L字型平家って実際どうなの?間取り図からメリットデメリットを紹介!
こんにちは。今回は最近注目を浴びている平家住宅についてのお話です。
平家住宅を建てたいんだけれど、費用もわからないしどんな間取りにしたらいいかもわからない。
なんとなくでマイホームってできるのかな?なんていう疑問を持った人が多いと思います。
今回はL字型という形の平家住宅について解説していきます。
L字型平家のメリット・デメリット
引用元:https://letemps.lala.co.jp/?p=1791
まずはみなさんが一番気になるとされるL字型平家のメリットを紹介します。
間取り設計するにあたり、思っていたのと違った!とならないためにもメリットやデメリットを理解しましょう。
まず、L字型平屋のメリットとデメリットについてまとめました。
メリット
デメリット
それぞれ見てみましょう。
L字型のメリットを解説
まずはL字型のメリットについて詳しく見ていきましょう。
メリット1.形の悪い土地にも建築ができる
L字型のメリットはちょっと複雑な三角形のような土地にも容易に建設できる点があります。
入り口が狭くて奥に広がった変わった土地などにはこういったL字型の住宅がマッチしていて、土地は安くていいんだけど、形がなぁ…。
という人にハウスメーカーさんがお勧めしている形です。
メリット2.プライベート空間を作りやすい
L字型住宅のもう一つのメリットとして、一直線の形をしたI字型の平家と違いカーブを設けてゾーニングされている事でプライベートな空間を作りやすいという点です。
端から端まで家の中が一望できるのも、あまり好きではないという人も結構多いので視覚的に見えない方がいい部屋などを設置したい時L字型は重宝します。
メリット3.L字空間を生かしたエクステリアを楽しめる
庭や庭園を設置するにあたりL字型平家はその形に添ったデザインが可能です。
I字と比べ開放的になりすぎず、視界の遮断や暴風環境などを考慮することができます。
素敵な庭やウッドデッキを設置して、バーベキューや日中の読書などを楽しむ空間を作るのに最高の場所になります!
L字型のデメリット
次にデメリットです。建築の際の参考にしましょう。
デメリット1.初期費用とメンテナンスコスト
デメリットもいくつかあります。それはI字型平家よりもコストがかかる事です。
言うまでもありませんが、形が独特になるにつてその費用は加算されていきますので、少しでも予算を抑えたい人はチョイスしない方が無難でしょう。
建築費用もかかりますが、L字型は定期的なメンテナンスコストもかかってしまいます。
I字型と比較した時、外壁を工事するとなった場合、L字型に曲がっている家になっただけでメンテナンスコストがI字よりも上がります。
手間がかかるなどという理由からがそうですが、こういった定期的な出費も視野にいれる必要があります。
デメリット2.日当たりが悪い場所ができてしまう
当たり前ですが、L字型にすると太陽の傾きの関係から午前中と午後に分けて日が当たりやすい場所とそうでない場所が発生します。
窓を多く設置することで対応できますが、設計する方角の関係から午前中寒い部屋と午後暑い部屋みたいになってしまいがちです。
窓を多く設置すると今度はコストもかかり、熱効率も悪くなるのでバランスが必要になります。
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L字型平家を間取り例から解説
三角の土地に建築された33坪の3LDK
引用元:https://www.pinterest.jp/pin/381891243393049888/
多くの収納を設置した3LDKのL字型平家です。
見ての通り、三角の土地にバランスよく設置することで中庭を大きく確保することができた例です。
このようにL字型は変わった形の土地でも容易に建築が可能です。
中庭付き3LDK平家
正方形の土地に建築する場合でもL字型は重宝します。
間取り図を見てのとおり、LDKから見える中庭です。
L字型で建築するとこのような中庭が自然と作ることができます。
外から見えないように樹木などを設置し、外からの視界を遮断しています。
駐車場&駐輪場を確保したゆったりとした3LDKの間取りです。
細長いL字型4LDK平家
引用元:https://hirayachannel.com/hiraya_ltype/
L字型の中でも建物の幅が狭く長いタイプの平家です。
各部屋は横向きに配置し、長い廊下が印象的ですね。
基本的にデメリットらしいものはあまりありませんが、廊下の移動に時間がかかるくらいでしょうか。
それ以外はとてもシンプルに配置された間取りで過ごしやすいと思います。
縦長くて複雑な形の土地に向いている間取りですね。
L字型平家の内装例
各坪数に応じたL字型平家の内装例を紹介していきます!
独特の形を生かしたオシャレな内装はとても参考になると思いますよ。
①28坪・シンプルなデザインのLDK
引用元:https://yamagata-ie.com/constDetail.php?id=9603
もっとも万人受けしやすく、シンプルですごしやすい空間となっているL字型住宅のLDKです。
キッチンの上のシステムライトや後ろにある小さな横長の窓がさりげなく嬉しい演出をしています。
リビングの窓は大きく、広く、中から見える景色もきっと美しいでしょう。
ナチュラルウッドの床はとっても馴染みやすくどんな家具にも合います。
②33坪・LDKを広くとったL字型平家+中二階
引用元:https://www.advance-architect.co.jp/works/2020/08/kdt/#works-s-slider/5
33坪のL字型住宅のLDKです。縦に長いLDKは手前側にソファとテレビを設けています。
テレビとテレビボードは壁掛けにすることでスペースを確保しています。
こちらの床のナチュラルウッドの見栄えの良い板材を用いています。
家具もウッドを意識しており、統一感のあるLDKになっています。
優しい光があちこちから入り込み、観葉植物も素敵に見える空間ですね。
③40坪・L字型平家+ウッドデッキ
引用元:https://suumo.jp/chumon/koumuten/rn_142773/142773_0001_21/jitsurei/jc_0023/
L字の家のほぼ全面に沿って設置されたウッドデッキが印象的な平家です。
見ての通り、お子様も走り回っても全然OKな最高の遊び場ですね。
屋根までしっかり完備されているので、雨が直接入ってくる心配も少なく、痛みが遅いのも嬉しいです。
LDKからすぐに外に出られるので、ここでランチしたり晩酌をしたりと家族の憩いの場になりますね。
L字型平家の外装例
ここからはL字型住宅の外装例を紹介していきます!
中庭+ウッドデッキ
引用元:https://suumo.jp/chumon/housemaker/rn_sfc/023878_0000_13/jitsurei/jc_0056/
L字の建物に沿って作られた庭園です。
庭石と樹木で道を作り、それをウッドデッキから眺められるようにしたとっても贅沢な場所ですね。
日中に寛ぐのも良し。ディナーはここで楽しんでも良し。
ないよりはあった方がいいと多くの人に言われる中庭庭園はエクステリアにこだわる夫婦にとっては憧れの場所です。
L字型平家+コンクリートテラス
引用元:https://is.gd/hPDDx5
L字型の住宅の中央に広々としたLDKを配置。
そしてそこの窓を全開放することができる仕様すると、中庭のテラスとシームレスに出入りができるようになります。
コンクリートのテラスはとても手入れがしやすく、バーベキューや花火を楽しんでも全くと言っていいほど劣化しない頑丈な作りになっています。
ウッドデッキなどと比べると費用が嵩みますが、大人から子供まで楽しめる最高の場所になるのは間違い無いでしょう。
西海岸風・L字型平家+ウッドデッキ+駐車場
引用元:https://is.gd/kpXNmr
どこか懐かしくて、どこか古臭い雰囲気が逆にオシャレな西海岸風のアメリカンスタイル平家。
L字になっており、角の先にはウッドデッキフロア。
サーフボードが立てかけられていても何の違和感もありません。
植えられた樹木もとってもオシャレに演出されており、テラスの地面は赤土色の床とグレーのコンクリートのツートーンにしています。
ここまでオシャレだと、家の中まで気になっちゃいますね。
まとめ:L字型住宅はメリットが多い!
やはりL字型住宅の利点としては、外観にこだわりやすく、中庭やウッドデッキの設置が魅力的という点ですね。
残念ながら雪がよく降る地域では中庭やウッドデッキなどで楽しめる時間というのも限られてしまいますが、それでも魅力はたくさんです。
I字型でリーズナブルに済ませるのもいいですが、L字型の中二階などの家にすると色々な機能と環境を用意できるのでとってもおすすめです。
というわけで、今回はL字型の平家住宅について紹介させていただきました。
それではまた次の記事でお会いしましょう。
家づくりはまず無料相談へ
家づくりをするなら、一人で悩まずプロに必ず相談しましょう。
ハウスメーカー選定も、プロに要望を伝えて見学先を数社選んでもらえば、余計なモデルハウスを回る手間も大幅に省けます。
素人が全く知らない、優良な工務店なども紹介してもらえます。
家づくりは、プロに無料相談するのがオススメというか、絶対必要だと感じます。必ず利用しましょう。
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