今では平家は老後の住宅という印象を大きく変え、若い夫婦や、子供のいる家庭でも、あえて平家を選択する人が増えています。

バリアフリーによって、若い時から老後にかけて、リフォームの必要もありませんので将来を見据えて、平家を選ぶ方も多くいます。

平家が人気の理由は、生活のしやすさにあります。

また、お洒落な平家住宅も次々と登場し、若い世代でもお洒落な平家に魅了されています。

今回は、暮らしやすく、お洒落な平家作りのポイントをお伝えします。

[間取りアフィリ]

平家をお洒落な間取りにするポイント

平家住宅といっても、今では様々な形の住宅が存在します。

お洒落に見えて、使い勝手の良い間取りはいくつかありますが、大きく分けると、

  • コの字
  • ロの字
  • L字
  • I字

の4つの間取りがあります。

形を変えるだけで、住宅のイメージは大きく変わってきます。メリットもあれば、もちろんデメリットも存在しますので、理解しておく必要があります。

それぞれ見てみましょう。

コの字型の間取り

画像引用元:https://www.sinwanet.co.jp/co_diary/4df3c1097f95d0b7000c1c52617ed0b2.html

コの字型の間取りにすることで、暗くなりがちな平家の家も、各部屋に採光が十分に取れて明るくなります。

また、上記の間取りを見てわかるように、各部屋に南の採光を撮ることが出来ますので平家の欠点である暗さを補うことが可能です。

また、部屋と部屋の距離も取れるので、生活音にストレスを感じる事は軽減されそうですね。

更にキッチン横の納戸があることで、キッチン周りが片付けられます。

気をつけて欲しいポイントは、テレビの位置です。

南に向いていることで、光の反射で画面が見えずらくなる場合があるので、テレビの位置には気をつけて欲しいポイントです。

またリビングからつながる中庭には、洗礼されたスタイリッシュなウッドデッキを設置することで、家の雰囲気も一気に変わります。

ロの字型の間取り・中庭なし

画像引用元:https://www.sinwanet.co.jp/co_diary/4df3c1097f95d0b7000c1c52617ed0b2.html

ロの字型の間取りでは、施主の好みで雰囲気が変わるのも特徴です。

具体的には、中庭を作るか作らないかの違いです。

上記の間取りでは、中庭がない一般的なロの字の住宅ですが、主婦の動線をしっかり考えられた、使い勝手の良い間取りとなっています。

注目して欲しいのは、キッチンからWIC(ウォークインクローゼット)へ通り抜けし、寝室に入れる事です。

早朝から忙しい主婦や、仕事に行く主人にはとても便利な作りになっています。

ただ、気をつけて欲しいのは、平家は一階部分が全ての生活スペースになるので、料理の際の匂いなどの対策が必要です。

料理を作る時には24時間換気システムのメモリを上げる等し、なるべく空気を循環させましょう。

また、和室が玄関からリビングにつながっているので、急な来客でリビングが散らかっていても安心ですね。

ロの字の間取り・中庭あり

画像引用元:https://takatohome.co.jp/blog/4005/

こちらの間取りを見てわかるように、ロの字の間取りの中に中庭がを作る事ができます。

中庭にはシンボルツリーなどを植えてライトアップさせると、夜には素敵な景色を演出してくれます。

画像引用元:https://www.rirsia.jp/blog/staff/13002/

しかしこの様な間取りを作るには、大きな土地でなければ建てることは難しいのも現実です。

中庭を見渡しながら家を回遊できるのでとてもおしゃれに見えますが、家事をする主婦にはショートカットができないので、少し面倒かも知れません。

L字の間取り

画像引用元:https://www.sinwanet.co.jp/co_diary/4df3c1097f95d0b7000c1c52617ed0b2.html

細長の土地や四角い土地にも対応しやすいのが、L字の間取りです。

L字にすることで、各部屋で南からの採光を取ることが可能です。

ただ、L字の間取りで気にして欲しいのは、南に面していない場所はどうしても暗くなりがちです。これは平家だけではありませんが、平家の場合、他の家より高さがないので、それだけ採光が届かない可能性があるからです。

子供などはなるべく明るい部屋で過ごしてもらいたいですね。また、ウッドデッキをL字に置けば、各部屋から外へ出られる様にもできますので、窓の有効活用ができます。

I字の間取り

画像引用元:https://bessoresort.net/estate-detail23098.htm

コンパクトで部屋数も少ないのであれば、真っ直ぐ伸ばしたI字の間取りも可能です。全ての部屋が南を向くように設計することにより、各部屋が日差しにより明るくなります。

しかし部屋の数が多ければ、南に部屋を置くことができないので、L字の間取りやロの字の間取りをお勧めします。I字にして家を伸ばす分、部屋と部屋の距離ができるので、長い廊下も必要になります。そしてそれだけ奥行きのある土地を選ばなければいけません。

[間取りアフィリ]

平家をお洒落に見せる間取りのポイント

画像引用元:https://one-project.biz/

間取りを作っていても、どうしてもありがちな間取りに納得できない事もあるでしょう。

しかし同じ形でも、少しの工夫を加えることで、見違えるほどお洒落な平家に変身します。

そこで平家をお洒落に見せる為の間取りポイントを4つ紹介します。一つずつチェックしてみてください。

天井

画像引用元:https://www.mokkotsu.com/shop/miyabe/house/20190806180108/26579

平家の中でもお洒落に演出できるのがリビングです。

2階の床がないので、屋根まで伸ばした高い天井にする事も可能ですので、開放的な空間が生まれます。

また、平家の場合、二階建て以上の住宅と違い、高さの制限もありませんので、法に引っかかることもありません。

ダウンフロア

画像引用元:https://tsuno-home.com/gallery/%E4%B8%AD%E5%BA%AD%E3%81%A8%E3%81%A4%E3%81%AA%E3%81%8C%E3%82%8B%E3%83%80%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%AD%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%83%93%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%81%AE%E5%AE%B6/

ダウンフロアとは、リビングなどの床スペースをあえて下げる事です。ダウンフロアにする事で、そこのスペースが一つの特別空間となります。

段差をベンチとして利用できるので、家族みんなで映画鑑賞などもできますね。

また、使い用途は様々で、段差部分に収納を設けることもできますので、収納スペースが取りずらい平家にとっては、使える場所は積極的に取り入れたいです。

リビングにつながるテラス

画像引用元:https://www.pla-navi.com/architects/work/6495/

リビングからつながるテラスを作ることで奥行きが生まれ、リビングが広く感じられます。また、外でバーベキューなどをする時には、出入りが容易になるので、友達を呼んで楽しめます。

ただ気をつけて欲しいのは、家の周り住宅があると視線が気になる事が気になることがあるので、テラスや大きい窓を設置する際には、付近の環境も把握しておく必要があります。

中庭

暗くなりがちな平家に採光を与えてくれるのが、中庭です。

完全プライベート空間になっているので、外からの視線も気になりません。今はデザイン性のあるお洒落な土間の中庭も見かけます。

中庭があると四季を身近に感じさせてくれます。また、夜はライトアップをすると、ホテルのような雰囲気を演出します。

平家の間取りで注意するべきポイント

画像引用元:https://iedukuri-aruku.com/

お洒落で住み心地の良い平家住宅ですが、気をつけるべきポイントも存在します。

失敗しないためにも、しっかり押さえておきましょう。

防犯対策

平家は部屋が全て一階にあ李、窓の開口も大きい住宅がほとんどですので、空き巣などの被害に遭わないように、しっかり対策をしておかなければいけません。

家族で旅行に行ったり、長時間家を開ける場合には、容易に窓を割って侵入されないためにもシャッターなどを検討して欲しい所です。

もしくは防犯ガラスなどもあるので、建築の際は相談してみると良いでしょう。

住宅設備の確認

平家住宅ですと、一つ一つの部屋が離れてしまう事があります。キッチンやお風呂場、洗濯スペースなど、家事を毎日する奥様の生活スタイルを考慮して、配置したほうがいいでしょう。

また、トイレの位置は、ワンフロアの中でも音が響かない場所を検討しましょう。トイレットペーパーのガラガラという物音ですら、恥ずかしい人も中にはいますので、来客が利用しても、なるべく気を使わない場所に設置する事も、検討して頂きたいです。

建築費用が高くなる

一番気になるのがお金の問題ですよね。

まず、土地ですが、平家を建てるとなると、理想の住宅の大きさから計算して、少しでも余裕のある広さが必要になります。広い土地を探すのも一苦労ですが、土地の値段もそれだけ上がることを覚悟しておかなければいけません。

土地には住宅だけではなく、車の駐車場や物置などのスペースの確保が必要になりますので、使えるスペース全てを住宅にだけは使えません。

また二階建て住宅と違って、平家住宅は全ての部屋を一階に設けるので、二階建て住宅よりも基礎の面積が広くなります。この基礎が意外にもかなりお金がかかることをご存知でしょうか?また、基礎が広いと屋根も広くなります。それだけお金がかかってしまうということです。

平家は相場で坪単価50万〜80万と言われており、場合によっては坪単価100万相当がかかる事もあります。地域や住宅の設備、使う断熱材、外壁や住宅構造などにより、住宅の坪単価は変わってきます。これらは平家だけではなく、二階建住宅にも同じ事が言えますが、平家の場合は住宅の基礎となる工事が二階建て住宅よりも広くなる傾向があるので、坪単価が高いと言われています。

相場でおおよそ、2割から3割程高くなると言われていますので、予算もしっかり立てておく必要があります。

隣接する建物で暗い場合は天窓を付ける

像引用元:https://www.daiwahouse.co.jp/tryie/column/plan/skylight/

心配なのが、住宅の周りに隣接する建物の大きさです。

平家は一階だけしかないので、採光が取りづらいというデメリットがあります。そこに二階建て以上の大きな建物が隣にあると、採光が遮られ、家の中が暗くなってしまいます。

なるべく大きな住宅の隣に平家を建てることは避けたい所ですが、人によっては、そこの土地でなければいけない理由もありますので、もしその様な土地に平家を建てる予定がある人は、天窓などをつけたり、間取りの工夫をしましょう。

平家をお洒落に見せるポイントは間取りだけじゃない

画像引用元:https://www.pinterest.jp/

お洒落に見せるには間取りや、室内の雰囲気だけではなく、外観にもこだわる事で、イメージが全く異なります。

具体的なポイントをお伝えします

外壁

画像引用元:https://www.pinterest.jp/

外壁選びは、かなり奥が深く、サンプルを取り寄せてもなかなか決められず、外壁迷子に陥る方が多くいます。外壁選びのポイントは、どの様なイメージの住宅が理想かよって選択肢が変わってきます。

ホテルのようなモダン住宅であれば、ガルバリウムの外壁が人気です。ただし、一般的によく使われるサイディングよりも、少し割高になります。また、子供がボールで遊んで壁に当てて、凹んでしまったという例もありますので、大きな衝撃を与えてはいけませんから、子供がいる家庭は気をつけなければいけません。

次にモルタルですが、モルタルの場合、色や塗り方によって、住宅の表情が丸切り変わってきます。高級なイメージから、可愛らしいイメージまで様々なので、サイディング選びにパッとしない方は、モルタルも検討してみてはいかがでしょうか?

屋根の形

画像引用元:https://www.choken.jp/

屋根によっても、住宅の印象を大きく変えることができます。真っ直ぐで平なフラット屋根は、雪の降る地域では落雪の心配がないため多く取り入れられています。見た目もシンプルで現代風の印象を与えてくれます。

また、画像のように片流れ屋根にする場合は、お洒落で個性的な印象があります。室内でも、天井部分を活用して、ロフトを作ったり、リビングの天井を高くして開放的な空間を作ったりと、活用性は多様にある事も人気の一つです。

このように、外壁や屋根にもこだわる事によって、お洒落な平家が実現します。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

普通の平家でも、間取りや外観によって、平家の魅力は増していきます。友達が遊びにきて、平家なのに広い!と言ってもらえたら嬉しいですよね。

見せ方ひとつで印象が変わるので、皆さんも是非、平家を建てる際には取り入れてみてください。

お読み頂き、ありがとうございました。

[間取りアフィリ]