同棲にかかる生活費の平均金額や内訳。分担方法や管理方法など徹底解説

男女関係

これから同棲をしようとするにあたって、不安が多いのが生活費についてです。

1人暮らしだったら生活費の予測はできるけど、2人暮らしだとわからないという方も多いはず。

そんな人の為にこの記事では、同棲の経験者でもある筆者が、同棲の生活費について詳しくまとめました!

生活費の分担のコツや節約方法もお伝えするので、ぜひ最後までお読みください!

  1. 同棲の生活費について必ず押さえておくべきこと
  2. 同棲にかかる生活費の内訳と平均金額はいくら?
    1. 二人暮らしにおける生活費の平均金額
    2. 月20万円では生活費は足りない?節約した場合の生活費例
  3. カップルの収入別おすすめの生活費の分担割合
    1. 収入が同じくらいなら完全に折半する
    2. 収入差がある場合は収入が高いほうが多く負担する
    3. 生活費は彼氏持ちで彼女は家事を負担する
  4. 生活費はどう管理しよう?おすすめの同棲生活費の分担方法
    1. 支出の項目別に分担する分け方
    2. 家計簿をつけて翌月に分担する分け方
    3. 半同棲におすすめの固定費だけ分担する分け方
  5. 都会と田舎で生活費はどう変わる?地域ごとの生活費の違い
    1. 東京、大阪、福岡などの都会に住む場合は生活費は高め
    2. 北海道、北陸などの寒い地域の場合は光熱費が高くなりがち
    3. 田舎の場合は自動車関連費に注意
  6. いざシミュレーション!同棲した時の生活費を計算してみよう!
    1. 共通の生活費
      1. 家賃、駐車場代など固定費
      2. 水道・光熱費
      3. 食費
      4. 生活日用品
      5. その他共同で使う物の費用
    2. 別々で管理する生活費
      1. ランチ代
      2. スマホ料金
      3. 交際費
      4. 健康保険
      5. その他
  7. 生活費をできるだけ抑えよう!節約方法8選
    1. 共通の財布を作って管理する
    2. 自炊を心がける
    3. コンビニを頻繁に利用しない
    4. 水道光熱費を見直す
    5. 冷暖房使用中は同じ部屋で過ごす
    6. 格安SIMを利用してスマホ代を抑える
    7. 家賃をなるべく安くする
    8. デートではお金を使わず楽しむ
  8. 同棲の生活費関連でよくあるトラブルと対策
    1. 自分で使えるお金が少なくて喧嘩になる
    2. 家事をうまく分担できずに片方に負担がかかる
    3. 共通の財布を2人で把握できていない
    4. 共通の口座で貯金していたが別れてしまった
  9. まとめ

同棲の生活費について必ず押さえておくべきこと

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同棲にかかる1ヵ月の生活費っていくらかかりますか?
同じような質問がいくつかあったので、見ましたが質問させてください。

今年の5月から彼氏と同棲することが決定しました。
私も彼氏も働いていて、収入は二人で30~35万。
収入にあまり差はなのですが、少しだけ彼氏の方が収入がいいです。

家賃(管理費や駐車場代含む)は7万程で、
その家賃等を彼氏に負担してもらって
生活に関わる費用(水道光熱費、食費、日用雑貨費)は私が払おうと思っています。
車のローンや携帯代などはそれぞれのお小遣いでやっていく予定です。

そこで、私が払っていく予定の1ヵ月分の生活費の内訳は
だいたどのようになるか
教えていただきたいんです。
また、私たちの収入に適した内訳ってどのくらいなんでしょうか?(特に食費や日用雑貨費)
私も彼氏も実家住みで、生活費のことは全くと言っていいほど分かりません。

現在、同棲中の方や同棲経験のある方、回答お願いします。

これはYahoo!知恵袋に投稿された、同棲の生活費に関する質問です。

この他にも「同棲 生活費」で検索するとかなり多くの質問が寄せられていました。

それらの質問で共通している疑問が

  • 必要になる生活費の内訳には何があるか
  • 生活費のカテゴリ別にそれぞれどれくらいお金がいるのか
  • 分担の割合と方法はどうすればいいのか

ということです。

これから同棲を始めようとしている2人であれば、この3点は必ず調べて相談しておいた方が良いでしょう。

同棲にかかる生活費の内訳と平均金額はいくら?

同棲の生活費の内訳には、大きく次のようなものがあります。

  • 家賃
  • 食費
  • 水道光熱費
  • 家具・家事用品代
  • 靴・洋服代
  • 保険医療費
  • 交通・通信費
  • 教養・娯楽費
  • その他(交際費・理美容費・小遣いなど)

ではこれらのお金は、平均でどれくらい必要になるのでしょうか?

二人暮らしにおける生活費の平均金額

家賃 78,867円
食費(外食費含む) 66,525円
水道光熱費 19,599円
家具・家事用品 10,327円
被服・履物 8,156円
保険・医療費 14,377円
通信費・交通費(自動車関連費を含む) 34,708円
教養娯楽(旅行代を含む) 26,249円
その他(交際費・理美容費・小遣いなど含む) 59,653円
合計 318,461円

総務省「家計調査」2019年
(「第3-6表 世帯類型別1世帯当たり1か月間の収入と支出」より)

年齢問わず全国の夫婦2人暮らし世帯を調査した総務省の「家計調査」(2019年)によると、

男女2人暮らし世帯の生活費の平均は318,461円でした。

ただし、この調査はすでに結婚をした夫婦を対象にしています。

なので収入が多い働き盛り世代や、年金を受給しているシニア世代のデータも含まれています。

これから同棲を始めようとしている人であれば、この平均よりも少ない生活費に収めるように努力したほうがいいでしょう。

月20万円では生活費は足りない?節約した場合の生活費例

生活費の平均金額が32万円と聞いて

「思ったより多いな…」

と感じる方もいらっしゃると思います。

特に若いカップルの方であれば、2人の収入を合わせて20万円いくかいかないかという方もいるでしょう。

ではそういう人は同棲できないのかといえばそうではありません。

節約をすれば生活費を20万円以下に抑えることも可能です!

実は私も現在、大阪市内で彼女と2年ほど同棲をしています。

2人とも収入は多くないので日々節約を心がけて生活費を抑えています。

こちらがそんな私たちの世帯の家計簿です。

家賃 70,000円
食費(外食費含む) 40,000円
水道光熱費 15,000円
家具・家事用品 10,000円
被服・履物 10,000円
保険・医療費 15,000円
通信費・交通費(自動車関連費を含む) 15,000円
教養娯楽(旅行代を含む) 5,000円
その他(交際費・理美容費・小遣いなど含む) 10,000円
合計 190,000円

 

外食をほとんどしないようにしたり、あまりお金を使って遊びすぎないようにすることで、生活費は2人合わせて19万円に抑えることが出来ています。

病気をしてしまったり、急な出費があった場合はこれよりも多くなってしまう事もあるのですが、基本的には20万円以下で生活しています。

お金があまりないようなカップルであれば、2人でどうすれば節約できるか相談しながら生活すると楽しいかもしれませんね。

カップルの収入別おすすめの生活費の分担割合

同棲の生活費はどれくらいの割合で分担すればよいのでしょうか?

これは彼氏、彼女の収入や、生活環境などによって人それぞれだと思います。

なので、他のカップルの声を参考に、カップルの状況別におすすめの分担方法を以下にまとめました。

自分たちが一番近い状況の物を参考にしてみてください。

収入が同じくらいなら完全に折半する

二人の収入が同じくらいであるならば、生活費はすべて折半するとトラブルになりにくく一番スムーズです。

しかし、家賃などの固定費は2人で分けやすいですが、食費などの変動費を半分ずつ出し合うというのは大変かもしれません。

そういう時は、生活費の項目ごとに予算を決めて、月の初めなどに2人でお金を出しあうなどすると管理しやすいですね。

収入差がある場合は収入が高いほうが多く負担する

一緒に暮らしていると、生活レベルの差からくる金銭感覚の違いはけっこうトラブルのもとになりがちです。

2人の間に使えるお金の差がある場合は、多く稼いでいるほうが多めに生活費を負担するのが一般的です。

そうすることでカップル間の経済的負担が偏りにくく、お互いが同じ生活レベルで暮らせます。

生活費は彼氏持ちで彼女は家事を負担する

社会人と学生のカップルなど収入に大きく差がある場合は、稼ぎ手が生活費をすべて負担するというパターンもあります。

そうした場合、生活費を払ってもらう側は家事を負担すると良いでしょう。

同棲を始めると、家事をこなすのも今までより大変になるので、家事をやってくれるというのは稼ぎ手にとってもかなり助かります。

2人でしっかり相談しながら、負担のバランスを調整していきましょう。

生活費はどう管理しよう?おすすめの同棲生活費の分担方法

支出の項目別に分担する分け方

細かいお金が気にならないカップルであれば、家賃、食費、通信費などの項目別に、どちらが負担するかを決める方法がおすすめです。

例えば、彼氏が食費、光熱費、通信費を負担し、彼女が家賃、日用品代、雑費を負担するといったものです。

生活費を2人で分担しようとすると、予算をしっかり決めなくてはならなかったり、共通のお金の管理が大変だったりします。

しかしこの方法であれば、どっちが何の項目を負担するかを決めるだけなので、管理がとても楽になります。

ただ、負担する項目を適当に決めてしまうと、2人が支払うお金に差がついてしまうので、分担する前にしっかりと2人で相談することが重要です。

家計簿をつけて翌月に分担する分け方

家計簿をしっかりと付けられているのであれば、一旦片方が生活費をすべて支払い、翌月にまとめて前の月の生活費を分担する方法もおすすめです。

この方法であれば金額が目に見えやすく、分担の比率の調整もとても簡単にできます。

ただし、生活費を支払う側が立て替える事になるので、始めの月や急な出費があった月では、家計が苦しくなってしまいます。

なので、貯蓄と収入がある場合でないと、この方法を使うのは少し難しいでしょう。

半同棲におすすめの固定費だけ分担する分け方

まだ本格的に同棲を開始せず、片方の家で一緒に生活するような半同棲の状態の場合などであれば、食費や交際費などの生活費を一緒に管理することは難しいです。

そういう場合であれば、家賃などの2人で必要になる固定費のみを分担するとよいでしょう。

固定費だけを折半し、食費や交際費はそれぞれが各自で負担します。

固定費の分担の割合は、家主ではない方の人がその家で生活する頻度で決めると良いでしょう。

また、この方法はお互いに趣味があったり、自分の時間を大切にしたいカップルにもおすすめです。

家計を一緒にして交際費などに予算をつけてしまうと、どうしても自由に自分のことにお金を使えなくなってしまいます。

しかしこの方法ならば、変動費の管理は自己責任なので、気兼ねなく趣味などにお金を投資することが出来ます。

ただ、無駄遣いをするときりがない分け方なので、パートナーを信頼してなければ採用できない方法ですね。

都会と田舎で生活費はどう変わる?地域ごとの生活費の違い

こちらは、2017年に総務省が全国の2人以上の勤労世帯を調査した「家計調査」の結果をまとめたグラフです。

(単位:千円)

地域 消費
支出
(合計)
食料 光熱

水道
家具

家事
用品
被服
及び
履物
保健
医療
交通

通信
教養
娯楽
その他
全国 313.1 74.6 21.2 11.0 13.2 11.5 49.6 30.5 63.9
北海道 301.3 70.1 26.4 10.1 12.4 11.0 45.0 26.0 67.5
東北 296.4 69.2 25.1 10.9 10.5 10.6 49.7 23.0 69.2
関東 332.6 79.3 20.7 11.6 14.7 12.4 49.8 35.2 63.6
北陸 314.2 77.5 24.2 10.4 11.4 10.1 52.8 29.6 71.0
東海 305.2 73.2 20.7 10.8 12.6 11.4 50.7 30.1 63.3
近畿 301.3 75.5 20.4 10.5 14.0 11.1 44.3 30.7 56.3
中国 297.0 70.5 19.6 11.1 10.9 11.0 55.6 24.8 60.7
四国 304.7 69.9 21.1 10.4 11.8 11.5 48.8 25.8 76.1
九州 305.5 67.5 19.6 11.0 12.5 11.3 54.5 27.0 69.7
沖縄 229.9 58.6 19.0 8.5 7.4 6.9 35.5 16.5 42.3

<総務省「家計調査年報」/2017年>

生命保険文化センターひと目でわかる生活設計情報より引用

このように、同じ2人暮らしでも住む地域によって生活費は大きく変わります。

そこで、住む場所の違いによる生活費の違いについて簡単にまとめました。

自分たちの生活費を予測する際の参考にしてください。

東京、大阪、福岡などの都会に住む場合は生活費は高め

人がたくさん集まる都会、特に東京、大阪、福岡などの市内に住む場合は、生活費は他の地域よりも高くなります。

物価が高めなので、食費や被服代などもやや高めになりますし、

特に家賃は都会の方が圧倒的に高くなります。

例えば極端な例ですと、1LDK、2K、2DKの間取りの家賃相場は

東京の西多摩郡だと5.9万円ですが、同じ東京の千代田区だと16.7万円になります。

このように、住む場所によって家賃はかなり変わってくるので

自分が住もうとしている場所の家賃の相場は調べておいた方が良いでしょう。

北海道、北陸などの寒い地域の場合は光熱費が高くなりがち

実は光熱費も地域によって差が出てきます。

上の表を見てもらえばわかるのですが、光熱費は、北海道、東北、北陸地方が他の地方よりも高くなっています。

これは日本海側の地域にみられる、冬場の雪の多い気候が原因です。

冬場に雪が降ると、ただでさえ寒いのが日照も届きにくくなり、気温はグンと下がってしまいます。

なのでこれらの地域で冬を越すためには、暖房器具のフル稼働が不可欠です。

もしも雪の多い地域に引っ越して同棲を考えている方ならば、光熱費は高めに想定しておいた方が良いでしょう。

田舎の場合は自動車関連費に注意

少し都心から離れた田舎に住む場合に、考えなくてはいけないのが自動車関連費です。

田舎に住むと、物価や家賃は安めになるのですが、公共交通機関での移動は都会よりも不便になり、通勤も車やバイクでしか行動ができないという事もよくあります。

となると、その地域で生きていくためには車やバイクを持たなくてはいけないので、自動車税やガソリン代などの自動車関連の維持費が必要になります。

なので田舎で同棲生活を考えている場合は職場へのアクセスを考えて、必要であれば自動車関連費の存在も、生活費の予算に含めましょう。

いざシミュレーション!同棲した時の生活費を計算してみよう!

自分たちの同棲にはどのくらいの生活費が必要になるのか、シミュレーションをしてみましょう!

上手なシミュレーションのコツは、生活費を「共通の生活費」「別々の生活費」に分けることです。

共通の生活費と別々の生活費を足し合わせたものが、あなたが同棲をすると必要になってくる生活費です。

それぞれの項目をまとめてみましたので、ぜひみなさんも一度自分が必要になる生活費を計算してみてください。

共通の生活費

家賃、駐車場代など固定費

都会か田舎かなど、場所や広さによってかなり変わってきます。

そこで、不動産サイトのSUUMOで地域ごとの2人暮らしに適した間取り(1LDK、2K、2DK)で検索を掛けた時の家賃相場の平均を調べたものを表にまとめました。

これらを参考に、大体の自分たちの家賃の予算を決めておきましょう。

地域 2人暮らし物件(1LDK、2K、2DKの合計)の平均家賃
北海道札幌市 4.6万円
東京23区 11.9万円
東京23区以外の市 7.3万円
大阪市 7.2万円
福岡市 5.7万円

水道・光熱費

夏や冬は光熱費は高くなりがちですし、家であまり過ごさない世帯であればもっと安くなるかもしれません。

2人世帯だと平均でだいたい月20,000円くらいで見ておいたほうが良いでしょう。

ただし前述のとおり、北海道や北陸などの雪の多い地域では、光熱費は高くなります。

その場合ですと、月25,000円くらいで考えておきましょう。

食費

一緒に食べる朝ごはんや晩御飯の分の食費も予算を決めておきましょう。

総務省の2017年家計操作によると、全国の2人世帯での月々の食費の平均は

20代で5.1万円、30代で6.5万円となっております。

ただ食費は、自炊をするか外食をするかで大きく差が出ます。

自炊をするならば、2人分の1食だと1,000円あれば作れます。

しかし、外食をしてしまうと2人で3,000円くらい掛かってしまいます。

なので、同棲を始めると意外と増えがちな外食分と自炊分と分けて考えると楽ですね。

生活日用品

洗剤やシャンプー、ゴミ袋、トイレットペーパーなど、毎月は買わないけど定期的に必要になると思います。

月によって変わってくるとは思いますが、代替月6,000円ほどは見積もっておきましょう。

2人暮らしになると1人暮らしの時と比べて意外とかかってきたりするお金です。

その他共同で使う物の費用

その他にも共同で使う物の費用はあると思います。

インターネット回線を引いているなら通信料が必要になりますし、車を持っているならばガソリン代なども必要になってきます。

世帯によって違いますが、自分たちに必要な費用は何なのかしっかり押さえておきましょう。

別々で管理する生活費

ランチ代

同棲をしていてもそれぞれの生活があるので、ランチ代は食費とは別々でかかっている人がほとんどです。自分のお昼代を計算しておきましょう。

例えばコンビニであれば

コンビニ弁当+飲み物=600円

外食であれば1000円ほどかかるります。ざっくりいつも使っている金額を考えてみましょう。

スマホ料金

スマホ代はプランによって金額が結構違うので、2人のスマホ代はそれぞれ別々で管理しましょう。

スマホ代は大手キャリアだと6,500円くらい、機種の分割払いとかを合わせると大体8,000円くらいになります。

最近増えてきた格安simならばもっと少ない金額で済むので、月々のお金が厳しい場合は変更を考えてみるのもアリです。

交際費

同棲相手以外でも、友達や同僚、上司などとの付き合いはあります。

飲み会が月2回、友達と月に1回遊びに行く程度だとすると、だいたい15,000円くらいです。

しかし「毎週休みの度に友達と遊ぶ」「金曜の晩はいつも飲みに行く」などして、機会があるごとに使ってしまうとかなりの金額になってしまいます。

会社の付き合いだと金額の予測はしにくいかもしれませんが、それでも月々の予算は決めておくべきでしょう。

健康保険

生命保険など、各種保険に入っている方は保険料金も計算に入れましょう。

生命保険は1人暮らしだと入っていない人も多いですが、何かあった時の為に入っておくのも大切です。

保険料の平均金額は男性で19,000円、女性で14,500円となっているそうです。

その他

その他個人的に必要になるものがあれば予算を考えておきましょう。

タバコを吸う人であればタバコ代、ジムに通っている人であればジムの会費など、毎月必ず必要になってくるお金を把握しておきましょう。

生活費をできるだけ抑えよう!節約方法8選

同棲生活に活用できるおすすめの節約方法をまとめました!

もし自分達が出来そうなものがあれば、ぜひ取り入れてみてください。

共通の財布を作って管理する

2人の食費や雑費用に、毎月2人でお金を入れた共通の財布を作ってみましょう。

一緒に同じ財布を管理することで、お金の動きがわかりやすくなり、無駄な出費を減らせます。

食費や日用品は少し贅沢をしてしまうと、意外と高くついてしまいます。

ですが、自分だけのお金じゃないという意識ならば、本当に必要なものかどうか判断して買えるようになるでしょう。

自炊を心がける

生活費の中でもかなりの割合を占める食費を、自炊することで抑えましょう。

今ならクックバッドやYoutubeで調べたら、誰でも簡単においしい料理ができます。

特に2人暮らしの場合は、1人分の食事を作るより2人分の食事を作るほうが簡単なので、ぜひチャレンジしてみましょう。

あまり節約を意識せずに作ったとしても、外食の半分ほどの値段で済ませられます。

調理が慣れないうちは大変かもしれませんが、慣れてきたら趣味にもできます。

「自炊する時間がない!」という人であっても、スーパーには火を入れるだけで完成するおかずなどもいろいろあります。

ご飯を炊いて、あっためるだけのおかずを用意するだけでも十分に自炊と呼べます。

家でゆっくり食べられることを考えても、外食するよりいいかもしれませんね。

コンビニを頻繁に利用しない

楽だからと言ってコンビニを利用してしまうと、スーパーと比べてかなり使うお金が多くなってしまいます。

少し歩いたとしても、できるだけスーパーまで買い物に行くようにしましょう。

食事や飲み物も、その都度コンビニで買うのではなく、スーパーで買っておいたものを持ち歩くようにすれば、大幅な節約になります。

また、スーパーには特売日などもあるので、その日に買いだめするのもひとつの手です。

水道光熱費を見直す

電気の契約やガス会社を見直すだけでも、年間1万円ほど節約が可能です。

電気のアンペア数は、容量に応じて基本料金が上がっていきます。

消費量に対して大きすぎる契約をしている場合は、契約を見直しましょう。

ガス料金は、プロパンガスよりも都市ガスの方が1㎥あたりの料金が200円ほど安いので、何か理由がない限りは都市ガスに切り替えましょう。

冷暖房使用中は同じ部屋で過ごす

夏や冬の気温がきびしいときにはエアコンなどを使いますが、別々の部屋で使用していると、電気代がかなり高くなってしまいます。

冷暖房器具を使う部屋をひとつにしぼり、その部屋で一緒に過ごすことで、電気代をおさえて、空調効率も上がります。

格安SIMを利用してスマホ代を抑える

スマホの通信契約を格安SIMに変えると、スマホ代が月2,000円くらいまで安くなります。

大手キャリアの利用料金は6,000円前後なので、格安SIMに切り替えるだけで、毎月4,000円ほどの節約になります。

ただ、業者によっては通話ができなかったり、速度制限が厳しかったりするので、自分が使いたい機能が十分に使える業者を選びましょう。

家賃をなるべく安くする

生活費の中でもっとも多くお金が必要になるのが家賃です。

家賃が与える生活への影響はかなり大きく、収入が少なくても家賃さえ安ければ意外と貯金もしっかりできます。

ですので、少し古めの物件だったり、駅から少し遠かったりしてもいいので、出来るだけ安い物件を探すようにしましょう。

家賃の安い物件でもしっかり探せば、自分たちに合った物件は意外と見つかるものです。

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デートではお金を使わず楽しむ

デートで外出すると、施設の利用料や交通費などでかなりお金がかかります。

なので、なるべくお金を使わないで楽しむ方法を考えましょう。

例えば、お金を使いたくない時の定番である、家で映画を観たり一緒にゲームをするおうちデート。

外に出て遊びたいときは、ウィンドウショッピングを全力で楽しむのもおすすめです。

まとまったお金が入った時の為に、何を買うのか相談しながら歩くといいでしょう。

また、2人ともがよく訪れる施設が近くにある場合は、思い切ってそこの年間パスを購入して、そこに何回もデートに行くのもおすすめです。

私の場合は、当時住んでいた場所の近くにUSJがあったので、お金のないときのデートは毎回USJでした。おかげで今では園内の地図を書けるほどUSJに詳しくなってます(笑)

園内で物を買わなければ、交通費だけで済みますので、かなりエコにデートを楽しむことができます。

同棲の生活費関連でよくあるトラブルと対策

同棲を始めると、生活費を巡って喧嘩になることもあります。

そこで、他のカップルでもよくある、同棲の生活費関連のトラブルとその対策をご紹介します。

先にこういうことが起こるかもしれないと知っておくことで、自分たちは生活費をどうしていけばいいのか想像しやすくなるでしょう。

自分で使えるお金が少なくて喧嘩になる

カップル間で収入に差がある場合、生活費を完全に折半すると、収入が低い方は自由に使えるお金が少なくストレスになります。

すると、「自分は我慢しているのに」という気持ちが生まれ、相手のちょっとした出費に対して不満を感じてしまいます。

喧嘩を避けるためにも、2人の収入に合わせて7対3、6対4など、

生活費の負担の割合を調整した方が良いでしょう。

家事をうまく分担できずに片方に負担がかかる

収入に応じて生活費の負担を決める代わりに、「生活費の負担が少ないほうが家事を多く負担する」というパターンは多く見られます。

しかし2人暮らしの家事の仕事量は結構なものになるので、収入の低いほうが頑張りぎてしまうと、かなりの負担となります。

収入の高いほうは帰ってきてのんびりする時間があるのに、収入が低いほうは家事をしなくてはならない、

ということになれば、不満がつのり、最悪破局の原因にもつながります。

なので、生活費の分担の割合を決めるときは、家事の分担についても相談するようにしましょう。

共通の財布を2人で把握できていない

生活費を2人で出し合い、ひとつの財布で管理するのはとてもよい管理方法です。

しかし、その財布を片方だけで管理していると、もう片方は何がどれだけかかっているのか、何に使われているのかを疑問に感じてしまいます。

無駄遣いをしているのではと不安になり、言い争いに発展してしまう事もあります。

2人暮らしで食費や光熱費がどれくらい掛かるものなのかということを、きちんと2人で把握するためにも、簡単で良いので家計簿をつけるなどして確認できるようにしておきましょう。

共通の口座で貯金していたが別れてしまった

同棲をするカップルは将来の結婚資金として、共通の口座で一緒に貯金をしているケースが少なくないです。

しかしこの方法は、もし別れてしまったときに金銭トラブルとなりやすいです。

銀行口座は単独の名義でしか作れないため、別れてしまった場合、その貯金は名義人の物となってしまいます。

貯金をするときは念のため、2人で目標金額を決めてそれぞれの名義でしたほうが無難でしょう。

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まとめ

いままでそれぞれで管理してきた生活費を、2人で一緒に管理する。

今までと感覚も違い大変かもしれませんが、これは結婚生活ではかならず必要になってくることです。

管理ができずにグチャグチャにならないように、しっかりと2人でルールを決めて、家計をクリアに保ちましょう。

生活費の管理方法や使い方には、その人自身の価値観が強く反映されます。

今まで別々の生き方をしてきた2人なので、お金の感覚も扱い方も違って当然です。

だからこそ、お互いの価値観を尊重し、2人でしっかりと相談しながら節約・管理していきましょう。

2人で協力してお金を貯められた頃には、お互いの価値観も理解しあえて、結婚もスムーズにできるようになっているでしょう。

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