同棲におすすめの間取りは?図やレイアウト、家賃など徹底解説!

男女関係

これから同棲をはじめたいんだけど、いったいどんな部屋を選べばいいんだろう?

1LDK?2LDK?間取りっていろいろあって迷ってしまう。

本記事ではそんなあなたの為に、あなたの同棲生活に最適なお部屋の決め方をお教えします!

間取り選びのポイントや、間取り別のメリットやデメリットのほか、同棲に必要な費用や、お部屋のレイアウト例もまとめてあります。

ぜひ同棲に向けたお部屋探しの参考にしてください!

  1. 同棲生活の先輩たちはどんな間取りに住んでる?
    1. 同棲カップル300人に聞いた、選んだ部屋の間取り
        1. 「L」「D」「K」って何?
  2. よくある間取り選び失敗談
    1. 家賃の高さ、負担の割合でケンカに
    2. 物を置くスペースがなくて窮屈
    3. 広すぎて一部屋余ってしまった
    4. 生活リズムを乱されてストレス
    5. 同棲をはじめてすぐ引っ越すことに
  3. 同棲前に確認するべきこと5点
    1. ①どれくらい費用を掛けられるか
    2. ②二人の持ち物の量
    3. ③二人の生活リズム
    4. ④それぞれのこだわり
    5. ⑤二人の将来
  4. 二人暮らしの間取りの決め方、お部屋探しで注目するポイント
    1. 家賃
    2. 立地・仕事場へのアクセス
    3. 物件の設備
      1. 広い収納
      2. ふた口コンロ
      3. 独立洗面台
      4. 二人分の洗濯物が干せる場所
    4. 部屋の数と広さ
    5. 自分たちにあった寝室をつくれるか
    6. 置きたいインテリアと部屋の雰囲気が合うか
  5. 相手の気持ちを知る方法
  6. 間取り図と一緒に見る間取り別の同棲メリット・デメリット
    1. 1K・1DKのメリット・デメリット
      1. メリット
      2. デメリット
    2. 1LDKのメリット・デメリット
      1. メリット
      2. デメリット
    3. 2DKのメリット・デメリット
      1. メリット
      2. デメリット
    4. 2LDKのメリット・デメリット
      1. メリット
      2. デメリット
    5. 3DK・3LDKのメリット・デメリット
      1. メリット
      2. デメリット
    6. 【番外編】ワンルームで同棲ってできるの?
      1. メリット
      2. デメリット
  7. 同棲カップルの関係別・おすすめ間取り
    1. 社会人カップルには1LDKがおすすめ
    2. 結婚前提・新婚生活には2LDK以上がおすすめ
    3. 社会人と学生の同棲には2DKがおすすめ
    4. 学生同士などの若い二人の同棲には1DKがおすすめ
  8. 【おまけ1】同棲の費用ってどれくらいかかるの?
    1. 同棲にかかる初期費用
  9. 【おまけ2】同棲にあうレイアウト例
    1. 同棲におすすめのレイアウト例
      1. 物をあまり置かない開放的なリビング
      2. 小さめの家具でそろえたリビング
      3. 部屋の形を活かして大きなソファを置いたリビング
    2. おしゃれなレイアウトにするためのコツ3つ
  10. まとめ

同棲生活の先輩たちはどんな間取りに住んでる?

実際に、他の同棲カップルはどんな間取りに住んでいるのでしょうか?

同棲カップル300人に聞いた、選んだ部屋の間取り

【画像1】少しゆとりのある「2K・2DK・2LDK」を選ぶカップルが多い(出典/SUUMOジャーナル編集部)

引用元:https://suumo.jp/journal/2017/06/20/135530/

出典:SUUMOジャーナル編集部

こちらのグラフは、不動産・住宅サイトのSUUMOが、同棲経験のある男女300名に調査をしたアンケートの結果です。

 

同棲カップルが実際に住んでいる間取りは、

「2K・2DK・2LDK」(44.3%)が一番多いです。

その次に「1DK・1LDK」(25.0%)、

「ワンルーム・1K」(18.0%)と続いています。

 

「L」「D」「K」って何?

「L」「D」「K」とは、それぞれ「リビング」「ダイニング」「キッチン」のことを指します。

「DK」と「LDK」の違いは、キッチンスペースにリビングとしても使えるような広さがあるかどうかで決まります。

また、その前の数字の数は、リビング・ダイニング・キッチンを除いた部屋の数を示します。

つまり、2LDKというのは「2つの部屋に加え、キッチン・食堂と、リビングとして使える広さの空間がある間取り」ということになります。

アンケートからは、部屋が2つ以上ある間取りが人気であるということがわかりますね!

しかしお部屋探しに正解はなく、カップルによって一番いい間取りって違うモノ。

お互いにしっかり相談して、自分たちにピッタリ合った間取りを選びましょう!

よくある間取り選び失敗談

間取り選びを失敗してしまうと、どんなことになるのでしょうか。

間取り選びを間違えてしまった同棲カップルに、よくある話をまとめてみました。

家賃の高さ、負担の割合でケンカに

少し家賃が高いけどいい部屋を見つけたので、そこで生活を始めた二人。

だけど毎月の支払いが大きいので、思っていたより家計を圧迫してしまいます。

欲しいものや食べたいものをそれぞれ我慢しながら節約していましたが、それがストレスで精神的にも余裕がなくなってしまいます。

しかも家賃をどっちがいくら払うというのを、はっきりと決めていなかったので、毎月家賃の分担をめぐってケンカになってしまいました。

物を置くスペースがなくて窮屈

間取りを決めて同棲を始めるために、それぞれ荷物を部屋に運んで引っ越しを終わらせました。

すると二人ともおしゃれ好きだったこともあり、洋服などの荷物の量がとんでもないことに。

とても備え付けのクローゼットひとつだけでは入りきらないので、新たにクローゼットを買って部屋に置いたところ、予定していたよりも住むスペースが狭くなってしまいました。

広すぎて一部屋余ってしまった

2LDKの間取りで同棲生活を始め、一人一部屋で寝室も別々で用意しました。

しかし実際生活してみると一緒にリビングにいることがほとんどで、寝るときも結局どちらかの部屋で一緒に寝ることになっていました。

結局ひとつの部屋はほとんど使うことがなくなり、一部屋ぶん掃除が大変になるだけという、もったいない結果となってしまいました。

生活リズムを乱されてストレス

1LDKで同棲をはじめた社会人同士の二人。

彼氏はサラリーマンで朝早くから出勤し夜に帰る生活なのですが、彼女はサービス業で片方は昼から深夜までの勤務。

なので仕事の日は、彼女より先に彼氏は寝なくてはいけないのですが、寝るベッドが一緒なので彼氏は彼女が寝るタイミングでいつも絶対に起きてしまいます。

はじめは問題なかったのですが、毎日それが繰り返されることで少しずつ疲労がたまりストレスに。

寝室を別々にできる間取りにすればよかったかなと後悔することになってしまいました。

同棲をはじめてすぐ引っ越すことに

1LDKで同棲を始めた二人ですが、一緒に過ごすうちに愛情も深まり、半年後ついに結婚することになりました。

すぐに子どもも授かることになったのですが、子どもと三人で住むとなると1LDKでは無理があると考えて、同棲開始から1年たたずに2LDKの物件へ引っ越すことになりました。

同棲前に確認するべきこと5点

失敗せずに、二人にとっての理想の間取りを選ぶためには、まずお互いの状況をしっかり整理しましょう。

同棲前に確認するべきことは次の5点です。

  1. どれくらい費用を掛けられるか
  2. 二人の持ち物の数
  3. 二人の生活リズム
  4. それぞれのこだわり
  5. 二人の将来

①どれくらい費用を掛けられるか

カップルによって月々の収入や、使える予算は変わってきます。

引っ越し費用の予算や、家賃の目安をあらかじめ決めておくことで、間取り選びをスムーズに進めることが出来ます。

またトラブルとならないために、毎月の家賃の負担の割合も決めておいたほうが良いです。

二人の収入のバランスを考えて、しっかり相談して決めましょう。

[box06 title=”合わせて読みたい”]

家賃・食費・電気代・交際費… 同棲にはいくら必要なの?

> 二人暮らし、実際にはどれくらいの生活費がかかかるの?[/box06]

②二人の持ち物の量

意外と見落としがちなのが、二人の持ち物の量。

今までお互いの家にあったものを同じ家に持ち寄ることになるので、収納に多くのスペースが必要となります。

あまり物に頓着のない人や、おしゃれが好きで服をたくさん持っている人など、人によって持ち物の量は違います。

同棲前に、改めてお互いの持ち物を確認しておいたほうがよいでしょう。

二人の持ち物の量がわかることで、必要な収納の数やタンスやクローゼットの大きさを決めることが出来ます。

③二人の生活リズム

同棲生活を始める前に改めて二人の生活リズムを確認しましょう。

ここでの生活リズムとは、

「相手がどこの会社・学校に行っていて、休みはいつか、何時に起きて何時に寝ているのか」といったことです。

お互いの通っている場所がわかれば、二人のアクセスを考えて、立地が決めやすくなります。

またお互いの生活リズムを確認することは、間取り選びで大事なことの一つである寝室選びに役立ちます。

例えば生活リズムがお互い異なるのであれば、

「寝ている相手を起こしてしまわないように、別々の部屋にベッドを置く」

といった具体的なイメージが見えてくるでしょう。

④それぞれのこだわり

「同棲生活が始まったらどんな部屋にしようかな~」

「家で何をしようかな~」

「どんなレイアウトにしようかな~」

とか考えていると、とてもワクワクしますよね。

そういう話は、ぜひパートナーと二人で一緒にしてみてください。

会話の中から、好きなものや大事にしているものが見えてきたら、何を重視して間取り選びをするかがハッキリしてくると思います。

特に、キッチン設備やお風呂などの水回りは、人によってはこだわりが強い人が多いので、二人でしっかりと話し合っておくことをオススメします。

⑤二人の将来

転勤・転職があったり、結婚をしたりなど、長く付き合っていくとお互いの環境は変わっていくもの。

しっかり相談をして、二人の将来に合わせた間取りを選ぶようにしましょう。

特に結婚前提の同棲のカップルや新婚さんは、子どもが生まれた時の為に、部屋が多めの間取りを選ぶといいかもしれませんね。

二人暮らしの間取りの決め方、お部屋探しで注目するポイント

同棲の間取りを決めるときには

二人に合った条件をバランスよく満たした部屋を選ぶことが大切です。

二人で話し合って同棲に必要な条件がわかったら、以下のポイントに注目しながらお部屋探しをしてみましょう。

これらのポイントを最もバランスよく満たす間取りが、二人が楽しい同棲生活を過ごすための理想の間取りです。

  • 家賃
  • 立地・仕事場へのアクセス
  • 物件の設備
  • 部屋の数と広さ
  • 自分たちに合った寝室をつくれるか
  • 置きたいインテリアと部屋の雰囲気が合うか

家賃

生活していく中で、一番大きな出費となるのが家賃。

同棲を開始してからトラブルにならないよう、家賃の予算と負担の割合をしっかりと決めておきましょう。

高い家賃を出せば、良い物件は見つかりやすいですが、その分生活に余裕がなくなってしまう可能性もあります。

身の丈に合った家賃の物件の中から、間取りを選びましょう。

一般的には家賃は手取り収入の3分の1以下がよいとされています。

立地・仕事場へのアクセス

晴れて同棲がはじまったとしても、二人は常に一緒にいるわけではありません。

会社に勤めていたり、学校に通ったりと、それぞれの生活があります。

お互いが会社や学校にアクセスしやすい場所を、しっかりと相談して決めることが大切です。

基本的には、生活への負担が大きい側の人に合わせて決めるといいでしょう。

他にも、近くにスーパーや病院があり買い物の時や病気をしたときに不自由しないかや、夜道が怖くない道で帰れる場所にあるかなどもチェックしましょう。

特に男性は、女性目線で防犯面での立地もしっかり考えることが大切です。

また、駅の近くで同棲ができる広さの間取りを探すと家賃が高くなりがちです。

広い部屋を探しているのならば、駅からの距離を少し伸ばして探してみるのも一つの手かもしれません。

物件の設備

間取り選びの上で、その物件の設備をしっかり見ておくことはとても大切です。

水回り、エアコン、照明など、基本的な物のほかに、同棲にあったら便利な設備をご紹介します。

広い収納

二人分の服はかなりの量になるので、広い収納は必要不可欠です。

もし収納が広ければ、狭い部屋でも意外と広々使えたりします。

クローゼット(CL)や押入れが2つ以上、もしくはウォークインクローゼット(WIC)という広めの収納がある部屋がおすすめです。

ふた口コンロ

二人で生活をしていくならば、コンロがひと口だけだと結構不便な場面が多くあります。

自炊をする予定がほとんどないということでもなければ、コンロはふた口のしっかりしたものがあるほうが良いでしょう。

独立洗面台

二人分の歯ブラシや化粧品を置くとなると、洗面台にもスペースが必要です。

独立洗面台があれば、ドライヤーやハンドソープなども問題なく置くことが出来ます。

また、どちらかがお風呂に入っていても洗面台が使えるので、お互いの生活リズムが崩れにくくもなります。

二人分の洗濯物が干せる場所

ベランダに物干し竿が1本しか設置できなければ、二人分の洗濯物を一度に干せません。

一度に干せる量が少なくなると、洗濯をする頻度を上げなくてはいけなくなるので大変です。

物干し竿が2本以上設置できるか、ベランダに十分なスペースがあると良いでしょう。

部屋の数と広さ

同棲してからの生活を想像して、自分たちには何部屋必要なのかを考えておきましょう。

思い描くレイアウトにや置きたい家具によって必要な部屋数、広さは変わります。

部屋が狭いともちろん窮屈で大変ですが、広すぎても家賃が高くなったり掃除が大変だったり、いろいろと苦労が出てきます。

なので、部屋数を増やすと広すぎるかなと感じるのであれば、広めの部屋を選ぶのもひとつの手です。

部屋数が少なくても、広い部屋を家具などを置いて2つに区切ることで2つの居住スペースを作ることも出来ます。

部屋の数と広さのバランスを考えて、いろいろレイアウトを工夫してみるのも楽しいかもしれませんね。

自分たちにあった寝室をつくれるか

2人で衣食住を共にするにあたって、寝室づくりは非常に重要なポイントです。

生活リズムなどを考えて、ベッドを別々にするか一緒にするか考えて、それが問題なくできる間取りを選びましょう。

またもし一緒のベッドで寝るのであれば、セミダブルのベッドだと少し狭いかもしれません。

ベッドがひとつなのであれば、出来る限りダブル以上のサイズが良いでしょう。

あと結構ケンカの原因となりやすいのが、寝ているあいだの布団の取り合いです。

寝る前は仲良く一緒の布団に入っていても、朝起きたら全部布団が取られていたなんてこともしばしば。

それが毎日のこととなると、どうしてもストレスもたまります。

広めのベッドで、ひとりずつの布団を用意する。これが同棲の寝具選びの鉄則です。

置きたいインテリアと部屋の雰囲気が合うか

みんな人それぞれ「新しい部屋はこんな雰囲気にしたい!」というイメージがあると思います。

自分達のの思うように部屋をレイアウトできるのも同棲生活の魅力のひとつなので、まずは部屋の雰囲気もしっかりチェックしておきましょう。

部屋の雰囲気は、壁紙やフローリングのデザイン、間取りの形、和室の有無によってかなり変わってきます。

いきなりレイアウトの完成形をイメージするのは少し難しいかもしれませんので、そんなときは置きたいインテリアを先に決めるのがいいかもしれません。

部屋に置きたいインテリアが決まれば、そのインテリアが似合う部屋の雰囲気が見えてきます。

部屋の広さやレイアウトも具体的に考えれるので、部屋の雰囲気を大事にして間取りを選びたいという人におすすめの方法です。

相手の気持ちを知る方法

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間取り図と一緒に見る間取り別の同棲メリット・デメリット

実際に同棲にはどの間取りがいいのか見ていきましょう。

間取りそれぞれのメリットとデメリットが、自分たちのスタイルに合っているのかどうか考えながら見てみてください。

1K・1DKのメリット・デメリット

家賃の安さ ★★★★★
間取りの使いやすさ ★★☆☆☆
生活ストレスのなさ ★★☆☆☆
収納の多さ ★★☆☆☆

とにかく家賃を抑えたくて、生活リズムも同じのカップルであれば、1K・1DKの間取りがオススメです。

1LDK・2DKなどと比べても、家賃はかなり抑えられます。

また、今一人暮らしをしている間取りが1K・1DKであるという方であれば、そこで一緒に住むという選択肢をとることで、同棲を始めるための費用はさらに少なくできます。

実際に学生などの若いカップルは、1K・1DKでの同棲を選ぶ人が多く、本格的に結婚をみすえた同棲の前に選ぶ間取りとして適しています。

ただし物件によっては、二人暮らしが禁止されているケースもたまにあるので、一応確認はしておくべきでしょう。

1K・1DKでは2人は常に一緒にいることになるので、1人の時間を作ることは難しくなりますが、その分カップル間の絆が深まりやすいです。

メリット

  • 家賃が安い
  • ずっと一緒の空間にいることが出来る
  • 常に顔を合わせているのでケンカしても仲直りが早い
  • 片方が住んでいる家で一緒に住むこともできる

デメリット

  • 1人になれる空間がない
  • 生活リズムが違うとストレスになりやすい
  • 置けるインテリアが限られる
  • 収納がかなり少ない
  • 二人暮らしが出来ない物件もある

1LDKのメリット・デメリット

家賃の安さ ★★★☆☆
間取りの使いやすさ ★★★★☆
生活ストレスのなさ ★★★☆☆
収納の多さ ★★★☆☆

「リビングがほしいけど、費用は少し抑えたい」という人におすすめなのが1LDKの間取りです。

部屋は1つしかありませんが、広いリビングがあるので、好きなインテリアを置いて自由にレイアウトすることができます。

また、1LDKには対面キッチンがある間取りが多いので、料理が好きな人にも人気の間取りです。

基本的にリビングで一緒に生活することになるので、二人の仲をより深めることが出来る間取りです。

メリット

  • 一緒にいる時間が長くなり絆が深まる
  • ケンカをしても顔を合わせているから仲直りがはやい
  • 部屋を広く使えるからホームパーティーもできる
  • リビングが広く、好きなインテリアを置きやすい

デメリット

  • 1人の時間が少なくなる
  • 収納が少ない
  • 同じ空間を共有するので、掃除への意識が違うとケンカの元
  • 生活リズムが違うと生活しにくい

2DKのメリット・デメリット

家賃の安さ ★★★★☆
間取りの使いやすさ ★★★☆☆
生活ストレスのなさ ★★★★☆
収納の多さ ★★★★☆

2DKは2つの部屋と、ダイニング・キッチンに使える空間を持つ間取りです。

生活リズムが異なり、寝室を別々にする必要があるカップルであれば、一人一部屋使うことが出来る2DKの間取りのほうが良いでしょう。

実は2DKは築年数が古めの物件が多く、その分家賃は1LDKよりも抑えることが出来ます。

2部屋のうち1部屋は和室であることが多いです。

なので、もしフローリングのほうが良ければ、フローリングシートを敷いて洋室チックに使うのもよいでしょう。

メリット

  • 部屋を柔軟に使える
  • 収納が充実している
  • 生活リズムが違っても大丈夫
  • 家賃が安め

デメリット

  • 2人でくつろいだり、人を招けるスペースがない
  • 築年数が古めの物件が多い
  • 駅チカの物件が少ない

2LDKのメリット・デメリット

家賃の安さ ★★☆☆☆
間取りの使いやすさ ★★★★★
生活ストレスのなさ ★★★★★
収納の多さ ★★★★★

2LDKには二人のそれぞれの部屋と、一緒にくつろげるリビングがあり、二人暮らしに必要な要素がすべて入った間取りです。

リビングが広いのでソファを置いたりして、のんびりくつろぐスペースを作ることが出来ますね。

冬にはこたつなどを置いてもよいでしょう。

部屋も2つあるので、1つは寝室で1つは趣味の部屋など、自由にレイアウトがしやすいのも特徴です。

将来的に結婚して子供が生まれた場合も、そのまま生活することもできそうですね。

2LDKは築浅の物件が多いので、その分家賃も高くなりがちです。

なので、社会人同士の同棲などでなければ2LDKに住むのは厳しいでしょう。

しかし予算的に問題ないのであれば、間違いなく同棲におすすめできる間取りです。

メリット

  • 比較的新しい物件が多い
  • 対面キッチンがある間取りが多い
  • 一人一部屋持つことが出来るので生活リズムが違っても快適
  • レイアウトの自由度が高い
  • 将来、子供を持っても生活ができる

デメリット

  • 家賃が高い
  • 一部屋使わなくなることも
  • 広い分掃除が大変、空調が効きにくい

3DK・3LDKのメリット・デメリット

家賃の安さ ★☆☆☆☆
間取りの使いやすさ ★★★★★★
生活ストレスのなさ ★★★★★★
収納の多さ ★★★★★★

2人とも安定した収入があり結婚前提での同棲ならば、思い切って3DK・3LDKの間取りを選ぶのもひとつの手です。

3部屋あることで、寝室を作ったうえでお互いの自分の部屋を持てるので、より自由な生活ができます。

将来子どもが生まれた時も、無理なく子ども部屋を作ることが出来るので、結婚してからも長く住むことが可能です。

だけど二人暮らしのあいだは、少し広すぎるかもしれません。

広い分、掃除も大変になりがちです。

しかし、友達を招いてホームパーティーをしたり、自分だけの部屋を好きにコーディネートできたりと、3DK・3LDKだからこそ出来ることはたくさんあります。

予算が許すのであれば、ぜひ3DK・3LDKの部屋も検討してみてください。

メリット

  • 寝室と居住スペースと完全に分けることが出来る
  • 結婚して子どもが生まれてもずっと住める
  • 生活リズムのずれによるストレスがない
  • 仕事場や趣味の部屋を作ることが出来る

デメリット

  • 家賃がすごく高い
  • 掃除が大変
  • 広すぎて二人暮らしだと寂しく感じることも

【番外編】ワンルームで同棲ってできるの?

家賃の安さ ★★★★★★★
間取りの使いやすさ ★☆☆☆☆
生活ストレスのなさ ★☆☆☆☆
収納の多さ ★☆☆☆☆

ワンルームの部屋に、二人で一緒に住むことは可能なのでしょうか?

実はごくまれに、二人入居可能なワンルームの部屋も存在します。

もし二人で住めるのであれば、家賃は極限まで減らすことが出来ます。

それにワンルームの部屋は、便利な立地にある物件が多い傾向にあります。

狭い部屋の中でずっと一緒にいるのは大変かとは思いますが、お金を節約するために二人で協力して頑張っていくのも、楽しい同棲生活像の一つではないでしょうか。

メリット

  • 家賃が最も安い
  • 便利な立地の物件が多い
  • 掃除がしやすい
  • ずっと一緒にいられる

デメリット

  • 部屋が狭いのでレイアウトの自由が少ない
  • ケンカをしたときに逃げ場がない
  • キッチンを使うとニオイがうつりやすい
  • 生活リズムが違うとストレスになる
  • 二人暮らしが出来る物件が少ない

同棲カップルの関係別・おすすめ間取り

社会人カップルには1LDKがおすすめ

お互い社会人だと、すれ違いの毎日になってしまうことが良くあります。

なのでなるべく一緒にいられる時間を大切にするためにも、1LDKの間取りがおすすめです。

仕事で疲れて帰ってきた時や休みの日に、同じリビングでくつろぐことでリラックス効果も高まり、二人の絆も深まります。

キッチンでご飯を作るときや家事をする時でも、常にお互いの顔が見えるので、働きながらだと大変な家事も二人で支え合いながらこなしていけるでしょう。

結婚前提・新婚生活には2LDK以上がおすすめ

これから家庭を持つことを考えて結婚生活を送っていくなら、2LDK・3DK・3LDKなどの2LDK以上の広さの間取りがおすすめです。

2LDK以上であれば、もし結婚をすることになったり、子どもが生まれてもそのまま住めます。

またお互い社会人であれば、生活リズムに違いが出てくることも多いです。

そんな時に2LDK以上の間取りであれば、お互いの生活にストレスを与えることなく一緒に過ごすことが出来ます。

家で仕事をしたり、1人でリラックスしたいという時に、自分の部屋があるとかなり快適に生活できるので、お互いの生活をを尊重しながら、充実した同棲生活が送れるでしょう。

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同棲したらいつ結婚すればいいんだろう?タイミングがわからない…

>同棲から結婚につなげるコツ[/box06]

社会人と学生の同棲には2DKがおすすめ

片方が学生だと、社会人同士の同棲と比べて使えるお金があまり多くありません。

しかし学生と社会人はそれぞれ必要な荷物も違うので、別々に物を管理できるだけのスペースも必要となってきます。

なので社会人と学生の同棲であれば、家賃が安めで部屋が2つある2DKがおすすめです。

部屋が2つあれば、部屋づくりの自由度が高くなるので、学生の勉強部屋にしたりもできますし、友達を家に招いたりもしやすいです。

環境も価値観も違う二人なので、お互いの生活を尊重するためにも、それぞれの空間を確保することが、社会人と学生の同棲生活をよりよくするコツです。

学生同士などの若い二人の同棲には1DKがおすすめ

学生同士などの若い二人であれば、1DKで同棲をはじめるのが一番おすすめです。

無理をして1LDKなどの間取りを選ぶと、家計を圧迫し、精神的余裕も無くなってきてしまいます。

生活リズムも同じであることが多いので、1DKだとずっと一緒にいる感覚を一番感じられます。

ひとつの部屋をどんな雰囲気の部屋にするかを、一緒に相談して決めるのも楽しみの一つですね。

二人で協力して節約して、一つの部屋で支え合って生活していくことで、二人の絆もより深いものとなっていくでしょう。

【おまけ1】同棲の費用ってどれくらいかかるの?

実際に同棲を始めるときは、具体的にどれくらいお金を用意するべきなんでしょうか?

他の同棲経験者の場合を見てみましょう。

同棲にかかる初期費用

月々の家賃の支払いとは別に、初期費用として必要なものは、

  •  礼金(部屋を借りるときに、部屋を所有する大家さんに対して支払うお金)
  • 敷金(部屋を退去するときの部屋の修繕費として、入居前にあらかじめ払うお金)
  • 仲介手数料(物件を借りるときに利用した不動産会社に対して支払うお金)
  • 前家賃(物件の契約時に支払う、翌月分の家賃)
  • 引っ越し費用(今の荷物や家具を新居に運ぶ際にかかる費用)

の主に5つです。

では、一般的にこれらの費用はどれくらいなのでしょうか?

引用元:https://suumo.jp/article/oyakudachi/oyaku/chintai/fr_couple/enq201803/

出典:「同棲に関する調査」より/リクルート住まいカンパニー調べ)

こちらはリクルート住まいカンパニーが、同棲をしている(していた)男女300名に聞いた、同棲に掛かった費用のアンケート結果のグラフです。

アンケートから300名の平均金額を計算すると、

  • 礼金:約6.9万円
  • 敷金:約7.7万円
  • 仲介手数料:約5.4万円
  • 前家賃:約8.2万円
  • 引っ越し費用:約7.5万円

初期費用の平均合計額:約35.7万円

となります。

また、家具や家電を新しく買う場合だとさらにお金が必要になります。

引用元:https://suumo.jp/article/oyakudachi/oyaku/chintai/fr_couple/enq201803/

出典:「同棲に関する調査」より/リクルート住まいカンパニー調べ)

いざ同棲を始めるとなると、思っているよりもお金がたくさん必要となりますね。

初期費用がなるべく安くなるような物件を探すのはもちろんですが、家具や家電もできる限りお互いのものを持ち寄るなどして、できる限りムダな出費をおさえましょう。

【おまけ2】同棲にあうレイアウト例

同棲の楽しみのひとつである、部屋のレイアウト。

特にリビングは、どんな空間にしようかワクワクしますよね。

そんなあなたに、同棲におすすめのレイアウト例と、レイアウトのポイントをご紹介します。

同棲におすすめのレイアウト例

物をあまり置かない開放的なリビング

リビングにある物をなるべく少なくして、広々と使える空間にしたレイアウトです。

明るい色調のなかにダークな色の物を数個置くことで、部屋全体が引き締まって見えます。

小さめの家具でそろえたリビング

L字のソファのほかを、似た印象の小さな家具で統一したレイアウトです。

背の低い家具で揃えることで天井が高く見え、空間に開放感が出ます。

部屋の形を活かして大きなソファを置いたリビング

縦長の部屋の形を活かして、大きなソファを配置したレイアウトです。

大きなものを置くと窮屈な印象になりがちですが、他の部屋からでも一直線に視界が開けているので、すっきりとした雰囲気の部屋になっています。

おしゃれなレイアウトにするためのコツ3つ

部屋をおしゃれに見せるレイアウトのコツは

  • 必要なものだけを置くこと
  • 視線の「抜け」を意識すること
  • 色使いを統一すること

の3つです。

たとえおしゃれな家具をたくさん買ったとしても、物が多すぎるとどうしても窮屈な印象の部屋になります。

おしゃれな部屋をつくるには、広い空間を作ってすっきりとした印象に見せるのがコツです。

窓際に背の高い家具を置いてしまったり、全体的に家具が散らばっていると、パッと見でごちゃっとした印象を受ける部屋になってしまいます。

背の低い家具を置いたり、家具の配置をまとめたりすることで、視線の「抜け」が良くなり、すっきりとした印象の部屋になります。

また明るい色には、部屋を広く見せる効果があります。

なので、広く見せたい場所を明るめの色合いにするだけで、部屋の印象がかなり良くなります。

まとめ

いかがだったでしょうか?

間取り選びの際にチェックすることや、間取りごとのメリットとデメリットが良く分かったのではないかと思います。

自分たちの同棲にピッタリの間取りを選ぶために一番大切なことは、

二人が何を大事にして、これからどう生活をしていくかを、お互いにしっかり相談することです。

すべての条件が完璧な間取りというものはありません。

自分たちが何を重視するのかをはっきりとさせて、一番バランスの良い条件の間取りを選びましょう。

また、同棲に向けて計画を立てることも、同棲の楽しみのひとつです。

この記事をお読み頂いたあなたも、今度はパートナーと一緒に、もう一度この記事を読みながら、二人で楽しく同棲計画を立ててみてください。

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ご両親に挨拶したほうがいいのかな…と迷っている方はこちらもご覧ください!

>同棲前に両親へ挨拶は必要?挨拶のタイミングと好印象なセリフや服装は?

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