危険性もありません。
これはお子様にも同等の事が言えますね。
将来のことを考え、エントランスに車椅子仕様の道を作るなどの考慮も対応がしやすいです。
一見すると、まだ後だからいいや。と思ってしまった人は後々降りかかるバリアフリー化の施工費に手を焼くことになります。
家事動線が自然と楽になる!
平家建ては間取りを見るだけでわかると思いますが、中央にLDKや水場(洗濯・脱衣所など)を設けることで選択した物をすぐに干しに行けたりするメリットがあります。
いまいち実感の湧かない人は、一回のユーティリティールーム(脱衣場)で洗濯した物をバスケットに詰め込んでからそれを両手に抱えて2階のバルコニーやサンルームに運ぶ。
この作業はやった事のある人なら結構大変な作業です。
毎日のようにする洗濯は、どうせなら楽な方がいい!
これは家事をしない旦那さんが特に意識をしてほしいカテゴリですね!
平屋建てのお家ではこのような”家事動線”があるおかげでとっても家事が楽になります。
洗濯を干し、取り込み、しまうという作業が面倒で洗濯するのを端折ってしまう日もあるかもしれません。
家事がしやすい家こそ、住みやすい家と言えますね。
各部屋へのアクセスが楽!
さて、中央のLDKの件をお話ししましたが、これは各部屋へのアクセスも同様のメリットがあります。
LDKからワンドアで部屋にアクセスできたり、廊下を減らす事で、無駄な移動や迂回をせずとも自室に行くことができます。
これがとっても便利で、二階建てに比べると階段を上り下りする手間も無ければ、1階と2階の気温差というのもあまり意識しなくてもいいのです。
2階は寒いからリビングで寛ぎたい!というお子様も中にはいるでしょう。
でも勉強は自室でしかできないよね?というお話になってくると、アクセスがしやすい暖かくも涼しくもある部屋で作業する方がよっぽど集中できるわけです。
ファミリーコミュニケーションが増える!
いつも家族がすぐ近くにいる環境の幸せを、実感していますか?
コの字型の平家は中央のコミュニティースペースが設置されるパターンも多く、心地よい風に当たりながら家族との会話や食事を楽しむことだってきます。
2階でゲームをしている子供達に「ご飯だよ」と呼びかけも中々降りてこないのなら、コの字型の平家にすることですぐに来てくれるかもしれませんね。
もちろん、LDKが中央にある事で、家族をいつでも間近に感じることができます。
やはり部屋とLDKが近いというメリットはそういうところにありますし、いつかは親離れしてしまう子供とのコミュニケーションを大事にしたいと思う親は、是非とも取り入れてほしいと思っています。
コの字型平家のデメリットは?
IやL字型の平家よりもコストがかかる
やはり気になるのはコの字型のコストですね。
独特で複雑な家の形は、それなりに材料費用もかかってしまいます。
機能面やデザイン面では重宝するし、みんなが憧れると思いますが、コストの計算も絶対にしてみてくださいね。
コの字型のコストが予算に見合わない場合はL字で妥協するなどの決断も大事になってきます。
中央部分の水捌けが弱い
中央に中庭やウッドデッキを設置した場合、雨が降った時水捌けの機能に若干の不安が残るパターンが多いです。
例えば中庭を設置し、その四方を壁で囲まれてしまった場合にやはり流れていく場所が一か所になると水捌けは当たり前ですが、悪くなります。
こうなってくるとどうなるかと言うと、溜まった水溜りに虫が発生したり、翌日の日照りで湿度が上がることで植物や植木が痛む可能性もあります。
水捌けをよくするために、排水口を施工するとなると今度はコストがかかるためにどこまでこだわるかがポイントになってきますね。
冬季間の熱損失が多い
コの字型平家は春から夏にかけてとても過ごしやすい家の形をしています。
心地よい風はついつい外に出たくなるとは思いますが、問題は冬に発生します。
夏季期間中、多くの太陽光を取り入れるために大きく開放された壁面エリアは大体がガラスになっていると思います。
これは逆に冬になると、断熱性能の弱いガラスの場合熱損失が大きく、中々部屋が暖まらないというデメリットがあります。
厚めのカーテンを設置したところで、壁の防寒性能には勝てるわけがなく、どうしても暖房をガンガン運転せざるを得ない状況が来るかもしれません。
特に東北地方や、標高の高めの場所へ平家を検討している人は冬季期間中の対策については頭に入れておくべきです。
家づくりでまずやっておきたいこと
家づくりでまず最初にすべきは、住宅展示場に行く事ではありません。
無料でプロと家づくりの相談ができる、無料相談窓口を最初に利用すべきです。
ハウスメーカーや工務店に行くと、そこの会社の話ばかりされますが、無料相談窓口は住宅メーカーではないので中立な立場でプロの話が聞けます。
家づくりでは、予算組みやハウスメーカー選定など、素人では難しい判断がたくさん求められるので、素人だけでやると必ず間違った判断をして後悔することになります。
無料サービスは、色々あるのですが、NTTデータの『家づくりとびら』相談窓口が特におすすめです。
業界歴10年以上のプロが予算組みや、土地選定、ハウスメーカ・工務店選びを一緒にやってくれます。
私は「家づくり何からすればいいか分かりません」と相談に持って行ったのですが、家づくりの手順、ハウスメーカーや工務店の坪単価の話、適正な予算など分かりやすく解説してもらえました。
ハウスメーカー選定も、プロに要望を伝えて見学先を数社選んでもらったので、余計なモデルハウスを回る手間も大幅に省けました。
素人が全く知らない、優良な工務店なども紹介してもらえます。
家づくりは、プロに無料相談するのがオススメというか、絶対必要だと感じます。必ず利用しましょう。
コの字型平家の間取りで取り入れたい機能など
さて、間取り図の紹介やメリットなどを紹介しましたが、おそらくここまで読んだ方なら色々と取り入れたい機能などが頭に色々浮かんでいると思います!
ここでは取り入れたい機能や間取りの総まとめとして、紹介していくので再度確認のつもりでチェックしていきましょう。
コの字型の中央に何を設置するか
改めて、中央のくぼみのエリアに何を設置するか考えましょう!
機能的にするには中央にはエントランス、ウッドデッキを用いる事で余裕のある土地の使い方ができますね。
駐車場にする事でも土地が狭い場合に重宝するでしょう。
リラクシングスペースとして使いたいのなら、庭にしてみたり、砂利を敷いて防水性能のあるテーブルや椅子を設けてテラスにしてもいいと思います。
個人的には土地が狭いなら、機能的に。土地に余裕があるならリラクシングスペースなどを取り入れてもいいと思います。
土地が有り余っていて、資金にも余裕があるのであれば豪快なプールをおすすめします(笑)
バリアフリー施工
これは前述で書いたとおりですね。
建築する前からバリアフリーしておくだけで、数十年後リフォームするということを予想しておくだけで気持ちの持ちようが違います。
これはコの字型住宅の窪みの部分をそのまま車椅子でもスムーズに入れるような仕様にすることもできるのでおすすめです。
短い廊下と長い廊下
廊下の長さを設定して、家の個性をさらに引き立てましょう。
短い廊下のメリット
廊下を短くする事で他の部屋に十分なスペースを提供することができます。
部屋を少しでも広くしたい!LDKをもっと広くしたい!土地が狭いという方には廊下をなるべくカットする事で居住スペースでの生活が快適になります。
長い廊下のメリット
平家でなおかつコの字型であれば廊下を長くする事で縁側を設けることでリラックススペースを確保することができます。
お年寄りが住んでいる家だと縁側の存在というのは、とても嬉しいと思っています。
長い廊下に縁側を設置しただけで華やかに見えるし、ついつい行きたくなるのはなぜでしょうか。
それは平家ならではの心地よい風通しと、優しい日差しの影響ではないかなと思っています。
平家の建築に伴うコストや税金について解説
ここからは平家コの字型住宅のコストについて解説していきます。
まずは平家と二階建てのコストの違いや、I字型の平家とコの字型の平家の違いなども例を基に解説したいと思います。
平家と二階建てを比較してみよう
まずは平家と二階建てのコストの差です。
一般的に平家と二階建てのコストに関し、どっちが高いと思いますか?
正解は平家の方が高くなってしまいます。
その理由は大きな屋根を設置しないとならない点や、二階建て住宅にくらべ壁や柱などの材料費が二階建てよりも多くなってしまいがちだからです。
これはとっても基本的なことなので、二階建てよりもやすく作ってよ!というわがままを押し通してもNGを喰らうだけなのでやめましょう…。
I字型平家とコの字型平家のコストの差は?
平家と一言に言っても色々な形があるので、コストにどれくらいの差が出るかの実感はあまりできないかと思います。
しかしながら、基本の”き”として覚えておきたい要素はいくつかあり、それはやはりどれくらいのコスト差があるのか?
という点ですね。
各工務店さんや、建築事例を事細かく調査してみましたが、あくまで参考までに見てください。
以下の図は色々なパターンの間取りで計算しています。
*以下表記金額は各種工務店からリサーチした参考データです
住宅のタイプ | 坪数 | 工事費 |
総二階建て | 31坪 | 2,160万円 |
I字型平家 | 31坪 | 2,200万円 |
L字型平家 | 30.6坪 | 2,240万円 |
コの字型平家 | 31坪 | 2,300万円 |
上記表を見ると分かるとおり、総二階建ての家と比べると140万円もの差が出るパターンも大いに考えられるということがわかります。
もちろん上下するとは思いますが、あくまで参考までに見てくださいね。
とってもおしゃれなコの字型平家の外観例3選
本日は完成見学会!!
33坪のおしゃれな平家です私も平家がほしぃ…
とおもいました( ´ ▽ ` )場所はセブンイレブン吉志2丁目店の近くです
ご予約、お問い合わせお待ちしております(^^) pic.twitter.com/ie5zuVA7rc— 株式会社Ace(エース)/デザインハウス北九州小倉 (@Ace_DHkokura) August 29, 2020
黒い外壁、かっこいいですね。中のデザインもめちゃくちゃオシャレです!
#ホームmotto では低価格で高パフォーマンスを実現する、おしゃれな平家住宅を紹介✨
さまざまなライフスタイルに合った住み良い工夫がいっぱいですよ!😉#10月23日発行号 pic.twitter.com/N2IZQTj1Tb— とっとってmotto! (@nagasaki_motto) October 22, 2020
こういう個性的な扉は真似したくなりますね。
3LDKの平家が売りに出ていたので平家好きとして外観だけ見に行ってみた。
約4300万円。
建物面積86.24m²
土地面積370.07m²webで見るより狭く感じたなぁ。 pic.twitter.com/QkXslaUGYq
— さーさん (@HrReverse) September 15, 2020
とってもオシャレな平家ですね。玄関わきのウッドデッキもオシャレです!
価格別・コの字型平家のローンシミュレーション
ここからはコの字型平家を土地代別にシミュレーションしていきたいと思います。
実際に月々いくらかかるの?という疑問は家を建てる直前までドキドキしてしまうものですよね。
まずは一番多いとされる30坪でのコの字型平家のパターンを想定して計算してみます。
- 住宅の工事費2,100万円とする
- 変動金利の0.95%で計算
- 返済期間は35年
- ボーナス払いは0円に設定
土地代700万円の場合のローンシミュレーション
まずは土地代金が700万円の場合で総額2,800万円だったときのローンシミュレーソンです。
結果は上記の通りです。
78,000円台と言うことで、住んでいる地域にもよりますが、土地代が700万円というのは結構リアルで妥当なところではないかと思います。
コの字型平屋を建築する際の大まかな目安としてチェックしておきましょう。
土地代1,000万円の場合ローンシミュレーション
続いて土地代金が1,000万円のときのローンシミュレーションです。
総額は3,100万円。3,000万円を超えるといくらくらいになるのでしょうか。
86,000円台になりました。都内の人気物件のちょっと離れたエリアで、ひとり暮らしするくらいの家賃のような感覚です。
土地代金に300万円の差が生じると8,000円ほど支払いの差が出るのがわかりました。
変動金利なので、後ほど変わるとは思いますが、こちらも参考までにしてくださいね。
コの字型平家で気を付けるべき税金対策とは?
さて、着工費用も普通の総二階建て住宅に比べて高くなりがちなコの字型平家のお家。
そうなってくると今度は税金にも色々な知識をつけないとならなくなります。
一体どんな税金対策が必要なのでしょうか?
木造建築にする(コンクリート施工をしない)
基本的にコンクリート施工で建築された家は税金が通常よりも高いとされています。
しかし耐震性能の問題から総二階建ての住宅ではコンクリートで建築する家は多いですよね。
しかし、平家の大きな特徴として、耐震性能が高いと言う点が挙げられます。
この点を生かし、完全木造住宅にすることで、税金を少しでもカットすることが可能です!
安い土地の建築する
当たり前のことをいいますが、土地は安い場所に建築するのが無難です。
そうすることで、月々の支払額も大きく変わってきますし、逆に言えば浮いたお金で住宅に機能を追加することもできます。
しかしながら、ここでは税金のお話をしているので、とにかく家や土地に無駄なお金をかけない!という理由ではやはり地価というのは大事になってきますね。
各市町村などでは土地の情報が評価されて記載されているので、地域別にチェックしてみるなどをして有益な情報と土地を入手しましょう!
コの字型平家は個性を生かしたおしゃれな家に仕上げられる!
というわけでコの字型住宅についての情報を色々と解説してみました。
あなたはどんなコの字型の平家住宅を建築したいですか?
色々と個性の出しやすいとっても魅力的なコの字型の平家のお家。
間取りを考えて、あ〜でもない、こ〜でもないと試行錯誤している時間は楽しくも大変だと思います。
メリット・デメリットをしっかりと考慮した上で、十分に納得ができる素敵なマイホームを建てられるといいですね。
家づくりはまず無料相談へ
家づくりをするなら、一人で悩まずプロに必ず相談しましょう。
ハウスメーカー選定も、プロに要望を伝えて見学先を数社選んでもらえば、余計なモデルハウスを回る手間も大幅に省けます。
素人が全く知らない、優良な工務店なども紹介してもらえます。
家づくりは、プロに無料相談するのがオススメというか、絶対必要だと感じます。必ず利用しましょう。
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