叛逆の物語の考察!ほむらが悪魔になった理由は身勝手ではなく、まどかのためで泣ける

2013年に公開された叛逆の物語。

最初に見たときはちょっと理解が難しくて、えっ、どういうこと!?と思っていたのですが、2回、3回と見るにつれて理解が追い付いてきました。

1回目見たときは、本編が魔獣と戦うってことだったので、魔獣編になるのかな?と楽しみにしていたのですが。

最初の方は、何故かまどか、さやか、マミ、杏子が復活していて、そしてなぜか敵キャラのお菓子の魔女、シャルロッテがべべと呼ばれてマミと暮らしているという。

雰囲気も本編のような鋭さや重さがなく、杏子まで見滝原中学校の生徒になって、さやかと仲良しで、なんだこの世界??って感じでした。

とくに仁美がナイトメアに襲われて、それを魔法少女で退治してるところなどは、マジカルバナナみたいな感じで、本編のシリアスで無駄のない演出を期待していた分、なんだこれ?と思ったのが正直なところです。

だんだん物語が進んでいくにつれて、シリアス度が増していきます。ほむらが、この世界は何かおかしいことに気づき、魔女の結界の中にいることに気づく。

そこからのマミ対ほむらの戦闘はかなりの迫力で見ごたえがありました。

そして、とうとうほむらが自らが魔女になって、結界を作っていたのだと気づく。

ここの描写も、本編に比べると映像芸術に寄りすぎてて、抽象的でえらくわかりづらい部分がありましたね・・・。

 

そして、みんなの助けを借りて、ほむらは結界から脱出。まど神様が迎えに来る。

 

それでハッピーエンドかと思いきや、まさかのほむらの悪魔化。ここは、まじで「えっ!?」って感じで度肝抜かれました。

これでこそまどかマギカだよな~。

 

だけど、ほむらの悪魔化については1回目見たときは、ほむらのまどかに対する執着で、やったんかなって印象でした。

悪魔化したあと、明確にほむらが悪役のように描かれているし、まどかが転校してきたときに、渡り廊下のところで、

「欲望より秩序を大切にしてる?」みたいなことをほむらが言って、まどかの肩に手をかけているときの目がヤヴァイですし。

質問の答えも、まどかが「ルールを勝手に破っちゃだめだよね」と言いますよね。暗にほむらがルールを勝手に破ったかのようなセリフですよね。

だから、叛逆では明確に、ほむらの悪魔化、悪役化、異常者化、まどかへの執着のために身勝手なことをしたやつ、みたいな印象を受けました。が、2回、3回見るとその印象は覆りました。

全てはまどかのためだったんですよね。

それに、ほむらはまどかを神の座からおろしたのではなくて、まどかの人間の部分だけを円環の理から剥ぎ取ったんですよ。だから、魔女化しない世界、というルールは維持されてるんですよね。

まどかはみんなと一緒にいられる。さやかもマミも復活した。魔女化しない世界は維持されている。ついでにきゅうべぇはボコボコにされている。

あれっ、これ理想的な世界じゃね?ほむら、みんなを救ったヒーローじゃん。と思わずにはいられないのですよね。

であるにも関わらず、ほむら自身は悪魔だっていうし、目はやばいし、悪役的な演出をするし、さやかはほむらのことを「あんたが悪魔だって忘れない!」ってめっちゃ目の敵にしてるし。

ほむらが悪魔化することを決意した瞬間

実はほむらは、ニセ見滝原の見晴らしのいい公園でまどかといるシーンで、こういうようなことを言ってます。

私ね、悪い夢をみたの。まどかがいなくなって、誰もまどかのことを知らなくって、私だけがまどかを知ってて。私自身もまどかは空想だったんじゃないかって疑い始めて・・・。誰にもこの気持ちを分かってもらえなくて。と言って、ほむらが泣きます。

そのときに、まどかは、みんなから忘れられて、いなくなっちゃうなんて、私にはできないよ。ほむらちゃんが我慢できないことを、私だって我慢できるわけないよ。と。

その時に、ほむらは、やっぱりそうだったのね!私、なんて馬鹿な事・・・あの時、やっぱり認めちゃいけなかったんだ。と思います。

ここで、ほむらは悪魔化することを決意したと思われます。

二回目を見れば、ああなるほど、このやりとりがほむらに悪魔化を決心させたのね!と分かるのですが、初見だと突然最後のほうで悪魔化してわけわかんないですよね。

まどかマギカ、伏線すごすぎなんですよね。

 

まどかは、みんなから忘れられることも、いなくなることも、本当はとてもつらいことだったのです。

だから、ほむらはそんなつらいことはまどかにやってほしくない。まどかには幸せでいてほしい。という思いからまどかを円環の理から助け出したのですよね。

 

それは、まどか自身の意思は無視した行為です。まどかは、みんなが魔女になるのを防ぐためにまど神になったので。そのまどかのみんなを助けたい、という意思に反する行為であると思います。

とはいえ、ほむらが奪ったのは、まどかの人間の部分のみ。円環の理は依然として存在し続ける、と思うのですが、どうなのでしょうね。

 

ただ、ワルプルギスの廻天の予告を見るに、「円環の理は私たちの救いだったのに、ほむらはそれを奪った」「私たちは暁美ほむらを許さない」というようなセリフがあります。

ということは、円環の理はほむらの悪魔化によってなくなっちゃったと思った方がいいのかな?それなら悪魔、というのも納得はつくなぁ。

うーんどうなんだろう。なんか明後日の方向のこと言ってたらごめんなさい。

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