呪術廻戦0の映画の原作、0巻のネタバレと感想。無料で読むには?

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呪術廻戦の映画は、0巻が原作となっています。

0巻のネタバレと感想を書いていきます。

0巻は不気味さがある中で最後はハートフルにまとめられていて非常に納得感のある作品でした。

これがスピンオフではなく、本編連載の前に発表されていたというから驚きであると共に呪術廻戦の構成力に関心してしまいます。

呪術廻戦の原作0巻のネタバレ

主人公は死んでしまって呪いと化した幼馴染の折本里香に憑りつかれた乙骨憂太。
呪いとなった折本里香はその憂太への想いの強さから最強クラスの呪いとなってしまっていました。

0巻は冒頭から不穏な空気の中でスタートします。見た目からして弱弱しく、申し訳ないですがイジメられそうなタイプであることは一目でわかってしまう憂太が死刑を言い渡されます。
鬱屈した感情を持っている人間が呪いの力によって事件を起こすのは呪術廻戦に限らずよくあるパターンですし、事実憂太は自分をイジメていた高校の同級生に自分の意志ではないにせよ呪いの力を使って重傷を負わせています。
この時点で憂太は可哀想な悪人側の人間かという予測もありましたが、呪術高専の担任である五条悟が自分の生徒として受け入れたことでちょっと予想がつかなくなってしまいました。
五条先生の場合は自分が最強なのであまり相手の危険度とか気にしませんからね。

しかし同じクラスの生徒はそうもいきません。
本編では先輩として登場する真希、棘、パンダが1年生として憂太の同級生になりますが、彼らは憂太に憑く強力な呪いの力に慄きます。
五条先生の説明不足のせいもありますがギクシャクした雰囲気の中で憂太を含んだ1年生4人は呪いが発生している小学校に実地訓練に向かいます。
そこで憂太とペアを組んでいた真希が呪いによりピンチに陥ってしまいます。
そこで初めて憂太が自分の意志で憑りついている里香の力を使いますが、里香の圧倒的過ぎるパワーと不気味な無邪気さに先が気にならずにはいられません。

その後も五条先生や同級生との訓練、棘との任務を通じて徐々に自分の存在理由と力の有効な使い方を知っていく憂太の成長が微笑ましいですが、その力を悪用しようとする者が出てきます。
呪術高専と袂を分かって呪詛師へと堕ちていた夏油傑です。
夏油は普通の人間を排除して呪術師だけの社会を作るために、最強の呪力を持つ憂太を仲間に引き込み里香の力を手に入れようとしていました。
そして夏油はついに強行策に出て、大量の呪いと共に呪術高専を落としにかかります。

憂太と里香の力を奪うために攻撃を仕掛けてくる夏油率いる一味と呪術高専のメンバーの戦いは熾烈を極め、憂太を守るために入ったパンダたちも瀕死の重傷を負います。
目の前で友達を傷つけられた憂太は初めて強い殺意を夏油に対して向けて、自分の全てと引き換えに里香の力を完全解放させます。
ここの憂太は非常に力強く、物語冒頭のような弱弱しさはない、立派な呪術師の顔をしていて痺れます。

その力によって見事に夏油を撃退することに成功しますが、里香に全てを与えると言ってしまった憂太はここで命を落とすことになります。
が、結果はそうはならず呪いとなっていた里香は人間だった時の姿に一瞬戻りそして憂太を残して成仏していくのでした。
呪いとなって憂太に憑りついていたと思われた里香でしたが、真実は逆で憂太が里香を現世に呪いとして留めていたのです。

最後の戦いもそうでしたが、全編を通して憂太と里香がお互いのことを想っていることはよく伝わってきました。
憂太は呪いとなって自分を困らせる里香に困惑しつつも「守ってくれている」と邪険にすることなく共に歩んできました。
里香も呪い状態なのでやや歪んではいるものの憂太への想いは強く、人間に戻った時には涙のお別れとなっています。
0巻は呪術廻戦の怖さやと迫力に加えて愛情も感じさせている非常に読み応えのある内容となっていました。

感想と、映画の見どころ

注目ポイントはいくつもありますが、まずは激しいバトルシーンに期待したいです。
今回の里香は原作通りであればかなり強大なパワーを秘めていてサイズも大きいので劇場のスクリーンにはかなり映えると思っています。

呪術廻戦のアニメの見どころはバトルシーンの躍動感のある動きですので、里香の強さはマンガ以上に伝わってくるのではないでしょうか。

また、夏油が仕掛けてくる百鬼夜行のシーンも、きっと手を抜かずにかなりの数の呪いを描いてくると思っていますので、見応えのあるシーンになりそうです。

不気味なシーンになりそうですが、画のレベルも相当高いアニメですので怖いもの見たさ的な要素もあって期待しています。

0巻は4話構成の連載であったために山場が小刻みに訪れてくるので、映画にすると盛り上がり所も随所に現れてくるので面白いことになるでしょう。

そして日常のシーンも楽しみで仕方がありません。
呪術廻戦は日常会話にクスっとしてしまうシーンが沢山あるところも私は大好きです。
あれがないとただのグロい物語になってしまうなかで、程よいギャグテイストが良い味を出しています。
五条先生はいつも通りでしょうが、憂太の同級生として登場する真希たちの会話シーンは楽しみです。
特に真希はちょっとラブな要素も原作では見られましたが、そこは表現して来るのでしょうか。
キリっとしている真希だけにちょっと見てみたいです。
棘も原作だと今以上にヤンチャな雰囲気をしていましたが、連載前だったのであの雰囲気だったのか、1年生時代だからということで原作通りの雰囲気で映画にするのかはファンとして気になってしまいます。

日常のシーンといえば虎杖たちはどのように扱われるのかも気になるところです。
なるべく原作通りにして欲しいので余計なことはしない方が良いのですが、せっかく初めての劇場版なのでまったく登場させないというのも寂しいです。
冒頭に登場させて、誰かが回想シーンとして憂太のことを語るという形をとるのではないかと予想していますが、普通にすれば登場シーンはかなり限られてきそうですね。
メインの話題には絡んでこなくて良いので、じゅじゅさんぽのコーナーを少し手厚くやってくれると嬉しいです。

現時点での解禁映像では画はマンガの物を使用していて、セリフがあったのも既にアニメに登場している人だけだったのでどのような映像になるのかもまったく不明です。
また憂太役の声優も誰になるのかがまだ発表されていませんのでその予想だけでも十分に楽しめてしまいます。
今回の主役として重要な役どころですので間違いなく豪華なキャスティングになるでしょうが、きっと素晴らしい映画にしてくれることでしょう。
今から冬が楽しみです。

0巻を無料で読むには?

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